桑田牧場セットの2頭に続いては木村秀則牧場の募集馬から、まずはゴッドフロアー'18です。
ゴッドフロアー'18に関しては、私たちが見る前の週に松永先生が馬見に来られ、「本当にバランスが良いし顔つきに品があるし、すごくイイ馬だ…」などと、「いつもの松永節」で気持ち良く(そして嬉しそうに)馬を褒めて帰られたそうです。
ただ、現時点までのデキ、成長ぶりに満足しておられたのは事実のようで、「ゴッドフロアー'18を8月にはクローバーファームに移動させて欲しい」と、早めの始動を示唆されたとのこと。 まあ、早くから動ける馬は待たずに動かす、というのが最近の常識ですからね。
生産者の木村さんも、「この馬は最初から形ができていたし、ここまでこれといった欠点もなく、放牧地での走りも相変わらずの良さ。早めの始動にも耐えられる」との見解ですから、ここは黙って本馬の早期始動を応援したいと思います。
馬体の完成度云々については、写真で見ても一目瞭然だと思います。
「このひと冬で逞しさが出てきた」と言われるパカパカファーム厚賀分場の2頭に比べても、本馬のサイズ、バランス、筋肉量、立ち居振る舞いなどは全く引けをとっておらず、これって本当に1歳馬なの?と質問したくなるぐらい。
見るからに堂々として立派な身体つきになっていて、見ているコチラを圧倒してくるような雰囲気でした。
ちょうど6/14に近況更新があり、「2歳新馬戦の一週目から父の産駒がデビューしたように、本馬も筋肉質で早めから動けそうなイメージ…」と伝えられましたが、すぐ近くで本馬に触れてみると、その事をかなりの確からしさで感じる事が出来ると思います(^^)
■ゴッドフロアー'18
牡1歳 栗毛 2018.02.05生 新ひだか産
父:エピファネイア 母:ゴッドフロアー (母の父:ハーツクライ)
販売総額 2,960万円 / 総口数 2000口
栗東・松永幹夫厩舎
【木村秀則牧場在厩のゴッドフロアー'18 : 公式HP(5/31更新分)より】
木村秀則牧場からの2頭目は、ラズベリータイム'18です。
本馬に関しては、まずは6/14近況の木村さんコメントを見てみます。
「単に冬毛が抜けて持ち前の筋肉がよく見えるようになっただけではなく、身幅が増し、一段と筋肉量自体も増えてきています。前肢が大きく前に出て、グイグイと持っていかれる感じ。体全体が動けるようになってきているのが、引き手を通じてからもよく分かります。相変わらず男馬のよう。順調に成長が進んでいます」
かなり前向きなコメントですが、現地で木村さんと会話をしてみると、本馬に対する期待は本当に大きいですね。
まず、「今までのラズべリータイム仔の中ではこれが一番イイ」に始まって、「力強い走りがとても良いので、放牧地では一番目立つ馬かもしれない」、さらには、「ダート短距離専用でなく、活躍の場が広いかもしれない」のように、この馬をものすごく高く評価されていました。
1歳馬なので体型的にはまだ子どもらしさを残していますが、確かに筋肉は太くてプリプリでした。
性格は「人に対しては従順、馬に対しては結構きついといころがある」そうで、それもなかなかイイですよね。
個人的な好みの問題で、私はどうしてもゴッドフロアー'18の方に食指が動くのですが、木村さんにこれだけ前向きに褒められると、私が考える以上に可能性がある馬なのかもしれない… と思えてきます。
まあ、ゴッドフロアー'18とラズベリータイム'18は性別もタイプも全く違いますから、直接的な比較にあまり意味はないですが、一発長打を狙うならゴッドフロアー'18、堅実に稼ぐならラズベリータイム'18という感じなのかもしれません。
いずれにしても、当歳募集だった両馬が非常に順調なのは嬉しい限り。 改めて育成場での評価を聞くのが楽しみです。
■ラズベリータイム'18
牝1歳 黒鹿毛 2018.03.09生 新ひだか産
父:ダンカーク 母:ラズベリータイム (母の父:フジキセキ)
