ZBAT!競馬@SANSPO.COM 『【フローラS】伏兵モズカッチャンが差し切り勝ち!』
第52回サンケイスポーツ賞フローラステークス(3歳牝馬、G2、芝2000m)は、和田竜二騎手騎乗の12番人気モズカッチャン(栗東・鮫島一歩厩舎)が快勝。クビ差2着のヤマカツグレース、さらにアタマ差3着のフローレスマジックとともに、オークス(5月21日、芝2400m)の優先出走権を獲得した。タイムは2分1秒3(良)。
レースはタガノアスワドが逃げ、ヤマカツグレース、フローレスマジック、ザクイーンなどが先行集団を形成。ホウオウパフュームは中団のやや後ろという位置取りだった。直線でヤマカツグレースが抜け出し、フローレスマジックが追撃。しかし、道中7~8番手の内にいたモズカッチャンがグングンと脚を伸ばし2頭を差し切った。12~13番手でレースを進めていたホウオウパフュームは、直線で外に持ち出されたものの伸び切れなかった。3番人気タガノアスワドは4着。
モズカッチャンは、父ハービンジャー、母サイトディーラー、母の父キングカメハメハという血統。通算成績は5戦3勝。重賞初勝利。サンスポ賞フローラSは、鮫島一歩調教師、和田竜二騎手ともに初勝利。
-----
無敗馬の存在、主要レースの内容などから牡馬に比べてハイレベルと言われてきた今年の3歳牝馬ですが、桜花賞でソウルスターリングが敗れ、果敢に皐月賞に挑戦したファンディーナが跳ね返されたことで、一気に混戦の様相を呈してきました。
オークストライアルのフローラステークスでも、そんな流れを象徴するかのように単勝12番人気の伏兵、モズカッチャンが先行策からの見事な差し切りで優勝、10番人気ヤマカツグレースとともに、3連単39万円の高配当を演出しました。
開幕週の東京は、予想通りに前が止まらずインが伸びる馬場。
1000m通過が61.5秒では、後ろから外を回る馬にチャンスはありませんでした。
ちなみに4着に逃げ粘ったタガノアスワド(3番人気)は、つばき賞でファンディーナの2着だった馬。 あの時の内容を思い返すと、今日の上位3頭が本番でどこまでやれるかは…、なかなか難しいところかもしれません。
本番はさすがにもっと厳しい流れになるでしょうし、相手も揃ってきますからねぇ。
それにしても、ほんの数週間前までは、牝馬クラシックがこれほど混戦とは思っていませんでした。
展開や枠順、駆け引きなどで着順が変わる方が馬券的には面白いんですけれど、当然ながら当てるのは難しくなり…。 今日のように12番人気のあとに10番人気だと、さすがに普通の買い方では届きませんから(^_^;
もしかしたらアレですかね、オークスのカギを握るのはファンディーナの出否ですかね?
