

2017年産馬、2018年産馬、2019年産馬とたくさんの馬を見学した今回の北海道ツアー。
何とか見学馬の報告は終えたものの、どんな馬をどう見学したかが自分でもごちゃごちゃになっていますので、ここで一応、今回のツアーで見学した馬たちを生年別にまとめておこうと思います。
まあ、それをやったからどうだという事でもないのですが、気持ちにひと区切りをつけるのと、今後の出資作戦に活かす意味で。。
果たして現時点で有効な作戦があるかどうかは微妙ながら、ひとまず頭の中を整理しておこうと思います(^^ゞ
<2017年産馬>
2019/6月 北海道牧場見学報告 ~2017年産馬編~
■スマイリンフィット : 坂東牧場在厩→その後、6/19美浦近郊N・S・Rに移動
牝2歳 父:ワークフォース 母:スマイリンアスク (母の父:ディープインパクト)
総額 1,600万円 / 総口数 2000口 美浦・中舘英二厩舎
*すでにトレセン近郊に移動し、入厩も間近か。残口僅かなので口数に余裕はあるものの、入厩による締切の可能性もアリ。
■パラスアテナ : 坂東牧場在厩
牝2歳 父:ルーラーシップ 母:ステラリード (母の父:スペシャルウィーク)
総額 1,680万円 / 総口数 2000口 美浦・高柳瑞樹厩舎
*満口直前も夏の間は坂東牧場で乗り込まれるようで、もう少し様子見も可能か。
■パンサラッサ : シュウジデイファーム在厩
牡2歳 父:ロードカナロア 母:ミスペンバリー (母の父:Montjeu)
総額 5,000万円 / 総口数 2000口 栗東・矢作芳人厩舎
*すでに出資済み(満口)。夏の札幌または秋口デビューに向けて調整中で、応援あるのみ!
■プライムライン : 下河辺牧場在厩
牡2歳 父:ハーツクライ 母:バートラムガーデン (母の父:サクラバクシンオー)
総額 4,760万円 / 総口数 2000口 栗東・矢作芳人厩舎
*すでに出資済み(満口)。夏は乗り込んで体力強化、秋以降のデビューが目標で、応援あるのみ!
2017年産馬はパンサラッサ、プライムラインのほか、パーフェクトラヴとアレアシオンに出資済みです。
現状ではもう一頭追加するかどうかが問題ですが、追加する場合はスマイリンフィット、パラスアテナ、そして今回見学しなかったキャッツアイの3頭の中からどれを選ぶかという検討になります。
現時点での仕上がり、デビュー戦が見えているかどうかで言えば、やはりスマイリンフィットが一歩リード。 馬体の印象も良かったですし、中舘先生も早めから使っていく方針のようなので、スマイリンフィットなら即戦力を追加する形になりますし…
2歳のこの時期に選ぶ馬となると、ある程度の即戦力イメージが欲しいのも確か。 さてさて、どうしますかね(^^ゞ
<2018年産馬>
2019/6月 北海道牧場見学報告 ~2018年産馬編(1)~
2019/6月 北海道牧場見学報告 ~2018年産馬編(2)~
2019/6月 北海道牧場見学報告 ~2018年産馬編(3)~
■ヴェイパー'18 : パカパカファーム厚賀分場在厩
牝1歳 父:キングカメハメハ 母:ヴェイパー (母の父:Galileo)
総額 3,560万円 / 総口数 2000口 栗東・武幸四郎厩舎
*すでに出資済みも残口アリ。相変わらず品のある綺麗な牝馬で育成場の評判も高く、今後の成長に期待!
■デプロマトウショウ'18 : パカパカファーム厚賀分場在厩
牡1歳 父:オルフェーヴル 母:デプロマトウショウ (母の父:ファスリエフ)
総額 4,180万円 / 総口数 2000口 栗東・池江泰寿厩
*すでに出資済み(満口)。筋肉質の馬体と愛されキャラが売り? 今後のナイスパフォーマンスに期待???
■ゴッドフロアー'18 : 木村秀則牧場在厩
牡1歳 父:エピファネイア 母:ゴッドフロアー (母の父:ハーツクライ)
総額 2,960万円 / 総口数 2000口 栗東・松永幹夫厩舎
*すでに出資済み(満口)。馬体の完成度高く8月にはクローバーファームへ。早めの始動で一発狙う!
■ラズベリータイム'18 : 木村秀則牧場在厩
牝1歳 父:ダンカーク 母:ラズベリータイム (母の父:フジキセキ)
総額 1,600万円 / 総口数 2000口 栗東・高柳大輔厩舎
*非出資満口馬。見学するたびに木村さんの評価が上昇する珍しいタイプ。 予想を上回る活躍もあるか?
■ウェルシュステラ'18 : 木村秀則牧場在厩
牡1歳 父:グランプリボス 母:ウェルシュステラ (母の父:Zafonic)
総額 300万円 / 総口数 1000口 栗東・小崎憲厩舎
*非出資満口馬。早い馬に比べると成長進度が今ひとつながら、まとまった馬体は好印象。
■ハイアーラヴ'18 : 木村秀則牧場在厩 【クラブ募集未定】
牝1歳 父:ジャスタウェイ 母:ハイアーラヴ (母の父:Sadler's Wells)
*サイズも充分でバランスが良く、半兄クレッシェンドラヴに似たタイプになりそうな牝馬。丸くて大きなお尻と成長力がセールスポイント。気になる点は5月の遅生まれとハイアーラヴ産駒特有の気性面か?