販売総額 1,600万円 / 総口数 2000口
栗東・高柳大輔厩舎
【木村秀則牧場在厩のラズベリータイム'18 : 公式HP(5/31更新分)より】
木村秀則牧場からの3頭目は、ウェルシュステラ'18です。
ウェルシュステラ'18についても、6/14の近況コメントをチェックしてみます。
「胸が深くなり、腹袋なども大きくなってきましたが、背丈の伸びに関してはもうひとつ。このひと月での大幅なサイズアップとまではいきませんでした。コンパクトにまとまった体つきの分、放牧地でもシャープな動きはできていますので、あとはさらなる成長とそれに伴うパワーをつけてくれればと思います」
という感じで、順調度バリバリ全開のゴッドフロアー'18やラズベリータイム'18に比べると、成長進度の点で今一歩の評価になっています。
この辺りについて木村さんは、「5月の遅生まれであることも大きい」と仰っていましたが、そもそもゴッドフロアー'18やラズベリータイム'18のボリュームや筋肉の張り感がすごいので、比較されて損をしている面はあると思います。
まあ、全体的なバランスやラインの綺麗さは十分にある馬ですし、馬体の幅という点では確かに前述2頭に及ばないものの、まだこれから成長していく部分が大きいとすれば、その分、楽しみがあるとも言えますからね。
性格面については「見た目ほど大人しいとは言えず、普段からチャカチャカしたところがある」そうで、「長めの距離ではなく、短距離を一気に走り切るようなタイプになるのでは」と予想されているそうです。
■ウェルシュステラ'18
牡1歳 鹿毛 2018.05.01生 新ひだか産
父:グランプリボス 母:ウェルシュステラ (母の父:Zafonic)
販売総額 300万円 / 総口数 1000口
栗東・小崎憲厩舎
【木村秀則牧場在厩のウェルシュステラ'18 : 公式HP(5/31更新分)より】
ここまで書いて気が付いたのですが…
そういえば6/26から先行募集となるグレイスフルソング'18については、今回、見学をしませんでした。
木村さんも特に他意はなかったと思いますが、結果的にそういう事なので、グレイス仔については全容公開となった情報を貼っておきます(^^ゞ
■グレイスフルソング'18
牝1歳 鹿毛 2018.02.22生 新ひだか産
父:ディープブリランテ 母:グレイスフルソング (母の父:ロックオブジブラルタル)
販売総額 500万円 / 総口数 1000口
美浦・深山雅史厩舎
POINT!
母は世界的名牝Balladeの血を継ぎ、広尾TCの勝負服で2つの特別勝ちを含む中央3勝を挙げた素質馬。その5番仔にあたる募集本馬は大きく立派なトモを誇っており、首から肩にかけてのボリュームにも優れた筋肉質タイプで、性格はキリッと前向きなことからも父のストロングポイントをうまく継承していることがよく分かる。肢勢にも不安はなく、馬体は適度なミドルサイズ。距離は比較的短めが合っているように思われ、強い意志を持ってパワフルに駆け出す放牧地での様子などから、早めの仕上がりを期待しても良さそうだ。
最新近況
北海道・新ひだか町の木村秀則牧場在厩。昼夜放牧により管理されています。
「父、そして母の父双方の筋肉量の多いところをしっかりと受け継いでいるようで、肉付きの良い、ボリューム感のある体つきに出ていますよね。キリッと前向きな性格ゆえ、放牧地で他馬からイジメられるようなことは一切ありません。どちらかと言えば、マイルくらいまでの距離でパワーを活かしていくようなイメージになりますでしょうか」
*馬の評価は素人の感想、見解です。出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^^ゞ
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
