牧場見学の報告をやります。
例によって出資者目線のレポートなので、感想については適当に割引きをお願いします(^^ゞ
ただ、当然ながらウソは書きませんので、そこは安心して頂ければと思います!
ちなみに、どういう順番に書こうか考えたのですが、見学順にあまり拘らず、先に17年産馬の紹介をしてしまってから18年産、19年産の紹介をしたいと思います。 その方が頭数のバランスが良いし、いろいろ比較もし易い気がしますので。
では早速、坂東牧場在厩のスマイリンフィット(スマイリンアスク'17)からです。
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スマイリンフィットについては、6/7の近況で「先週、見てきました。やはり母系が出ているようで、ピリッとしているのは良いと思います。この夏の暑さが過ぎるのを待っていると後手後手になる可能性もありますので、今月中にもう一度牧場へ確認に行き、そこでの状態に応じて美浦近郊への移動のタイミングを判断していこうかと思っています」との中舘調教師のコメントが紹介されています。
牧場スタッフさんのお話によると、その後の中舘先生からの指示により、一週間後(今週末か来週頭?)には美浦近郊へ移動することが決まっているそうで、実は、見学がもう一週遅かったら本馬には会えていなかったらしいです。
スマイリンフィットは現在残口僅かまで売れていますが、絶妙のタイミングで会えてしまったことが何かの縁なのかどうか、以前から気になる一頭だっただけに、またもや余計なことを考えてしまいそうで怖いです(^^;)
馬を見た印象としては、これはもう牝馬らしい綺麗なシルエットの良い馬、これに尽きます。
逆光気味で申し訳ないですが、全体的なバランスの良さ、ラインの美しさは伝わると思いますし、継続して15-15を乗られているだけあって毛ヅヤもピカピカ。 今回見た17年産馬の中でも、『立ち姿の綺麗さ』においてはこの馬が一番かもしれません。
現時点で470kgのサイズもちょうど良いですし、「移動を控えていても変に緩めず乗っている」との現状も好感で、1600万円のお値段を考えると、比較的早い時期に回収路線に乗ってくる可能性がありそうに思えます。
あとは中舘先生の方針次第でしょうが、移動後一ヶ月とか一ヶ月半でのデビューがあるのかもしれませんね。
スタッフさんとの会話の中で、アレアシオンとの比較を振ってみたのですが、アレアシオンが最初から何でもできる優等生タイプだったのに比べ、こちらは気性面で敏感なところがあり、最初は気を遣いつつ、少しずつ教え込んで良さが出てきたタイプとのことでした。
確かに昨年の展示会のときは、新しい環境、多くの見学者に興奮したのか、マトモに立っていられなかったんですよね。
それが今回は実に落ち着いていてまるで別馬のよう。 近くに寄って鼻面を撫でても、本当に大人しくしてくれていました。
もちろん育成場での評価と移動後の評価は別ものですから、あと一週間で移動するのであれば、その後の評価をもう一度確認してから最後の判断をするパターンが良いかもしれません。
■スマイリンフィット
牝2歳 青鹿毛 2017.03.28生 平取産
父:ワークフォース 母:スマイリンアスク (母の父:ディープインパクト)
販売総額 1,600万円 / 総口数 2000口
美浦・中舘英二厩舎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/86/f4ea5274fd999676253ab33f5ab985f9.jpg)
【坂東牧場在厩のスマイリンフィット : 公式HP(5/31更新分)より】
続いて坂東牧場からもう一頭、パラスアテナ(ステラリード'17)を紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/99/1e7a35fe57996eac7655d55df2acc4ff.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/1a/2085a202315f196dd28f2d8c6698a9a0.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/ab/d24a11c89b15bb63e5a44347c715633f.jpg)
6/7近況では467kgと伝えられていましたが、今現在は461kgだそうです。
トレーニングの進捗についてはほぼ近況の通りで、すでに15-15の直前あたりまで乗っているとのこと。 あえてずっと休んでいた影響についてお聞きしたところ、「継続して乗りながらボリュームも出てきたし、全く問題ないです」とのことでした。