巷の情報によればダービー・オークス・春全休の3択で、最も可能性が高いのはオークス出走との話もあり(確定情報は持ち合わせていませんm(_ _)m)、あれほどの馬なので、それなりの状態で出てくればかなりの人気になるでしょうし。
まあ、門外漢の私がファンディーナの動向を悩んでも仕方がないですが、とにかく今年は牡馬も牝馬も混戦模様、春の2冠馬は誕生しない前提で考えた方が面白いかもしれません。
■4/23東京11R フローラステークス(3歳牝・G2・芝2000m)・良
ご面倒かもしれませんが(^^ゞ 応援クリックを何とぞ!m(_ _)m
第52回サンケイスポーツ賞フローラステークス(3歳牝馬、G2、芝2000m)は、和田竜二騎手騎乗の12番人気モズカッチャン(栗東・鮫島一歩厩舎)が快勝。クビ差2着のヤマカツグレース、さらにアタマ差3着のフローレスマジックとともに、オークス(5月21日、芝2400m)の優先出走権を獲得した。タイムは2分1秒3(良)。
レースはタガノアスワドが逃げ、ヤマカツグレース、フローレスマジック、ザクイーンなどが先行集団を形成。ホウオウパフュームは中団のやや後ろという位置取りだった。直線でヤマカツグレースが抜け出し、フローレスマジックが追撃。しかし、道中7~8番手の内にいたモズカッチャンがグングンと脚を伸ばし2頭を差し切った。12~13番手でレースを進めていたホウオウパフュームは、直線で外に持ち出されたものの伸び切れなかった。3番人気タガノアスワドは4着。
モズカッチャンは、父ハービンジャー、母サイトディーラー、母の父キングカメハメハという血統。通算成績は5戦3勝。重賞初勝利。サンスポ賞フローラSは、鮫島一歩調教師、和田竜二騎手ともに初勝利。
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無敗馬の存在、主要レースの内容などから牡馬に比べてハイレベルと言われてきた今年の3歳牝馬ですが、桜花賞でソウルスターリングが敗れ、果敢に皐月賞に挑戦したファンディーナが跳ね返されたことで、一気に混戦の様相を呈してきました。
オークストライアルのフローラステークスでも、そんな流れを象徴するかのように単勝12番人気の伏兵、モズカッチャンが先行策からの見事な差し切りで優勝、10番人気ヤマカツグレースとともに、3連単39万円の高配当を演出しました。
開幕週の東京は、予想通りに前が止まらずインが伸びる馬場。
1000m通過が61.5秒では、後ろから外を回る馬にチャンスはありませんでした。
ちなみに4着に逃げ粘ったタガノアスワド(3番人気)は、つばき賞でファンディーナの2着だった馬。 あの時の内容を思い返すと、今日の上位3頭が本番でどこまでやれるかは…、なかなか難しいところかもしれません。
本番はさすがにもっと厳しい流れになるでしょうし、相手も揃ってきますからねぇ。
それにしても、ほんの数週間前までは、牝馬クラシックがこれほど混戦とは思っていませんでした。
展開や枠順、駆け引きなどで着順が変わる方が馬券的には面白いんですけれど、当然ながら当てるのは難しくなり…。 今日のように12番人気のあとに10番人気だと、さすがに普通の買い方では届きませんから(^_^;
もしかしたらアレですかね、オークスのカギを握るのはファンディーナの出否ですかね?
巷の情報によればダービー・オークス・春全休の3択で、最も可能性が高いのはオークス出走との話もあり(確定情報は持ち合わせていませんm(_ _)m)、あれほどの馬なので、それなりの状態で出てくればかなりの人気になるでしょうし。
まあ、門外漢の私がファンディーナの動向を悩んでも仕方がないですが、とにかく今年は牡馬も牝馬も混戦模様、春の2冠馬は誕生しない前提で考えた方が面白いかもしれません。
■4/23東京11R フローラステークス(3歳牝・G2・芝2000m)・良
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すでに概要が発表されている、『シーザライト入厩前調教見学ツアー』の内容に動きがあるかもしれません。
まずは、もともと予定されていたツアーの内容です。
≪開催概要≫