ゴッドフロアー'18に関しては、私たちが見る前の週に松永先生が馬見に来られ、「本当にバランスが良いし顔つきに品があるし、すごくイイ馬だ…」などと、「いつもの松永節」で気持ち良く(そして嬉しそうに)馬を褒めて帰られたそうです。
ただ、現時点までのデキ、成長ぶりに満足しておられたのは事実のようで、「ゴッドフロアー'18を8月にはクローバーファームに移動させて欲しい」と、早めの始動を示唆されたとのこと。 まあ、早くから動ける馬は待たずに動かす、というのが最近の常識ですからね。
生産者の木村さんも、「この馬は最初から形ができていたし、ここまでこれといった欠点もなく、放牧地での走りも相変わらずの良さ。早めの始動にも耐えられる」との見解ですから、ここは黙って本馬の早期始動を応援したいと思います。
馬体の完成度云々については、写真で見ても一目瞭然だと思います。
「このひと冬で逞しさが出てきた」と言われるパカパカファーム厚賀分場の2頭に比べても、本馬のサイズ、バランス、筋肉量、立ち居振る舞いなどは全く引けをとっておらず、これって本当に1歳馬なの?と質問したくなるぐらい。
見るからに堂々として立派な身体つきになっていて、見ているコチラを圧倒してくるような雰囲気でした。
ちょうど6/14に近況更新があり、「2歳新馬戦の一週目から父の産駒がデビューしたように、本馬も筋肉質で早めから動けそうなイメージ…」と伝えられましたが、すぐ近くで本馬に触れてみると、その事をかなりの確からしさで感じる事が出来ると思います(^^)
■ゴッドフロアー'18
牡1歳 栗毛 2018.02.05生 新ひだか産
父:エピファネイア 母:ゴッドフロアー (母の父:ハーツクライ)
販売総額 2,960万円 / 総口数 2000口
栗東・松永幹夫厩舎
【木村秀則牧場在厩のゴッドフロアー'18 : 公式HP(5/31更新分)より】
木村秀則牧場からの2頭目は、ラズベリータイム'18です。
本馬に関しては、まずは6/14近況の木村さんコメントを見てみます。
「単に冬毛が抜けて持ち前の筋肉がよく見えるようになっただけではなく、身幅が増し、一段と筋肉量自体も増えてきています。前肢が大きく前に出て、グイグイと持っていかれる感じ。体全体が動けるようになってきているのが、引き手を通じてからもよく分かります。相変わらず男馬のよう。順調に成長が進んでいます」
かなり前向きなコメントですが、現地で木村さんと会話をしてみると、本馬に対する期待は本当に大きいですね。
まず、「今までのラズべリータイム仔の中ではこれが一番イイ」に始まって、「力強い走りがとても良いので、放牧地では一番目立つ馬かもしれない」、さらには、「ダート短距離専用でなく、活躍の場が広いかもしれない」のように、この馬をものすごく高く評価されていました。
1歳馬なので体型的にはまだ子どもらしさを残していますが、確かに筋肉は太くてプリプリでした。
性格は「人に対しては従順、馬に対しては結構きついといころがある」そうで、それもなかなかイイですよね。
個人的な好みの問題で、私はどうしてもゴッドフロアー'18の方に食指が動くのですが、木村さんにこれだけ前向きに褒められると、私が考える以上に可能性がある馬なのかもしれない… と思えてきます。
まあ、ゴッドフロアー'18とラズベリータイム'18は性別もタイプも全く違いますから、直接的な比較にあまり意味はないですが、一発長打を狙うならゴッドフロアー'18、堅実に稼ぐならラズベリータイム'18という感じなのかもしれません。
いずれにしても、当歳募集だった両馬が非常に順調なのは嬉しい限り。 改めて育成場での評価を聞くのが楽しみです。
■ラズベリータイム'18
牝1歳 黒鹿毛 2018.03.09生 新ひだか産
父:ダンカーク 母:ラズベリータイム (母の父:フジキセキ)
販売総額 1,600万円 / 総口数 2000口
栗東・高柳大輔厩舎
【木村秀則牧場在厩のラズベリータイム'18 : 公式HP(5/31更新分)より】