もちろん、すでに移動が決まっているスマイリンフィットに比べれば、「こちらはもう少し時間がかかる」のでしょうが、ルーラーシップ×ステラリードで遺伝子型T:Tであることを考えれば、夏を越えて良さが出てくる成長曲線は当たり前とも言えますからね。
これはあくまでも個人の感想ですが、この馬は写真や動画より実物の方がとても良く見えますね。
まだ緩さが残っているのは仕方がないとしても、このところトレーニングを継続できている所為か、馬体に張りツヤが出てきていますし、何より良い馬が持っている『らしい雰囲気』が備わっていると感じました。
正直、ルーラーシップについては本馬の近親で苦労をしたので、すぐにどうこうではないのですが、(募集時コメントにもあるように)生産者の木村さんは、この馬が生まれた時から「ステラリードの仔たちの中ではこれが一番」と仰っていたんですよねぇ。
そういう事を考え出すと全部買う羽目になってしまうので要注意ですが、もしもひと夏を越えてさらに良さが際立ってくるようであれば、改めてどうするかを真剣に悩んでみたいと思います(^^ゞ
■パラスアテナ
牝2歳 鹿毛 2017.01.18生 新ひだか産
父:ルーラーシップ 母:ステラリード (母の父:スペシャルウィーク)
販売総額 1,680万円 / 総口数 2000口
美浦・高柳瑞樹厩舎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e3/03f3409771a57b500ddd48b68a54adac.jpg)
【坂東牧場在厩のパラスアテナ : 公式HP(5/31更新分)より】
続いては一気に浦河まで脚を伸ばして、シュウジデイファーム在厩のパンサラッサです。
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まずですね、この馬は大丈夫でしょう!
シュウジデイファームの静かな環境で、私達の前に出てきた瞬間から自然にそういう気持ちになる、不思議な魅力がある馬です。
馬体のバランスの良さがは以前からそうでしたが、今回見た印象は、随分ギュッと筋肉がついて大人の身体になったなぁというもの。
函館開催デビューを考えたぐらいなので当然かもしれませんが、これならトレセンでのトレーニングにも充分に耐えられるだろうと思います。
ちなみに馬体重は460kgだそうですが、480kgと言われてもおかしくないぐらい、本当に立派に見えました。
シュウジデイのスタッフさんに、右前球節の疲れについて聞いてみたところ、「え? ああ、もう全然問題なく乗っていますから心配ありません」とのこと。 むしろ、全く大ごとではなかったようで、言われるまで忘れてました、みたいな反応でした(^^;)
とは言え一旦白紙になったデビュー戦についてですが、矢作先生からハッキリ指示が出ているかどうかは不明ながら、この日ご対応頂いたスタッフさんにも、「夏競馬には使うつもり」との話が伝わっているそうです。
距離は「明らかに1200mではない」そうで、となると多くの方の想像通り、札幌の1800mが最有力になりますね。
今の感じだと札幌開催1週目か2週目の芝1800m、3週目の芝2000m、このいずれかでデビューじゃないですかねぇ(^^)
馬の個性の話で言うと、まずは「頭が良くて何でもできる馬」、「指示をよく聞いて扱いやすく、走っても折り合いなどに問題がない馬」、「カナロアの良いところが出ていて欠点がない馬」と、悪い話が全くありませんでした。
生産者の木村さんも、「シュウジデイさんは結構厳しくやるところなので、石川さんが使えると仰るなら夏からいけるんじゃないですかね?」との話をしてくれましたから、これはもう夏競馬からの活躍を期待して良いのではと思います。
あとはとにかく順調に、アクシデントさえなければ。。 この馬に関しては、それが全てではないかと感じました(^^)
それから、同じシュウジデイファームにいるパーフェクトラヴについてもいくつか話を聞きました。
パーフェクトラヴはBTC内の厩舎にいて会えなかったのですが、これは「移動やデビューが近いから特別にそうしているわけではない」とのことで、普段からBTCとシュウジデイの両方を行ったり来たりさせながら鍛えているのだそうです。
今回はたまたまBTC在厩期間にあたってしまったようですが、「問題なくトレーニングできているので大丈夫です」とのことでした。
課題とされる気性面についても、「敏感なところがある馬なので、最初の頃は気を遣いましたが、段々と落ち着いて何事にも対応できるようになってきた」そうで、それ以上の心配は現時点では不要なのでしょう。
420kg台の馬体について、サイズは小さくないので、もっとあっても良いですよね?と振ってみたところ、「確かに小さい馬ではないですから、これから増えてくるとは思います…」と、これは若干、私が無理やり言わせてしまったような気もします(^^ゞ