【開催日時】 2017年5月4日(祝・木)10:00~14:45
【スペシャルゲスト】 国枝栄調教師
【参加資格】 会員・非会員問わず
【参加費】 無料
成田空港駅からの送迎希望の場合、車代2,000円
ランチ会2,400円~2,800円程度
アルコール飲み放題希望はプラス1,600円~2,000円
※牧場見学のみは無料
【定員】 15名
【場所】 千葉・ジョイナスファーム
【地図】 〒287-0024 千葉県香取市福田958ー8
https://goo.gl/maps/4GgCCYCzR7C2
【スケジュール】
9:20 空港第2ビル駅(成田空港第2ターミナル)内受付開始
※詳しい待ち合わせ場所は決定次第お知らせ
9:45 バス出発
10:15 ジョイナスファーム到着
10:20 受付(現地集合の方)
10:30 調教見学
11:30 ジョイナスファーム出発
12:30 ホテル日航成田到着
13:15 ランチ会(ホテル日航成田)
14:45 ホテル日航成田で解散予定
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そして、スタッフブログで紹介された内容はコチラです。
『千葉県で一気に3頭を見学出来る(ようにしたい)内容が膨らんだツアー』
要するに、「ファンタスト木村牧場にいたアドバンスマルス、パワーバンドの2頭が移動をしたシンボリ牧場内大瀧ステーブルが、ジョイナスファームと非常に近い場所にあるため、5/4に両方の牧場を回れるよう調整中」らしいです。
もちろんこれはまだ決定ではありませんし、移動直後のパワーバンド、アドバンスマルスを大勢で見に行くことが、少しでも2頭の負担になるようであれば、馬を優先した対応(つまり見学しない)になるのが当然と思っておきます(^^ゞ
まあ、パワーバンド、アドバンスマルスは北海道ツアーで調教見学がキャンセルになってしまった経緯もあり、確かにこのタイミングで見学の機会を作りたいクラブ側の気持ちも分かりますし、とても有難い企画だと思います。 が、くれぐれもと言いますか、北海道の件を気にして無理をすることだけは避けて頂きたいと思います(^_^;
ちなみに私はですね、シンボリ牧場内大瀧ステーブルでの見学が実現しようがしまいが、すでにシーザライト見学会に申し込んでいます。 北海道まで調教見学に行って、出資馬であるシーザライトは見ないで済ませるなんて、そんな不公平な対応をしちゃイカンと思いますし、単純に、評判うなぎのぼりのシーザライトについて、国枝調教師の本音も聞いてみたいですしね。
あえて言う事ではないですが、決して“ランチ会・飲み放題”に目が眩んだわけではありません(^^)v
*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
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ここまで、当歳募集のフェニーチェ'16を含めて9頭の募集馬を順番にレポートしてきましたが、その中で書けなかった話、少し興味深い話をダラッと紹介したいと思います。
実は、こういう話が聞けたりするのがこの手のツアーの醍醐味なのですが、さすがにブログで紹介するのは憚られる内容もありまして、それは残念ながら非公開です。 まあ、そんな話を聞きたい方は、是非ツアーに参加してみてください(^^)
(参加したら必ず聞ける… というわけではありませんが(^^ゞ)
まずはですね、超前向きコメントで会員をその気にさせる坂東牧場の荒木さん。 その荒木さんが午前中の調教見学のときに仰っていた話、確か、馬を見るときに重要なポイントは何ですか?という質問に対する答えだったと思います。
「馬を見るポイントは、やはり調教での動きです。軽いキャンターでは分からなかったことが15-15までいくとだいぶ見えてきますから、そこまでやった馬だと、大体、走るかどうかは判断できます。それから馬が持つ雰囲気。これは考える以上に重要で、上をめざす馬、大きなところを狙える馬は、調教での動き以外に独得の雰囲気を感じさせるところがあります」
これはディアローグのレポートのときに少し紹介したコメントですね。