木村秀則牧場からの3頭目は、ウェルシュステラ'18です。
ウェルシュステラ'18についても、6/14の近況コメントをチェックしてみます。
「胸が深くなり、腹袋なども大きくなってきましたが、背丈の伸びに関してはもうひとつ。このひと月での大幅なサイズアップとまではいきませんでした。コンパクトにまとまった体つきの分、放牧地でもシャープな動きはできていますので、あとはさらなる成長とそれに伴うパワーをつけてくれればと思います」
という感じで、順調度バリバリ全開のゴッドフロアー'18やラズベリータイム'18に比べると、成長進度の点で今一歩の評価になっています。
この辺りについて木村さんは、「5月の遅生まれであることも大きい」と仰っていましたが、そもそもゴッドフロアー'18やラズベリータイム'18のボリュームや筋肉の張り感がすごいので、比較されて損をしている面はあると思います。
まあ、全体的なバランスやラインの綺麗さは十分にある馬ですし、馬体の幅という点では確かに前述2頭に及ばないものの、まだこれから成長していく部分が大きいとすれば、その分、楽しみがあるとも言えますからね。
性格面については「見た目ほど大人しいとは言えず、普段からチャカチャカしたところがある」そうで、「長めの距離ではなく、短距離を一気に走り切るようなタイプになるのでは」と予想されているそうです。
■ウェルシュステラ'18
牡1歳 鹿毛 2018.05.01生 新ひだか産
父:グランプリボス 母:ウェルシュステラ (母の父:Zafonic)
販売総額 300万円 / 総口数 1000口
栗東・小崎憲厩舎
【木村秀則牧場在厩のウェルシュステラ'18 : 公式HP(5/31更新分)より】
ここまで書いて気が付いたのですが…
そういえば6/26から先行募集となるグレイスフルソング'18については、今回、見学をしませんでした。
木村さんも特に他意はなかったと思いますが、結果的にそういう事なので、グレイス仔については全容公開となった情報を貼っておきます(^^ゞ
■グレイスフルソング'18
牝1歳 鹿毛 2018.02.22生 新ひだか産
父:ディープブリランテ 母:グレイスフルソング (母の父:ロックオブジブラルタル)
販売総額 500万円 / 総口数 1000口
美浦・深山雅史厩舎
POINT!
母は世界的名牝Balladeの血を継ぎ、広尾TCの勝負服で2つの特別勝ちを含む中央3勝を挙げた素質馬。その5番仔にあたる募集本馬は大きく立派なトモを誇っており、首から肩にかけてのボリュームにも優れた筋肉質タイプで、性格はキリッと前向きなことからも父のストロングポイントをうまく継承していることがよく分かる。肢勢にも不安はなく、馬体は適度なミドルサイズ。距離は比較的短めが合っているように思われ、強い意志を持ってパワフルに駆け出す放牧地での様子などから、早めの仕上がりを期待しても良さそうだ。
最新近況
北海道・新ひだか町の木村秀則牧場在厩。昼夜放牧により管理されています。
「父、そして母の父双方の筋肉量の多いところをしっかりと受け継いでいるようで、肉付きの良い、ボリューム感のある体つきに出ていますよね。キリッと前向きな性格ゆえ、放牧地で他馬からイジメられるようなことは一切ありません。どちらかと言えば、マイルくらいまでの距離でパワーを活かしていくようなイメージになりますでしょうか」
*馬の評価は素人の感想、見解です。出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^^ゞ
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
17年産馬に続いては、18年産馬のうち、現在募集中(満口馬含む)の馬を紹介していきます。
本当は一気にやってしまいたかったのですが、18年産は見学した頭数が多くて少し大変な気がしたもので(^^;)
大変申し訳ないですが、少し小刻みにやらせて頂きます!