いずれにしても、普段は滅多に馬を褒めない石川さんが、「この2頭はイイ」と自信を持っておられるようですから、現時点でシュウジデイファーム組のパンサラッサ、パーフェクトラヴの能力、素質が高いのは間違いないのでしょう。
(石川さんが馬を褒めない話、その石川さんが2頭を褒めた話は、木村さんが矢作先生から聞いた話で、今回、さらにそれを私たちが聞いて書いています。 なので、直接的に何らかの確証がある話ではありません(^^;))
パンサラッサの夏デビュー、パーフェクトラヴの7/7札幌入厩は、2頭の兄姉をずっと見てきた私としてはいまだに半信半疑ながら、木村さんも「石川さんが言うのなら大丈夫でしょう」と仰っていますので、ここは素直に楽しみにしようと思います。
それに、実際には入厩してからゲート試験や追い切りがあるわけで、そこで待ったがかかることだってありますからね。
(と、冷静さを保つために、あえてデビュー延期のケースも想定している私なのでした(^^))
■パンサラッサ
牡2歳 鹿毛 2017.03.01生 新ひだか産
父:ロードカナロア 母:ミスペンバリー (母の父:Montjeu)
販売総額 5,000万円 / 総口数 2000口
栗東・矢作芳人厩舎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/e1/045b7a0f5457b79ac7fb5138d31e89dd.jpg)
【シュウジデイファーム在厩のパンサラッサ : 公式HP(5/31更新分)より】
17年産の最後は、ビューンと門別まで戻りまして、下河辺牧場在厩のプライムラインです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/02/e5d5f2f6f4393dc67f393e89508ed3af.jpg)
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まずですね、最初の写真に写っているスタッフさん、彼が下河辺牧場でのプライムラインの主戦ジョッキーだそうです。
(要するに、調教で一番数多く乗ってくれているという事でしょう)
その彼が最後に告白してくれましたが、今現在下河辺牧場にいる馬たちの中で、「プライムラインのことが一番好き」なのだそうです。
もちろん他の馬が嫌いとかではなく、何故そんなにプライムラインの事を好きになったかというと、「とにかくこの馬は大人しくて人懐こくて、人間の指示をきちんと理解できる頭のイイ、ムチャクチャ可愛いタイプだから」とのこと。
脚の速さとは直接関係ないようにも感じますが、私はそういう『人間との信頼関係』を作れるのは競走馬にとって大事なことだと思っていますので、今回の見学で現場の方からとても良い話が聞けたと喜んでいます。
肝心の走りに関しても、主戦ジョッキーさんは手応えを感じておられるようで、「まだ緩さは残っていますが、乗った感触も良いしスピード感もあるし、気負っていきたがるようなところもないので楽しみです」とのことでした。
するとここで、同行していた『結果にコミットする大物会員さん』が急に、「よくハーツクライの仔は緩さがあるとか言いますが、一体、緩いっていうのはどういう事なのか? ハッキリと説明してみろコノヤロー!」的な恫喝質問をぶつけられて…
まだ若いスタッフさんにその言い方はないだろう、との思いとは別に、どんな回答になるか注目したところ、「いや、それはですね、こう、何と言いますか、クニャ…違うなぁ、フワ…違う。。ええとですね… なんかもう、ダメとかじゃなくて、そんな感じなんです」とモゴモゴしながら、身をよじるようにして『緩さ』の正体を伝えようと必死になってくれました。
その光景を見た時に、私、「ああ、こういう良い方々に見守られている馬は幸せだろうなぁ」と思ったものです(^^ゞ
ちなみに『緩さ』についての私なりの理解ですが…
馬は筋肉、関節、腱、などを収縮させてものすごい推進力を生みだしますが、鍛えれば鍛えた分だけ強くなる筋肉と違い、腱や関節は成長によって、時間をかけて強くなっていく部分が大きいと思うわけです。
そして、収縮する筋肉をジョイントして推進力に変換する役割の関節や腱が弱い状態だと、筋肉の動きを効率よく使えないので、乗り役さんの感触ほどリアルタイムに推進力が生み出されず、タイムラグが発生してフワッとした感じになったり、方向転換などの動きがスムースに出来ずにクニャっとしたり、要するにそういう状態になりがちなことを『緩い』と表現するのではと。。
もちろん、全力疾走するサラブレッドに跨ったことがない私の理解ですからアテにはなりませんが、これを武さんあたりが喋ったら相当に説得力があるのではと、全然関係ない話ながら、結構自信があったりしています(^^ゞ
