アメリカCNN『Anderson Cooper 360°』(2011/7/19日放送分)から抜粋
『キュン、4ヶ月経った今も、我々がこの事を取り上げているなんて、信じ難いですよね。
先週、日本政府は、「少量の消費であれば、汚染された牛肉は安全だ」と言っていました。
そして、今日になって、福島県産の牛肉の出荷を禁止しました。
これは、突然の転換に見えるんです。
正確には、何が起こったんですか?
サンジェイ、これは実際に、非常に思いがけない転換ですよね。
それと、政府が意図的に、この事を過小評価しようと試みていたかどうか、我々にはわからないんです。
しかし、政府がこの問題を、掌握していないという印象を、間違いなく消費者に与えたでしょう。
当初、政府はこれらの声明を発表した時、おそらくは、少量の牛について説明していたと思われます。
しかし今、この危機は拡大しています。日々、拡大しているんです。
我々は今、全国に出荷された、550から650頭の牛について語っています。
そして、これらの数字は日々、増加しているのです。
今、消費者がすべき質問は、福島県外で汚染されている餌や牛は、大丈夫なのか?ということです。
これは、既に起こっていることなんです。
その肉は大丈夫なんでしょうか?
政府は、この危機を収束するために、何をしようとしているのでしょうか?
そんなことから、そのことでは、多くの消費者が心配しています。
そうですねキュン、あなたがおっしゃるように、故意にか隠そうという意図があるかどうかについて述べるのは、非常に難しいことですね。
しかし、全ての事項に関して懸念されているのです。
私がそこにいた時は、ほうれん草、牛乳、お茶の葉、魚が、問題になっていました。
見た感じでは、処置が誤っているようです。
食品供給に関して、日本政府による保証は、信頼が置けるのでしょうか?
消費者の方々に聞いてみたところ、特に、食料品店なのですが、彼らは「本当にわからない」と言っています。
何故かというと、食料品店の棚に並んでいるものは、みな、とても似通っているからです。
肉売り場は、アメリカで見られるものと非常に似ています。
購入する肉はセロハンで包まれており、非常にきちんとしています。
しかし、その牛が、どのような餌を食べているかわからないのです。
それがどこから来ているのかもわからないのです。
ですから、政府を信用するしかないのです。
今、懸念されているのは、もし、その牛に与えられている餌を管理している政府を信用しないならば、
自分の子供に与えるその肉が、安全なのかどうか、そのことがわからなくなってしまいます。
ですから、これは非常に大きな、考えるべき事柄なのです。
何故なら、何を食べてよいのかわからないのですから。
さらに、鶏肉も大丈夫なのかどうかわからないのです。
魚は大丈夫なんでしょうか?
それはもう、ひいては、日本人の日常においての食べ物全般は大丈夫なのか?ということなるのです』
思うねんけど、アメリカかて、もし自分のとこの原発が大事故を起こして、えらいことになったら、今の日本なんか比べもんにならへんぐらいに、えらい圧力かけて隠しまくるはずや。
日本かて、チェルノブイリの事故に関しては、ええ報道しとったやん。
記者やら医者やら科学者やら生物学者やら、どんどんあっちに送って、リポートしとったやん。
原発世界は、せやからイヤらしいねん。
ほんまは、ひとたびおっきな事故が起こったら、もう取り返しのつかへん事態になるって知ってるねん。
人間なんかの知恵や力では、解決の仕様の無い、途方もなく恐ろしい化け物やって知ってるねん。
けども、他人の不幸はやっぱりおもろい。どこまで酷いことになるのか知りとうてたまらん。
自分らの仮定や想像が正しいのか、もっとすごいのか、自分らが全然痛まんと見れるんやから、そんなオイシイ話は無い。
最悪なんは、事故を起こした同じ国の中に、それも、国の中枢にのさばってる人間の中に、そういう、まるでよその国の事のように思てるばかりか、人の痛みも苦しみも全く想像できひん、人間の皮かぶった悪魔みたいなんが必ず居るってこと。
平然と、それも暫定基準を自分らの都合のええように勝手に変えてまで、食べ物に毒混ぜる国やで。
「健康を考えて食べたくない」言うたら、「非国民」「非情」「みんなは我慢してるのに」「風評被害」「応援する気無いのか」……、
じゃかぁしい!黙っとれ!食べとうないもんは食べとうないねん!体の中に放射能のヤリなんか入れとうないねん。選ぶ権利あんねん。
空気も水も食べ物も、生きていく上で必要不可欠なもんやんか。
そんな大事なもんに、これぐらいの放射能は大丈夫やからって、そんな、まだ世界中探しても誰ひとりわかってないのに、安全な放射能汚染がなんで日本だけに、それもいきなり存在してんねん?
今、基準を好きなように上げたり下げたりしてるそこのあんたら。あんたらはええわな。
あんたらのせいで、毒入りの食べもん食べさされた赤ん坊や子供が、精神病になったり、芋虫みたいに床で這いつくばるしかできんようになったり、心臓が弱ったり、白血病や癌になったりしても、
それで、その本人はもちろんのこと、その子の家族が、毎日毎日、苦しんで泣いて、絶望しては気をとり直すことを繰り返してても、
その頃にはもう、とっくの昔に隠居してるか、あの世に行ってるか、どっちにしても、責任なんかとらんでもええことになってるもんな。
そやからそんなことができんねん。
そやからそんなことが言えんねん。
そらやかわたしは、そんなあんたらに、心底、腸が煮えくり返るほど腹立つねん。
絶対にえらい目に遭わせたるからな。
辛い未来を抱えてしもた、子供と大人全員の辛さを、じっくり味わえるような老後を送らせたるからな。