それでは本題です。 まずはパカパカファーム厚賀分場在厩馬から、ヴェイパー'18です。
ヴェイパー'18は、昨年の展示会で見て私が一目惚れをした馬です。
あの頃はまだ仔馬仔馬していましたが、スラッと伸びた脚とバランスの良さがとても印象的でした。
今回はひと冬を越えてだいぶボリュームが出てきており、単なるバランスの良さだけでなく、馬体に力強さを感じる事ができました。
それに、何より顔がイイ。 これだけの美人顔って、そうそうザラにいるものではないと思います(^^)
(ちなみに、現在の馬体重は395kgだそうです)
パカパカのスタッフさんによれば、「牧場の中でも人気の一頭で、むしろデプロマトウショウ'18よりこちらの評価が高い」のだそう。
歩かせた時の前脚の出かた、柔らかく伸びるストライドは、「全ての在厩牝馬の中でも上位の評価」を得ているそうです。
この時も展示場の外周を二周ほど歩かせてくれたのですが、確かに動いた時はまた一段と見映えがイイんです。 これはスタッフさんと同意見で盛り上がったのですが、「動画や写真では分からない良さを持っている」のは確かだと思います。
それと、近くで見るよりも、適度な距離感で動いている姿の方が欧州の上級馬っぽくて、すごく良く見えた気がします。
どうやらスタッフさん、ヴェイパー'18のことがお気に入りのようで、「何故この馬よりデプロマの方が売れているんですか?」と私に逆取材。。 そんな事私に聞かれましても…ですが、「牡牝の違いと、あとは池江先生人気ですかね?」と当たり障りなく答えておきました(^^ゞ
馬の個性に関しては、「性格が良くて頭がイイ。周りに馬がいても一頭だけになってもキチンとしていられる優等生」とのことで、将来、競走馬としてのトレーニンが始まったあとも、きっと難なく課題をクリアしていくのではないでしょうか。
私は以前も書いたと思いますが、この馬に出資をした時点で、子どもにも出資をすることを夢見ています。
その事は桑田代表にも伝えてあるのですが、展示会で一会員が雑談ぽく話をしただけですので、実現のためにはクラブの努力が必要です。
こういう雰囲気を持った牝馬を追い掛けるのは、親から子、そして孫へと夢を繋いでいく楽しさがあるからこそ。。 Y代表にはバッチリ仕事をして頂いて、数年後にヴェイパー'18の子どもをラインアップ入りさせて欲しいと思います(^^)
■ヴェイパー'18
牝1歳 鹿毛 2018.03.25生 浦河産
父:キングカメハメハ 母:ヴェイパー (母の父:Galileo)
販売総額 3,560万円 / 総口数 2000口
栗東・武幸四郎厩舎
【パカパカファーム厚賀分場在厩のヴェイパー'18 : 公式HP(5/31更新分)より】
続いてパカパカファーム厚賀分場在厩馬のもう一頭、デプロマトウショウ'18です。
デプロマトウショウ'18については、何と言っても『穴掘り遊び』が有名です。
しかも、自分で埋まって遊べるほど大きな穴を掘るという、長く一口馬主で遊んでいる私もあまり聞いたことがないタイプのようで…
私、恐る恐るスタッフさんに、「あのですね、近況報告にあった穴のことなんですけど…」と切り出したところ、「ああ、穴の話ですね! あれはホントに面白くて、結構大きな穴を楽しそうに掘るんですよ」と、ノリノリで説明をしてくれました。
それによると、パカパカファーム厚賀分場の地面は表面を掘ると火山灰の層があり、比較的簡単に、楽しく掘ることができるのだそう。
ただ、さすがに放牧場に穴ぼこがあると危ないので、あとでこっそり埋める作業が必要になるとのこと。。 しかも、デプロマトウショウ'18は一度掘った穴の場所を覚えていて、せっかく埋めた穴をまた掘り返して遊んでいるそうです。
うーん。。ホントに楽しいのかなぁ… 確かに子どもの頃なら面白がってやってたかもなぁ(^^;)
最初に遊びの話を書いてしまいましたが、とにかくユニークで遊び好きな馬なのは確かのようです。
その分、スタッフさんも愛着があるのでしょうか、デプロマトウショウ'18の話をするときは、特別に楽しそうだった気が…