話が脱線してきましたm(_ _)m
とにかくですね、プライムラインも写真や動画と実際に見た印象が、かなり違う馬でした。
当残ながら実際に見た方が良いのですが、馬体も身が詰まってしっかりしていましたし、歩きも綺麗に真っ直ぐに脚が出るし、キビキビした中にも柔らかさがあってかなりの上級馬といった印象でした。
今現在で462kgだそうですが、「この一ヶ月ほどでボリューム感が増してすごく良くなりました。これで順調に乗り込んで夏を越えれば、またさらに見栄えが良くなりそうです」とのことで、見学前に持っていた期待度が、二段階ほどアップしたような気がします。
さらにスタッフさんによれば、距離は「マイルで!( ・`ー・')キリッ』とのこと。
これだけ思い入れを持って手をかけて頂けるのは、生産・育成一貫スタイルの良さなんでしょうねぇ(^^)
■プライムライン
牡2歳 鹿毛 2017.03.12生 門別産
父:ハーツクライ 母:バートラムガーデン (母の父:サクラバクシンオー)
販売総額 4,760万円 / 総口数 2000口
栗東・矢作芳人厩舎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b0/8c4fd2fbbd2201355136aa77d6e4e1c3.jpg)
【下河辺牧場在厩のプライムライン : 公式HP(5/31更新分)より】
以上で、今回の北海道旅行で見学した17年産馬の紹介は終了です。
全体的には、パンサラッサ&プライムラインの矢作厩舎セット。 これはかなり本格的な活躍が期待できると思います。
個人的にはパンサラッサ&パーフェクトラヴのシュウジデイファームセットも悪くないとは思いますが、同じ厩舎の牡馬どうし、お値段的にも比較的高額なゾーンで募集されたことなどを考えると、やはり本命は矢作パパセットですよねぇ。。
まずはもうすぐそこに迫った札幌開催でお目見えする、パンサラッサのデビュー戦の走りに注目しましょう!
*馬の評価は素人の感想、見解です。出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^^ゞ
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/
![](https://www.hirootc.jp/images/kcfinder/images/bnr1006_w300_h270_blog.jpg)
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
例によって出資者目線のレポートなので、感想については適当に割引きをお願いします(^^ゞ
ただ、当然ながらウソは書きませんので、そこは安心して頂ければと思います!
ちなみに、どういう順番に書こうか考えたのですが、見学順にあまり拘らず、先に17年産馬の紹介をしてしまってから18年産、19年産の紹介をしたいと思います。 その方が頭数のバランスが良いし、いろいろ比較もし易い気がしますので。
では早速、坂東牧場在厩のスマイリンフィット(スマイリンアスク'17)からです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/bc/9e62855932bcf4802989ab3f4b43fb9b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/3b/59163002ec163308fdf440fbb8faf932.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/0c/eed85d5d031596a0b23acaa7ed6d8180.jpg)
スマイリンフィットについては、6/7の近況で「先週、見てきました。やはり母系が出ているようで、ピリッとしているのは良いと思います。この夏の暑さが過ぎるのを待っていると後手後手になる可能性もありますので、今月中にもう一度牧場へ確認に行き、そこでの状態に応じて美浦近郊への移動のタイミングを判断していこうかと思っています」との中舘調教師のコメントが紹介されています。
牧場スタッフさんのお話によると、その後の中舘先生からの指示により、一週間後(今週末か来週頭?)には美浦近郊へ移動することが決まっているそうで、実は、見学がもう一週遅かったら本馬には会えていなかったらしいです。
スマイリンフィットは現在残口僅かまで売れていますが、絶妙のタイミングで会えてしまったことが何かの縁なのかどうか、以前から気になる一頭だっただけに、またもや余計なことを考えてしまいそうで怖いです(^^;)
馬を見た印象としては、これはもう牝馬らしい綺麗なシルエットの良い馬、これに尽きます。