が、実は、このあとに荒木さんはこんな話を付け加えてくれていたのです。
「いや、走る馬かどうかは大体は分かりますよ。でも、調教で素晴らしく動く馬が競馬で全くダメなケース、そしてその逆もあるから難しい。それさえなければ、私だって借金してでも馬を買います」
なんですかね、この、当たり前なのにビンビン伝わる説得力。。(^_^;
競馬の世界にはプロと呼ばれる立場の人がたくさんいらっしゃいますが、そういう皆さんが、自分で馬を買ってウハウハ…みたいな話はほとんど(全く?)聞いたことがありません。
これは想像ですが、プロと呼ばれるほど馬に触れ、研究し、詳しくなればなるほど、サラブレッドに競馬をさせることについての“不確定要素”の大きさが理解できてしてしまい、とても馬を買う気にならないんじゃないかと…。
そう考えると、リスクを自分に合ったサイズにコントロールできる一口馬主はありがたい仕組みです(^^)
次に紹介するのは、木村秀則牧場でお馴染みの木村さんのお話です。
(坂東牧場で伺った話と新千歳空港懇親会での話がありますが、分けると面倒なのでごちゃっといきます(^^ゞ)
まずはステラリードの子どもについて。
「ステラリードには本当に期待しています。実は、今年生まれたルーラシップの牝馬、これがものすごくイイんです。15年産は最初の印象からだいぶ変わって、成長に連れてすごく良くなりましたが、17年産は最初から誰が見ても素晴らしいと言ってくれています。まだ先は長いですが、本当にイイので楽しみにしていてください」
いやぁ、ステラリード'17ですかぁ。。 ステラリードには16年産にノヴェリストの牝馬がいますので、ステラリード'17が順調に成長したとして、クラブから募集されるのは1年半後ですよね。
でも、木村さんが当歳馬のことを、これほどイイと仰るのはディメンシオン以来な気もしますし(普通に褒める馬は全部なんですけれど(^^ゞ)、確かに先は長いですが、しっかり覚えておいて損はない話だと思います。
その木村さんが、「では、16年産で目玉になりそうな馬はいますか?」、という私の乱暴な質問には何と答えてくれたでしょうか? って、そんな勿体ぶり方はやめて、サッサと答えを書きます(^^ゞ
「やはり、ウェルシュステラ×ジャスタウェイの牡馬ではないでしょうか。非常にバランスが良く平均点が高い馬で、このままの形、バランスで成長してくれれば最高というタイプです。ジャスタウェイの産駒はこれからなので、どう変わっていくか分からないところはありますが、スピードを活かす競馬があっているのではと思います」
なるほどなるほど。 ウェルシュステラ'16については、先日クラブからも情報提供がありましたが(『ウェルシュステラ’16、順調ならばラインアップ入り!』参照)、生産者の木村さんとしてもなかなか自信がおありのようです。
この秋の目玉はウェルシュステラ'16、これも忘れないようにしておきたいと思います(^^)
ちなみに数多くの思い出深い馬たちを出してきたウェルシュステラについては、「お産のあとに、もうダメなんじゃないかと思うほど消耗するようになってしまって。。今は種付けをしていませんし、もうしないかもしれません」、とのことで、少し寂しい気もしますが、こればかりはどうにもなりませんからね。
もしも繁殖引退であれば、本当にお疲れ様でしたと、最大級の感謝の気持ちを伝えたいです!
(そう言えば、ステラリードに大きな期待をしている背景には、そんな事情もあるかもしれませんね)
それから、木村秀則牧場は牝馬がたくさん産まれることで有名(?)ですが、ウェルシュステラが確立したその伝統(??)は、しっかり(残念ながら???)ステラリードにも受け継がれているようです。
ただですね、木村さんはそれについて、「以前は私も気にしましたが、最近は、どうにもできないことは気にしないことにしました」と、割り切れた笑顔で話をしておられました。 まあ、そりゃあそうですよね、別に牝馬がダメってわけではないし、確率1/2とすればそのうち牡馬も生まれるでしょうし、こちらもあまり拘らずに応援していこうと思います(^^)
