ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

安定した状態など、とんでもない!福島第一は、手のつけられない状況にあるんです!

2011年09月26日 | 日本とわたし
現代ビジネス "経済の死角" 2011年09月24日(土)
作業員の告白「いまだ1万ミリシーベルト検出!作業拒否が続出」
6ヵ月経った今も混乱が! [劣悪な宿泊環境、素人投入で増す負担、タダ働きの人も]

の記事から、抜粋させていただきました。

『未曾有の原発事故から6ヵ月。
福島第一原発の作業現場は、今も大混乱が続いていた。
東京電力の協力企業で働く村上忠晴氏(仮名、30代)が明かす。

人手が足りず、最近では原発で仕事をしたことのないような素人でも、東電はフクイチ(福島第一の通称)の作業員として大量に採用しています。
彼らは、放射能への警戒心が薄い。
平気で汚染された瓦礫を触ろうとし、中には原子炉建屋の見える高台で記念撮影をする者もいるんです。
そんな緊張感のない作業員が増えたから、現場は混乱する一方です。
防護服の着方など、彼らに原発作業のイロハを教えるだけで疲弊しています。
 
いまだに1日1万5000円の約束だった日当が払われていません。
元請け(親会社)の所長に『なんでカネを払ってくれないんですか』と詰め寄ると、こう言い放ったんです。
『お前は下請けだろう、そんなことを言う資格はない』と。
東電の社員にも掛け合いましたが『指導を徹底しますので・・・・・・』と答えるばかりで、元請けを厳しく注意しようともしません。

私たち作業員の多くは、前線基地のJヴィレッジ(福島県楢葉町)近くの旅館に滞在しています。
私がよく泊まるのは十数人用の部屋ですが、同室の作業員たちの業務開始時間はバラバラ。

深夜の勤務を終え宿に戻り、明け方にようやくウトウトしていると、早朝に作業のある人たちが起きてゴソゴソと支度を始めます。
とても安眠できる環境ではありません。

1~2時間しか眠れない日が続き、炎天下の作業中に吐き気をもよおしたり、
フクイチからの帰り道で居眠り運転して事故に遭いそうになったこともあります。
9月に入り少し涼しくなっても、1日に10人ほどの作業員が熱中症や疲労などで倒れているんです。
こうした生活環境を早く改善してほしい」


別の協力会社で働く佐藤治氏(仮名、40代)は、「安定した状態など、とんでもない」と東電の発表に否定的だ。

「東電はいい事ばかり発表しています。
現場では進んでいる作業より、遅れている作業のほうが多いんです。
一番の障害は、凄まじい放射線量の危険地域です。
8月1日に、1号機と2号機の原子炉建屋の間にある排気筒近くで、毎時1万ミリシーベルト(一度に浴びると確実に死に至る線量)という、信じられないような高い線量が検出されました。
そこからは、いまだ超高水準の線量が出続けています。
以来100ミリシーベルト以上の場所が次々に見つかり、『立ち入り禁止』と書かれたコーンがあちこちに置かれ、付近では作業ができません。
こうした数値の恐ろしさを知っているベテラン作業員の中には『死地に行くようなもんだ』と、フクイチの仕事を拒否する人が続出。
代わりに素人が増え、現場が混乱する要因にもなっているんです」


そもそも、浄化システムを構築したり、原子炉建屋をカバーで覆っても、所詮は〝応急処置〟をしているだけ。
放射性物質の発生元である、溶解した核燃料を取り除くためには、いつかは格納容器近くに作業員が入らなければ根本的な解決にならない。
だが「そうした作業はほぼ不可能だ」と、東芝で原子炉格納容器を設計した後藤政志氏は分析する。

1~3号機では、核燃料が圧力容器だけでなく、格納容器からも溶け出ている可能性が高い。
どれだけの核燃料がどこまで拡散しているのか、誰も確認できない状態です。
そんな人類が経験したことのないような危険な現場で、人間が作業できるとはとても思えません。

福島第一は、手のつけられない状況にあるんです」』


この記事がほんまのほんまのことを書いてるのかどうか、それを証明できる術はわたしにはないけど、
断片的にポツリポツリと耳にしたことがある話ばっかりやから、多分これが現実なんやろと思う。
「ちゃんと冷やせてますから。安定してますから」言うてる東電。
冷やせてますって……冷やさなあかんもんが残ってるのかどうかもわからんくせに、
溶けたもんがどこでどんなふうになってるのか、誰も知らんくせに、
とにかく、地下水脈にぶつかってしもたら今度こそ日本半分お陀仏やから、地中に遮蔽壁作れ言うても、うだうだと誤摩化して工事すら始めてないくせに、
どこが安定しとんねん。安定してんのは放射能のダダ漏れ汚染だけやん!
もうあかん。手のつけようが無い。お手上げや。すんません。誰か助けてくれませんか?
なんでこれが言えんのや?
言うたら金払わなあかんからか?
会社のメンツが立たんからか?
たかが電気作る会社のために、なんで日本がここまでグチャグチャにされなあかんねん?
あんたらが勝手に、あちこち金ばらまいて、まともな調査もせんと建ててしもたバケモンなんか、今すぐこの世から消えてもろても全然かまへんねん。
けど、消えんやろ?あのバケモンは核のゴミやら燃料やらで詰まってるんやから。
使わんかっても、その核物質は、永遠にお守りが必要なんやろ?
それにどんだけの金かかるねん?どんだけの汚染が続くねん?どんだけの心配が必要やねん?
あそこにおっきな地震が来たらどないしょう。おっきな津波が襲ったらどないしょう。放射能で町や村が殺されたらどないしょう。
たかが電気の会社に……。
浜岡みたいに反抗してえな!しようと思えばできるねん!変われるねん!みんながそれぞれに変わったら変えられるねん!

ダーウィンさんがこんな言葉を残してくれてはるで。
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもない。唯一生き残るのは変化する者である』
コメント (2)
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