逆光気味で申し訳ないですが、全体的なバランスの良さ、ラインの美しさは伝わると思いますし、継続して15-15を乗られているだけあって毛ヅヤもピカピカ。 今回見た17年産馬の中でも、『立ち姿の綺麗さ』においてはこの馬が一番かもしれません。
現時点で470kgのサイズもちょうど良いですし、「移動を控えていても変に緩めず乗っている」との現状も好感で、1600万円のお値段を考えると、比較的早い時期に回収路線に乗ってくる可能性がありそうに思えます。
あとは中舘先生の方針次第でしょうが、移動後一ヶ月とか一ヶ月半でのデビューがあるのかもしれませんね。
スタッフさんとの会話の中で、アレアシオンとの比較を振ってみたのですが、アレアシオンが最初から何でもできる優等生タイプだったのに比べ、こちらは気性面で敏感なところがあり、最初は気を遣いつつ、少しずつ教え込んで良さが出てきたタイプとのことでした。
確かに昨年の展示会のときは、新しい環境、多くの見学者に興奮したのか、マトモに立っていられなかったんですよね。
それが今回は実に落ち着いていてまるで別馬のよう。 近くに寄って鼻面を撫でても、本当に大人しくしてくれていました。
もちろん育成場での評価と移動後の評価は別ものですから、あと一週間で移動するのであれば、その後の評価をもう一度確認してから最後の判断をするパターンが良いかもしれません。
■スマイリンフィット
牝2歳 青鹿毛 2017.03.28生 平取産
父:ワークフォース 母:スマイリンアスク (母の父:ディープインパクト)
販売総額 1,600万円 / 総口数 2000口
美浦・中舘英二厩舎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/86/f4ea5274fd999676253ab33f5ab985f9.jpg)
【坂東牧場在厩のスマイリンフィット : 公式HP(5/31更新分)より】
続いて坂東牧場からもう一頭、パラスアテナ(ステラリード'17)を紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/99/1e7a35fe57996eac7655d55df2acc4ff.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/1a/2085a202315f196dd28f2d8c6698a9a0.jpg)
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6/7近況では467kgと伝えられていましたが、今現在は461kgだそうです。
トレーニングの進捗についてはほぼ近況の通りで、すでに15-15の直前あたりまで乗っているとのこと。 あえてずっと休んでいた影響についてお聞きしたところ、「継続して乗りながらボリュームも出てきたし、全く問題ないです」とのことでした。
もちろん、すでに移動が決まっているスマイリンフィットに比べれば、「こちらはもう少し時間がかかる」のでしょうが、ルーラーシップ×ステラリードで遺伝子型T:Tであることを考えれば、夏を越えて良さが出てくる成長曲線は当たり前とも言えますからね。
これはあくまでも個人の感想ですが、この馬は写真や動画より実物の方がとても良く見えますね。
まだ緩さが残っているのは仕方がないとしても、このところトレーニングを継続できている所為か、馬体に張りツヤが出てきていますし、何より良い馬が持っている『らしい雰囲気』が備わっていると感じました。
正直、ルーラーシップについては本馬の近親で苦労をしたので、すぐにどうこうではないのですが、(募集時コメントにもあるように)生産者の木村さんは、この馬が生まれた時から「ステラリードの仔たちの中ではこれが一番」と仰っていたんですよねぇ。
そういう事を考え出すと全部買う羽目になってしまうので要注意ですが、もしもひと夏を越えてさらに良さが際立ってくるようであれば、改めてどうするかを真剣に悩んでみたいと思います(^^ゞ
■パラスアテナ
牝2歳 鹿毛 2017.01.18生 新ひだか産
父:ルーラーシップ 母:ステラリード (母の父:スペシャルウィーク)
販売総額 1,680万円 / 総口数 2000口
美浦・高柳瑞樹厩舎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e3/03f3409771a57b500ddd48b68a54adac.jpg)
【坂東牧場在厩のパラスアテナ : 公式HP(5/31更新分)より】
続いては一気に浦河まで脚を伸ばして、シュウジデイファーム在厩のパンサラッサです。
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まずですね、この馬は大丈夫でしょう!