そして木村さんには、個人的に気になっている16年産馬情報として、(竹内さんがいないのをいい事に(^_^;))ダンカーク産駒って、正直、どうなんですか?というこれまた乱暴な質問をぶつけてみました。
これに対しては、「レフィナーダ'16もスイートマカロン'16も、両方ともおんなじ形をしています。特にレフィナーダは、今まではシュッとしたラインの綺麗な仔を出していましたが、ダンカークの仔はとにかくデカい。それも、ガッチリではなくヒョロッとデカいんです。これは2頭に共通ですが、パワーがものすごくて分かりやすいダート馬タイプ。1800mをパワーで押し切ってしまうイメージがハッキリ浮かんでいます。考えてみれば、ゴールドアリュールがいなくなりましたので、この路線も面白いんじゃないでしょうか」、とのことでした。
一応、質問の背景として、血統アドバイザーの竹内さんが推しているダンカークが、レフィナーダやスイートマカロンといった期待の繁殖にもつけられていて、そういう馬たちが魅力的でないとこちらも困る、という事情があるわけです。
特に、私が追いかけているレフィナーダのダンカークは牡馬ですし、クラシック云々ではなく地方交流総ナメ路線の妄想ネタとして有力なのであれば、かつてオラージュに託した夢をもう一度見てみようかと(^^ゞ
あれれ? ちょっと気になる本音の話をと思いましたが、ほとんど木村さんの話になってしまいました。
逆に、それ以外の話はブログに書くには不適切だったり…。 しかも、このペースで書いていると、いつまでたってもやめられなくなりそうですから、今回のツアーで聞いたこぼれ話はこの辺にしておこうと思います。
最後になりますが、いつの日か木村秀則牧場生産馬でビッグレースを勝ってみたい、血統を含めた馬の質では射程圏に入っているのでは?、とお話した時の木村さんの反応です。
「いえ、まだ何かが足りない、そう思って頑張っています。」
とてもシンプルなお答えですが、馬が好きでまじめな木村さんらしいですねぇ。
広尾TCの、そして木村秀則牧場生産馬でビッグレースを勝ちたい、本当に心からそう思います(^^)
さて、このあとのツアーレポートは、“うまいもの編”を残すのみ(多分)。
時間をかけても何ですので、思い立ったときにササッとやってしまおうと思います(^^ゞ
*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
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実は、こういう話が聞けたりするのがこの手のツアーの醍醐味なのですが、さすがにブログで紹介するのは憚られる内容もありまして、それは残念ながら非公開です。 まあ、そんな話を聞きたい方は、是非ツアーに参加してみてください(^^)
(参加したら必ず聞ける… というわけではありませんが(^^ゞ)
まずはですね、超前向きコメントで会員をその気にさせる坂東牧場の荒木さん。 その荒木さんが午前中の調教見学のときに仰っていた話、確か、馬を見るときに重要なポイントは何ですか?という質問に対する答えだったと思います。
「馬を見るポイントは、やはり調教での動きです。軽いキャンターでは分からなかったことが15-15までいくとだいぶ見えてきますから、そこまでやった馬だと、大体、走るかどうかは判断できます。それから馬が持つ雰囲気。これは考える以上に重要で、上をめざす馬、大きなところを狙える馬は、調教での動き以外に独得の雰囲気を感じさせるところがあります」
これはディアローグのレポートのときに少し紹介したコメントですね。
が、実は、このあとに荒木さんはこんな話を付け加えてくれていたのです。
「いや、走る馬かどうかは大体は分かりますよ。でも、調教で素晴らしく動く馬が競馬で全くダメなケース、そしてその逆もあるから難しい。それさえなければ、私だって借金してでも馬を買います」
なんですかね、この、当たり前なのにビンビン伝わる説得力。。(^_^;
競馬の世界にはプロと呼ばれる立場の人がたくさんいらっしゃいますが、そういう皆さんが、自分で馬を買ってウハウハ…みたいな話はほとんど(全く?)聞いたことがありません。
