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米線なる麺料理、辛いのか旨いのか!? @過橋米線・末広町

2015-01-07 06:48:26 | うまいもの
ラーメンと言えば夜中に食べるもの、という誤った感覚を修正するため、ランチにラーメンを食べてみることにしました。
ただ、いざラーメン屋に入ろうとすると、意外にどこに行くかが決まらず…。。夜中だとアッという間に決まるのに、昼だと意識がハッキリしている分、却って余計なことを考えてしまうんですよね(^_^;)

そんな時、一緒にいた後輩が、「ラーメンじゃないですけど、面白い麺があるので行きませんか?」と助け舟を出してくれまして、生まれて初めて“米線(べいせん)”なる麺料理を食べることになりました。
米線とは全く馴染みがない麺ですが、何でも雲南地方の麺らしく、想像されるように米粉で作られているとのことでした。

ええと、能書きよりも、写真を見て頂いた方がいいですね。
こちらが土鍋米線と麻婆丼のセットです。


土鍋米線。見た目的に非常に迫力があります(^_^;)


お気づきと思いますが、この麺料理、スープが真っ赤です。
実は、ここのメニューには写真が載っているので、注文する時にスタッフに聞いたみたんです。
そうしたら、「辛さはそれほどでもないです。本当に辛いのは坦々麺の方で、土鍋米線はうちで使っている辣油と同じ辛さですから、大丈夫だと思います」みたいなことを仰いまして。。

なーるほど、辣油と同じなら大したことないよね…って、私、この店初めてなので辣油がどのぐらい辛いかとか、知らんのですわ。。でもまあ今までの人生、大概の辛いものは何とかしてきたわけですし、多少のリスクは覚悟の上で思い切って注文することにしたのです。
ただし、本当に辛くてどうしようもない時、頼りになるのはご飯だったりしますので…。

そんなわけで麻婆丼です。


こちらが土鍋米線の麺です。


うむ、麺自体はそれほど癖がなく、モチッとした美味しい麺だと思います。
でも、とにかくスープが強烈で、麺の食感を落ち着いて楽しむ雰囲気にはなれないかも…。
確かに辛さ自体は強烈ではないのですが、日本人にはどっぷりと辣油に浸かった麺を食べる習慣は無いですからね。 どうも、心のどこかに、『こんなものを大量に食べていいのか?????』という気持ちが沸き起こってくるんです(^_^;)

麻婆丼は普通に美味しいのですが…


当たり前ですが、辛さを中和するためには麻婆丼よりも普通のご飯の方がいいですね。
こちらの麻婆は結構濃い味系なので、土鍋米線との組み合わせは“濃い+濃い”になりますので、そのあたりも考慮したうえで発注することをオススメします。

そして、米線を食べ進めていくと。。


先ほど、スープが強烈で日本人には…みたいなことを書きましたが、実は、上の写真ぐらいに食べ進めていくと、このスープがとても美味しく感じられてくるんです。
山椒や薬膳系の香りが効いていて、強烈な辛さは感じないものの汗がじんわり流れ出る感じ、わかりますかね?
辣油に浸かっているだけなのに、辛みと旨み、どちらも感じてしまえるのはどういう事なのでしょう??
うーむ、雲南料理恐るべし…(^_^;)

まあ、誰にでもお勧めする料理ではないかもしれませんが、興味がある方は是非試してみてください。
正直言って、私はチャンスがあればもう一度食べたいと思っています(^^ゞ


過橋米線(カキョウベイセン)
千代田区外神田6-5-11 MOAビル 1F
050-5890-7226 (予約専用)
03-3835-7520(問合せ専用)

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