シュウジデイファームの静かな環境で、私達の前に出てきた瞬間から自然にそういう気持ちになる、不思議な魅力がある馬です。
馬体のバランスの良さがは以前からそうでしたが、今回見た印象は、随分ギュッと筋肉がついて大人の身体になったなぁというもの。
函館開催デビューを考えたぐらいなので当然かもしれませんが、これならトレセンでのトレーニングにも充分に耐えられるだろうと思います。
ちなみに馬体重は460kgだそうですが、480kgと言われてもおかしくないぐらい、本当に立派に見えました。
シュウジデイのスタッフさんに、右前球節の疲れについて聞いてみたところ、「え? ああ、もう全然問題なく乗っていますから心配ありません」とのこと。 むしろ、全く大ごとではなかったようで、言われるまで忘れてました、みたいな反応でした(^^;)
とは言え一旦白紙になったデビュー戦についてですが、矢作先生からハッキリ指示が出ているかどうかは不明ながら、この日ご対応頂いたスタッフさんにも、「夏競馬には使うつもり」との話が伝わっているそうです。
距離は「明らかに1200mではない」そうで、となると多くの方の想像通り、札幌の1800mが最有力になりますね。
今の感じだと札幌開催1週目か2週目の芝1800m、3週目の芝2000m、このいずれかでデビューじゃないですかねぇ(^^)
馬の個性の話で言うと、まずは「頭が良くて何でもできる馬」、「指示をよく聞いて扱いやすく、走っても折り合いなどに問題がない馬」、「カナロアの良いところが出ていて欠点がない馬」と、悪い話が全くありませんでした。
生産者の木村さんも、「シュウジデイさんは結構厳しくやるところなので、石川さんが使えると仰るなら夏からいけるんじゃないですかね?」との話をしてくれましたから、これはもう夏競馬からの活躍を期待して良いのではと思います。
あとはとにかく順調に、アクシデントさえなければ。。 この馬に関しては、それが全てではないかと感じました(^^)
それから、同じシュウジデイファームにいるパーフェクトラヴについてもいくつか話を聞きました。
パーフェクトラヴはBTC内の厩舎にいて会えなかったのですが、これは「移動やデビューが近いから特別にそうしているわけではない」とのことで、普段からBTCとシュウジデイの両方を行ったり来たりさせながら鍛えているのだそうです。
今回はたまたまBTC在厩期間にあたってしまったようですが、「問題なくトレーニングできているので大丈夫です」とのことでした。
課題とされる気性面についても、「敏感なところがある馬なので、最初の頃は気を遣いましたが、段々と落ち着いて何事にも対応できるようになってきた」そうで、それ以上の心配は現時点では不要なのでしょう。
420kg台の馬体について、サイズは小さくないので、もっとあっても良いですよね?と振ってみたところ、「確かに小さい馬ではないですから、これから増えてくるとは思います…」と、これは若干、私が無理やり言わせてしまったような気もします(^^ゞ
いずれにしても、普段は滅多に馬を褒めない石川さんが、「この2頭はイイ」と自信を持っておられるようですから、現時点でシュウジデイファーム組のパンサラッサ、パーフェクトラヴの能力、素質が高いのは間違いないのでしょう。
(石川さんが馬を褒めない話、その石川さんが2頭を褒めた話は、木村さんが矢作先生から聞いた話で、今回、さらにそれを私たちが聞いて書いています。 なので、直接的に何らかの確証がある話ではありません(^^;))
パンサラッサの夏デビュー、パーフェクトラヴの7/7札幌入厩は、2頭の兄姉をずっと見てきた私としてはいまだに半信半疑ながら、木村さんも「石川さんが言うのなら大丈夫でしょう」と仰っていますので、ここは素直に楽しみにしようと思います。
それに、実際には入厩してからゲート試験や追い切りがあるわけで、そこで待ったがかかることだってありますからね。
(と、冷静さを保つために、あえてデビュー延期のケースも想定している私なのでした(^^))
■パンサラッサ
牡2歳 鹿毛 2017.03.01生 新ひだか産
父:ロードカナロア 母:ミスペンバリー (母の父:Montjeu)
販売総額 5,000万円 / 総口数 2000口
栗東・矢作芳人厩舎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/e1/045b7a0f5457b79ac7fb5138d31e89dd.jpg)
【シュウジデイファーム在厩のパンサラッサ : 公式HP(5/31更新分)より】
17年産の最後は、ビューンと門別まで戻りまして、下河辺牧場在厩のプライムラインです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/02/e5d5f2f6f4393dc67f393e89508ed3af.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/3c/4a5daf8035baef675d4e23f8dcda7a08.jpg)