これは想像ですが、プロと呼ばれるほど馬に触れ、研究し、詳しくなればなるほど、サラブレッドに競馬をさせることについての“不確定要素”の大きさが理解できてしてしまい、とても馬を買う気にならないんじゃないかと…。
そう考えると、リスクを自分に合ったサイズにコントロールできる一口馬主はありがたい仕組みです(^^)
次に紹介するのは、木村秀則牧場でお馴染みの木村さんのお話です。
(坂東牧場で伺った話と新千歳空港懇親会での話がありますが、分けると面倒なのでごちゃっといきます(^^ゞ)
まずはステラリードの子どもについて。
「ステラリードには本当に期待しています。実は、今年生まれたルーラシップの牝馬、これがものすごくイイんです。15年産は最初の印象からだいぶ変わって、成長に連れてすごく良くなりましたが、17年産は最初から誰が見ても素晴らしいと言ってくれています。まだ先は長いですが、本当にイイので楽しみにしていてください」
いやぁ、ステラリード'17ですかぁ。。 ステラリードには16年産にノヴェリストの牝馬がいますので、ステラリード'17が順調に成長したとして、クラブから募集されるのは1年半後ですよね。
でも、木村さんが当歳馬のことを、これほどイイと仰るのはディメンシオン以来な気もしますし(普通に褒める馬は全部なんですけれど(^^ゞ)、確かに先は長いですが、しっかり覚えておいて損はない話だと思います。
その木村さんが、「では、16年産で目玉になりそうな馬はいますか?」、という私の乱暴な質問には何と答えてくれたでしょうか? って、そんな勿体ぶり方はやめて、サッサと答えを書きます(^^ゞ
「やはり、ウェルシュステラ×ジャスタウェイの牡馬ではないでしょうか。非常にバランスが良く平均点が高い馬で、このままの形、バランスで成長してくれれば最高というタイプです。ジャスタウェイの産駒はこれからなので、どう変わっていくか分からないところはありますが、スピードを活かす競馬があっているのではと思います」
なるほどなるほど。 ウェルシュステラ'16については、先日クラブからも情報提供がありましたが(『ウェルシュステラ’16、順調ならばラインアップ入り!』参照)、生産者の木村さんとしてもなかなか自信がおありのようです。
この秋の目玉はウェルシュステラ'16、これも忘れないようにしておきたいと思います(^^)
ちなみに数多くの思い出深い馬たちを出してきたウェルシュステラについては、「お産のあとに、もうダメなんじゃないかと思うほど消耗するようになってしまって。。今は種付けをしていませんし、もうしないかもしれません」、とのことで、少し寂しい気もしますが、こればかりはどうにもなりませんからね。
もしも繁殖引退であれば、本当にお疲れ様でしたと、最大級の感謝の気持ちを伝えたいです!
(そう言えば、ステラリードに大きな期待をしている背景には、そんな事情もあるかもしれませんね)
それから、木村秀則牧場は牝馬がたくさん産まれることで有名(?)ですが、ウェルシュステラが確立したその伝統(??)は、しっかり(残念ながら???)ステラリードにも受け継がれているようです。
ただですね、木村さんはそれについて、「以前は私も気にしましたが、最近は、どうにもできないことは気にしないことにしました」と、割り切れた笑顔で話をしておられました。 まあ、そりゃあそうですよね、別に牝馬がダメってわけではないし、確率1/2とすればそのうち牡馬も生まれるでしょうし、こちらもあまり拘らずに応援していこうと思います(^^)
そして木村さんには、個人的に気になっている16年産馬情報として、(竹内さんがいないのをいい事に(^_^;))ダンカーク産駒って、正直、どうなんですか?というこれまた乱暴な質問をぶつけてみました。
これに対しては、「レフィナーダ'16もスイートマカロン'16も、両方ともおんなじ形をしています。特にレフィナーダは、今まではシュッとしたラインの綺麗な仔を出していましたが、ダンカークの仔はとにかくデカい。それも、ガッチリではなくヒョロッとデカいんです。これは2頭に共通ですが、パワーがものすごくて分かりやすいダート馬タイプ。1800mをパワーで押し切ってしまうイメージがハッキリ浮かんでいます。考えてみれば、ゴールドアリュールがいなくなりましたので、この路線も面白いんじゃないでしょうか」、とのことでした。