「性格がヤンチャで子どもっぽい反面、すごく大人しくしっかり行動できる時もあり、気分屋ながら頭の良さは確か」という気性面、「いろいろなタイプがいるオルフェーヴル産駒の中でも、エポカドーロに似た本馬は上級馬」との、ヴェイパー'18に勝るとも劣らない馬体面での高評価。 「冬の間も休まず夜間放牧を続け、乗り越えたきたことで逞しくなった(現在410kg)」との説明も、昨年に比べてグッと筋肉に厚みが増した肩から胸、ブリッと丸くて大きなお尻を見ると、なるほどと納得させられるものがありました。
(冬の間に休みなく夜間放牧を続けられたのはヴェイパー'18も同様だそうです)
17年産馬の紹介で、矢作厩舎セット、シュウジデイファームセットの話をしましたが、こうして2頭を並べてみると、桑田牧場セット(=パカパカファーム厚賀セット?)もなかなか魅力的で捨てがたいですね。
バランスが良くて品があり、いかにも良家のお嬢様といった雰囲気のヴェイパー'18と、運動神経とバネの塊のようなデプロマトウショウ'18。 タイプは全く違う2頭ですが、今後の成長が楽しみという点では甲乙つけがたいと言えるでしょう。
両馬ともにいずれ満口は間違いないですが、こういう馬たちを長く検討出来るところは、広尾TCならではの良さかもしれません(^^ゞ
■デプロマトウショウ'18
牡1歳 黒鹿毛 2018.02.20生 浦河産
父:オルフェーヴル 母:デプロマトウショウ (母の父:ファスリエフ)
販売総額 4,180万円 / 総口数 2000口
栗東・池江泰寿厩舎
【パカパカファーム厚賀分場在厩のデプロマトウショウ'18 : 公式HP(5/31更新分)より】
*馬の評価は素人の感想、見解です。出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^^ゞ
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
本当は一気にやってしまいたかったのですが、18年産は見学した頭数が多くて少し大変な気がしたもので(^^;)
大変申し訳ないですが、少し小刻みにやらせて頂きます!
それでは本題です。 まずはパカパカファーム厚賀分場在厩馬から、ヴェイパー'18です。
ヴェイパー'18は、昨年の展示会で見て私が一目惚れをした馬です。
あの頃はまだ仔馬仔馬していましたが、スラッと伸びた脚とバランスの良さがとても印象的でした。
今回はひと冬を越えてだいぶボリュームが出てきており、単なるバランスの良さだけでなく、馬体に力強さを感じる事ができました。
それに、何より顔がイイ。 これだけの美人顔って、そうそうザラにいるものではないと思います(^^)
(ちなみに、現在の馬体重は395kgだそうです)
パカパカのスタッフさんによれば、「牧場の中でも人気の一頭で、むしろデプロマトウショウ'18よりこちらの評価が高い」のだそう。
歩かせた時の前脚の出かた、柔らかく伸びるストライドは、「全ての在厩牝馬の中でも上位の評価」を得ているそうです。
この時も展示場の外周を二周ほど歩かせてくれたのですが、確かに動いた時はまた一段と見映えがイイんです。 これはスタッフさんと同意見で盛り上がったのですが、「動画や写真では分からない良さを持っている」のは確かだと思います。
それと、近くで見るよりも、適度な距離感で動いている姿の方が欧州の上級馬っぽくて、すごく良く見えた気がします。
どうやらスタッフさん、ヴェイパー'18のことがお気に入りのようで、「何故この馬よりデプロマの方が売れているんですか?」と私に逆取材。。 そんな事私に聞かれましても…ですが、「牡牝の違いと、あとは池江先生人気ですかね?」と当たり障りなく答えておきました(^^ゞ
馬の個性に関しては、「性格が良くて頭がイイ。周りに馬がいても一頭だけになってもキチンとしていられる優等生」とのことで、将来、競走馬としてのトレーニンが始まったあとも、きっと難なく課題をクリアしていくのではないでしょうか。
私は以前も書いたと思いますが、この馬に出資をした時点で、子どもにも出資をすることを夢見ています。