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まずですね、最初の写真に写っているスタッフさん、彼が下河辺牧場でのプライムラインの主戦ジョッキーだそうです。
(要するに、調教で一番数多く乗ってくれているという事でしょう)
その彼が最後に告白してくれましたが、今現在下河辺牧場にいる馬たちの中で、「プライムラインのことが一番好き」なのだそうです。
もちろん他の馬が嫌いとかではなく、何故そんなにプライムラインの事を好きになったかというと、「とにかくこの馬は大人しくて人懐こくて、人間の指示をきちんと理解できる頭のイイ、ムチャクチャ可愛いタイプだから」とのこと。
脚の速さとは直接関係ないようにも感じますが、私はそういう『人間との信頼関係』を作れるのは競走馬にとって大事なことだと思っていますので、今回の見学で現場の方からとても良い話が聞けたと喜んでいます。
肝心の走りに関しても、主戦ジョッキーさんは手応えを感じておられるようで、「まだ緩さは残っていますが、乗った感触も良いしスピード感もあるし、気負っていきたがるようなところもないので楽しみです」とのことでした。
するとここで、同行していた『結果にコミットする大物会員さん』が急に、「よくハーツクライの仔は緩さがあるとか言いますが、一体、緩いっていうのはどういう事なのか? ハッキリと説明してみろコノヤロー!」的な恫喝質問をぶつけられて…
まだ若いスタッフさんにその言い方はないだろう、との思いとは別に、どんな回答になるか注目したところ、「いや、それはですね、こう、何と言いますか、クニャ…違うなぁ、フワ…違う。。ええとですね… なんかもう、ダメとかじゃなくて、そんな感じなんです」とモゴモゴしながら、身をよじるようにして『緩さ』の正体を伝えようと必死になってくれました。
その光景を見た時に、私、「ああ、こういう良い方々に見守られている馬は幸せだろうなぁ」と思ったものです(^^ゞ
ちなみに『緩さ』についての私なりの理解ですが…
馬は筋肉、関節、腱、などを収縮させてものすごい推進力を生みだしますが、鍛えれば鍛えた分だけ強くなる筋肉と違い、腱や関節は成長によって、時間をかけて強くなっていく部分が大きいと思うわけです。
そして、収縮する筋肉をジョイントして推進力に変換する役割の関節や腱が弱い状態だと、筋肉の動きを効率よく使えないので、乗り役さんの感触ほどリアルタイムに推進力が生み出されず、タイムラグが発生してフワッとした感じになったり、方向転換などの動きがスムースに出来ずにクニャっとしたり、要するにそういう状態になりがちなことを『緩い』と表現するのではと。。
もちろん、全力疾走するサラブレッドに跨ったことがない私の理解ですからアテにはなりませんが、これを武さんあたりが喋ったら相当に説得力があるのではと、全然関係ない話ながら、結構自信があったりしています(^^ゞ
話が脱線してきましたm(_ _)m
とにかくですね、プライムラインも写真や動画と実際に見た印象が、かなり違う馬でした。
当残ながら実際に見た方が良いのですが、馬体も身が詰まってしっかりしていましたし、歩きも綺麗に真っ直ぐに脚が出るし、キビキビした中にも柔らかさがあってかなりの上級馬といった印象でした。
今現在で462kgだそうですが、「この一ヶ月ほどでボリューム感が増してすごく良くなりました。これで順調に乗り込んで夏を越えれば、またさらに見栄えが良くなりそうです」とのことで、見学前に持っていた期待度が、二段階ほどアップしたような気がします。
さらにスタッフさんによれば、距離は「マイルで!( ・`ー・')キリッ』とのこと。
これだけ思い入れを持って手をかけて頂けるのは、生産・育成一貫スタイルの良さなんでしょうねぇ(^^)
■プライムライン
牡2歳 鹿毛 2017.03.12生 門別産
父:ハーツクライ 母:バートラムガーデン (母の父:サクラバクシンオー)
販売総額 4,760万円 / 総口数 2000口
栗東・矢作芳人厩舎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b0/8c4fd2fbbd2201355136aa77d6e4e1c3.jpg)
【下河辺牧場在厩のプライムライン : 公式HP(5/31更新分)より】
以上で、今回の北海道旅行で見学した17年産馬の紹介は終了です。
全体的には、パンサラッサ&プライムラインの矢作厩舎セット。 これはかなり本格的な活躍が期待できると思います。
個人的にはパンサラッサ&パーフェクトラヴのシュウジデイファームセットも悪くないとは思いますが、同じ厩舎の牡馬どうし、お値段的にも比較的高額なゾーンで募集されたことなどを考えると、やはり本命は矢作パパセットですよねぇ。。
まずはもうすぐそこに迫った札幌開催でお目見えする、パンサラッサのデビュー戦の走りに注目しましょう!