一応、質問の背景として、血統アドバイザーの竹内さんが推しているダンカークが、レフィナーダやスイートマカロンといった期待の繁殖にもつけられていて、そういう馬たちが魅力的でないとこちらも困る、という事情があるわけです。
特に、私が追いかけているレフィナーダのダンカークは牡馬ですし、クラシック云々ではなく地方交流総ナメ路線の妄想ネタとして有力なのであれば、かつてオラージュに託した夢をもう一度見てみようかと(^^ゞ
あれれ? ちょっと気になる本音の話をと思いましたが、ほとんど木村さんの話になってしまいました。
逆に、それ以外の話はブログに書くには不適切だったり…。 しかも、このペースで書いていると、いつまでたってもやめられなくなりそうですから、今回のツアーで聞いたこぼれ話はこの辺にしておこうと思います。
最後になりますが、いつの日か木村秀則牧場生産馬でビッグレースを勝ってみたい、血統を含めた馬の質では射程圏に入っているのでは?、とお話した時の木村さんの反応です。
「いえ、まだ何かが足りない、そう思って頑張っています。」
とてもシンプルなお答えですが、馬が好きでまじめな木村さんらしいですねぇ。
広尾TCの、そして木村秀則牧場生産馬でビッグレースを勝ちたい、本当に心からそう思います(^^)
さて、このあとのツアーレポートは、“うまいもの編”を残すのみ(多分)。
時間をかけても何ですので、思い立ったときにササッとやってしまおうと思います(^^ゞ
*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
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ここまで調教見学会シリーズを書いてきましたが、当歳募集馬のフェニーチェ’16にも会ってきました。
フェニーチェ’16は恵比寿牧場で健康に過ごしていまして、1歳4月ですからまだ仔馬仔馬しています。 でも、そんな中でも血統馬らしい品のある顔つき、物に動じることがなく人懐っこい性格など、これから競走馬として成長していく上でプラスになるであろう要素、人気ものになる要素をたくさん持っているのがよく分かりました。
見学会は放牧地の中で行われました。
まだたくさんの人に囲まれるのには慣れていないはずですが、それでも全然嫌がる素振りはなく、人間との信頼関係がすでにある程度構築されているのがわかります。 恵比寿牧場の工藤場長は本当に笑顔に味がある優しそうな方で、そういうところが自然に馬に伝わっているのかもしれません。
ちなみに、今現在は放牧地に牝馬3頭で放牧されていて、フェニーチェ'16の放牧友達は一頭がタートルボウル産駒、もう一頭はオルフェーヴル産駒とのことでした。
馬格がひと回り大きいタートルボウル産駒は遠くからでも目立つ存在ですが、フェニーチェ’16は標準やや小柄ぐらいのサイズ(多分)。 大きすぎず小さすぎずで本当に可愛いと言いますか、もう、目の中に入れても痛くない感じです。
フェニーチェ’16見学会は、北街道ツアー二日目のオプションコースでしたが、おそらく参加された皆さんはフェニーチェ出資者の方々なのでしょう。 あれ、もしかしたらフェニーチェ非出資で参加したのは私だけ? かも…。 いやぁ、こういう触れ合いの機会があると、あの時、出資しておくべきだった、などと考えてしまいますね(^^ゞ
(とあるフェニーチェ出資の会員さんは、何故かフェニーチェ'16に気に入られたようで、あまりの嬉しさに出資口数を倍に増やすことにしたとか…。こんなに可愛い仔馬を巻き込んだ販促とか、そりゃあ無敵ですわな(^_^;))
フェニーチェ’16は、その品があって可愛らしい容姿とスジの通った華麗な血統から、スタッフの皆さんに“お嬢”と呼ばれてとても大事にされているそう。 そりゃあそうですよね、タートルボウルもオルフェーヴルも悪くはないですが、ノヴェリスト×フェニーチェのこの馬が、少なくとも私には一番可愛く見えました(^^)
最新近況:
恵比寿牧場在厩。引き続き、日中8時間ほどの放牧による管理となっています。
◇工藤場長のコメント