その事は桑田代表にも伝えてあるのですが、展示会で一会員が雑談ぽく話をしただけですので、実現のためにはクラブの努力が必要です。
こういう雰囲気を持った牝馬を追い掛けるのは、親から子、そして孫へと夢を繋いでいく楽しさがあるからこそ。。 Y代表にはバッチリ仕事をして頂いて、数年後にヴェイパー'18の子どもをラインアップ入りさせて欲しいと思います(^^)
■ヴェイパー'18
牝1歳 鹿毛 2018.03.25生 浦河産
父:キングカメハメハ 母:ヴェイパー (母の父:Galileo)
販売総額 3,560万円 / 総口数 2000口
栗東・武幸四郎厩舎
【パカパカファーム厚賀分場在厩のヴェイパー'18 : 公式HP(5/31更新分)より】
続いてパカパカファーム厚賀分場在厩馬のもう一頭、デプロマトウショウ'18です。
デプロマトウショウ'18については、何と言っても『穴掘り遊び』が有名です。
しかも、自分で埋まって遊べるほど大きな穴を掘るという、長く一口馬主で遊んでいる私もあまり聞いたことがないタイプのようで…
私、恐る恐るスタッフさんに、「あのですね、近況報告にあった穴のことなんですけど…」と切り出したところ、「ああ、穴の話ですね! あれはホントに面白くて、結構大きな穴を楽しそうに掘るんですよ」と、ノリノリで説明をしてくれました。
それによると、パカパカファーム厚賀分場の地面は表面を掘ると火山灰の層があり、比較的簡単に、楽しく掘ることができるのだそう。
ただ、さすがに放牧場に穴ぼこがあると危ないので、あとでこっそり埋める作業が必要になるとのこと。。 しかも、デプロマトウショウ'18は一度掘った穴の場所を覚えていて、せっかく埋めた穴をまた掘り返して遊んでいるそうです。
うーん。。ホントに楽しいのかなぁ… 確かに子どもの頃なら面白がってやってたかもなぁ(^^;)
最初に遊びの話を書いてしまいましたが、とにかくユニークで遊び好きな馬なのは確かのようです。
その分、スタッフさんも愛着があるのでしょうか、デプロマトウショウ'18の話をするときは、特別に楽しそうだった気が…
「性格がヤンチャで子どもっぽい反面、すごく大人しくしっかり行動できる時もあり、気分屋ながら頭の良さは確か」という気性面、「いろいろなタイプがいるオルフェーヴル産駒の中でも、エポカドーロに似た本馬は上級馬」との、ヴェイパー'18に勝るとも劣らない馬体面での高評価。 「冬の間も休まず夜間放牧を続け、乗り越えたきたことで逞しくなった(現在410kg)」との説明も、昨年に比べてグッと筋肉に厚みが増した肩から胸、ブリッと丸くて大きなお尻を見ると、なるほどと納得させられるものがありました。
(冬の間に休みなく夜間放牧を続けられたのはヴェイパー'18も同様だそうです)
17年産馬の紹介で、矢作厩舎セット、シュウジデイファームセットの話をしましたが、こうして2頭を並べてみると、桑田牧場セット(=パカパカファーム厚賀セット?)もなかなか魅力的で捨てがたいですね。
バランスが良くて品があり、いかにも良家のお嬢様といった雰囲気のヴェイパー'18と、運動神経とバネの塊のようなデプロマトウショウ'18。 タイプは全く違う2頭ですが、今後の成長が楽しみという点では甲乙つけがたいと言えるでしょう。
両馬ともにいずれ満口は間違いないですが、こういう馬たちを長く検討出来るところは、広尾TCならではの良さかもしれません(^^ゞ
■デプロマトウショウ'18
牡1歳 黒鹿毛 2018.02.20生 浦河産
父:オルフェーヴル 母:デプロマトウショウ (母の父:ファスリエフ)
販売総額 4,180万円 / 総口数 2000口
栗東・池江泰寿厩舎
【パカパカファーム厚賀分場在厩のデプロマトウショウ'18 : 公式HP(5/31更新分)より】
*馬の評価は素人の感想、見解です。出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^^ゞ
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。