*馬の評価は素人の感想、見解です。出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^^ゞ
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/
![](https://www.hirootc.jp/images/kcfinder/images/bnr1006_w300_h270_blog.jpg)
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
先週はナグラーダが9着でディメンシオンが7着。。
成績としてはかなり不本意ですが、こういう事があるのも競馬です。
特に、厳しい状況に追い込まれた3歳未勝利のナグラーダは、次走が背水の一戦になりそうで…
一方のディメンシオンは次走、中京記念(G3)で重賞制覇に挑みます。
日曜日のレースは個人的にはノーカウントにさせてもらいますので、得意の中京で鮮やかな巻き返しを見せて欲しいです。
全体としては、6月の出走予定は全て先週までで終了、次はクレッシェンドラヴの七夕賞まで待つことになります。
(その前に出走する可能性があるのは、一応、ナグラーダぐらいでしょうか…)
クレッシェンドラヴの7/7福島 七夕賞(G3)のあとはディメンシオンの7/21中京記念になるわけですが、同じ月に続けて重賞挑戦が見られるとは、7月は今までの広尾TCではなかなか考えにくかった大事な一ヶ月になりそうです。
その間には3歳未勝利のナグラーダ、ストームハートの初勝利に向けたチャレンジ、アレアシオン、パンサラッサ、パーフェクトラヴといった、夏競馬をめざす2歳馬たちの動向も定まってくるでしょうから、そちらもすごく楽しみです。
そして今週は、6/14から16にかけて行った北海道牧場訪問の報告をやります。
予定では今夜から順次アップするつもりですので、(内容は別にして(^^;))あくまでもネタとしてお付き合い頂ければと思います。
<出資馬の状況>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/32/247c6c5913b4245af0f3f9fe1e98d0d7.png)
<2019総合成績>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/8a/c796ca1482f3a2e3471568a24340e301.png)
成績としてはかなり不本意ですが、こういう事があるのも競馬です。
特に、厳しい状況に追い込まれた3歳未勝利のナグラーダは、次走が背水の一戦になりそうで…
一方のディメンシオンは次走、中京記念(G3)で重賞制覇に挑みます。
日曜日のレースは個人的にはノーカウントにさせてもらいますので、得意の中京で鮮やかな巻き返しを見せて欲しいです。
全体としては、6月の出走予定は全て先週までで終了、次はクレッシェンドラヴの七夕賞まで待つことになります。
(その前に出走する可能性があるのは、一応、ナグラーダぐらいでしょうか…)
クレッシェンドラヴの7/7福島 七夕賞(G3)のあとはディメンシオンの7/21中京記念になるわけですが、同じ月に続けて重賞挑戦が見られるとは、7月は今までの広尾TCではなかなか考えにくかった大事な一ヶ月になりそうです。
その間には3歳未勝利のナグラーダ、ストームハートの初勝利に向けたチャレンジ、アレアシオン、パンサラッサ、パーフェクトラヴといった、夏競馬をめざす2歳馬たちの動向も定まってくるでしょうから、そちらもすごく楽しみです。
そして今週は、6/14から16にかけて行った北海道牧場訪問の報告をやります。
予定では今夜から順次アップするつもりですので、(内容は別にして(^^;))あくまでもネタとしてお付き合い頂ければと思います。
<出資馬の状況>
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<2019総合成績>
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