「母が460kg前後で競馬をしていた馬ですし、その初仔で牝馬ですからね。サイズはそう大柄にはならないのかもしれませんが、バランス良く整った雰囲気を持っており、パーツ、パーツはしっかりしている印象。ここまで順調に育ってきていますよ。(先日の展示会の際)みんなに囲まれて撫でてもらっている時などでもオドオドすることなく、平然と構えていたように、可愛くて本当に懐きの良い馬。それでいて、放牧時には先頭を切ってシャキッと走るような面も見せてくれますからね。どうやら父の産駒には仕上がり早もいるようですし、道営の2歳馬などにもその傾向が窺えるみたいです」
広尾TC募集馬のページはコチラ:https://www.hirootc.jp/sellhorses/
*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
ご面倒かもしれませんが(^^ゞ 応援クリックを何とぞ!m(_ _)m
フェニーチェ’16は恵比寿牧場で健康に過ごしていまして、1歳4月ですからまだ仔馬仔馬しています。 でも、そんな中でも血統馬らしい品のある顔つき、物に動じることがなく人懐っこい性格など、これから競走馬として成長していく上でプラスになるであろう要素、人気ものになる要素をたくさん持っているのがよく分かりました。
見学会は放牧地の中で行われました。
まだたくさんの人に囲まれるのには慣れていないはずですが、それでも全然嫌がる素振りはなく、人間との信頼関係がすでにある程度構築されているのがわかります。 恵比寿牧場の工藤場長は本当に笑顔に味がある優しそうな方で、そういうところが自然に馬に伝わっているのかもしれません。
ちなみに、今現在は放牧地に牝馬3頭で放牧されていて、フェニーチェ'16の放牧友達は一頭がタートルボウル産駒、もう一頭はオルフェーヴル産駒とのことでした。
馬格がひと回り大きいタートルボウル産駒は遠くからでも目立つ存在ですが、フェニーチェ’16は標準やや小柄ぐらいのサイズ(多分)。 大きすぎず小さすぎずで本当に可愛いと言いますか、もう、目の中に入れても痛くない感じです。
フェニーチェ’16見学会は、北街道ツアー二日目のオプションコースでしたが、おそらく参加された皆さんはフェニーチェ出資者の方々なのでしょう。 あれ、もしかしたらフェニーチェ非出資で参加したのは私だけ? かも…。 いやぁ、こういう触れ合いの機会があると、あの時、出資しておくべきだった、などと考えてしまいますね(^^ゞ
(とあるフェニーチェ出資の会員さんは、何故かフェニーチェ'16に気に入られたようで、あまりの嬉しさに出資口数を倍に増やすことにしたとか…。こんなに可愛い仔馬を巻き込んだ販促とか、そりゃあ無敵ですわな(^_^;))
フェニーチェ’16は、その品があって可愛らしい容姿とスジの通った華麗な血統から、スタッフの皆さんに“お嬢”と呼ばれてとても大事にされているそう。 そりゃあそうですよね、タートルボウルもオルフェーヴルも悪くはないですが、ノヴェリスト×フェニーチェのこの馬が、少なくとも私には一番可愛く見えました(^^)
最新近況:
恵比寿牧場在厩。引き続き、日中8時間ほどの放牧による管理となっています。
◇工藤場長のコメント
「母が460kg前後で競馬をしていた馬ですし、その初仔で牝馬ですからね。サイズはそう大柄にはならないのかもしれませんが、バランス良く整った雰囲気を持っており、パーツ、パーツはしっかりしている印象。ここまで順調に育ってきていますよ。(先日の展示会の際)みんなに囲まれて撫でてもらっている時などでもオドオドすることなく、平然と構えていたように、可愛くて本当に懐きの良い馬。それでいて、放牧時には先頭を切ってシャキッと走るような面も見せてくれますからね。どうやら父の産駒には仕上がり早もいるようですし、道営の2歳馬などにもその傾向が窺えるみたいです」
広尾TC募集馬のページはコチラ:https://www.hirootc.jp/sellhorses/
*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
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