■ステラリード'18 : 木村秀則牧場在厩 【クラブ募集未定】
牡1歳 父:モーリス 母:ステラリード (母の父:スペシャルウィーク)
*ド迫力系の好馬体。大きなストライドのパワフルな走りでステラリードの名声高めるか!?
■スイートマカロン'18 : 木村秀則牧場在厩 【クラブ募集未定】
牡1歳 父:スピルバーグ 母:スイートマカロン (母の父:Tale of the Cat)
*全姉キャッツアイよりもパワー系に寄っている印象。ただしマカロン産駒は成長による変化も大きく、今後の動向に要注目。
■ルックオブラヴ'18 : 木村秀則牧場在厩 【クラブ募集未定】
牡1歳 父:ミッキーアイル 母:ルックオブラヴ (母の父:キングズベスト)
*脚長で好バランスの芝馬タイプで、この世代のダークホース的存在。マイルのスピード勝負で成功しなかった母の無念晴らすか?
2018年産馬はヴェイパー'18、デプロマトウショウ'18、ゴッドフロアー'18に出資済み。現在募集中の馬で残口があるのはヴェイパー'18のみですから、ヴェイパー'18への追加出資か、これから募集となる馬への新規出資、又は両方の組み合わせという選択になります。
検討の前提としては、今回見学した4頭がラインアップに入ると思っておくしかないですが、単純にそのパターンだとしても、頭数の追加をあと2頭までと考えると、これはかなり難しい作業になりそうです。
だって、かねてから狙っていたステラリード'18、大きく成長しそうなハイアーラヴ'18に出資をすると、それでもう世代の枠は一杯。。 面白そうなルックオブラヴ'18などに全然手が回らない状態になってしまうんですよねぇ。。
他の牧場から良い馬が募集されたらどうしようとか、そういう事を考え出すと怖いです(^^;)
<2019年産馬>
2019/6月 北海道牧場見学報告 ~2019年産馬編(1)~
2019/6月 北海道牧場見学報告 ~2019年産馬編(2)~
2019/6月 北海道牧場見学報告 ~2019年産馬編(3)~
■ステラリード'19 : 木村秀則牧場在厩 【クラブ募集未定】
牡当歳 父:ロードカナロア 母:ステラリード (母の父:スペシャルウィーク)
*軽くて柔らかい身のこなし、スピード充分の走りは放牧地でも目立つ存在。誰が見てもイイ馬と評価するであろう雰囲気のある馬で、ロードカナロアを父に迎え、ついに母のポテンシャルが目覚めたか!?
■ゼロカラノキセキ'19 : 木村秀則牧場在厩 【クラブ募集未定】
牡当歳 父:マジェスティックウォリアー 母:ゼロカラノキセキ (母の父:キンシャサノキセキ)
*馬体のバランスが良く、スイートマカロンの産駒より柔らかい印象。芝砂兼用の典型的な馬主孝行馬に成長するかも?
■ミスペンバリー'19 : 木村秀則牧場在厩 【クラブ募集未定】
牡当歳 父:キズナ 母:ミスペンバリー (母の父:Montjeu)
*ミスペンバリー最後の産駒でなくとも是非出資をしたい馬。脚長でスラッとした、いかにも芝の長めの距離で良さそうなカッコイイ馬。
■レフィナーダ'19 : 木村秀則牧場在厩 【クラブ募集未定】
牝当歳 父:マジェスティックウォリアー 母:レフィナーダ (母の父:サンデーサイレンス)
*レフィナーダ最後の産駒か。エンパイアブルーを越えるポテンシャル、ディメンシオン以来のエンジン性能はホンモノか!?
■レトロクラシック'19 : 木村秀則牧場在厩 【クラブ募集未定】
牡当歳 父:エイシンフラッシュ 母:レトロクラシック (母の父:ディープインパクト)
*無尽蔵のスタミナ、タフさが売りのレトロクラシック初仔。めざせステイヤーズステークス!?
2019年産馬の出資作戦を考えるのは、さすがに気が早いとも言えますが、最近の広尾TCはバラバラっと当歳募集をかけてきたりしますので、一応、全体感を把握しておくに越したことはありません。
その意味で改めて確認してみると、今回、見せて頂いた5頭の中からステラリード'19、ミスペンバリー'19、レフィナーダ'19には出資をしたいと考えているので、そうすると、もう3頭分の枠が埋まってしまっているんですよね。
さすがに19年産の募集馬がこれだけとは考えにくいですし、これまた18年産世代以上に厳しい検討になりそうです。
本格的に悩むのは、まだだいぶ先で良いのですが、いろいろな意味で覚悟だけはしておこうと思います(^^;)
以上、今回見学した馬をまとめてみましたが、結果的に随分とたくさんの馬を見せて頂くことができました。
見学を手配して頂いた広尾TCの皆さん、忙しいお仕事の合間を縫って、あるいは休日にワザワザ準備をして対応頂いた牧場・育成場の皆さん、お陰様でとても楽しい、ためになる見学をすることができました。
すっかり遅くなってしまいましたが、本当にありがとうございましたm(_ _)m
今回の見学に味をしめ、また来年も… などと言い出すかもしれませんが、その時はまたよろしくお願いしたいと思いますm(_ _)m
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/

*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
2019年産馬の紹介もこれが3回目、ラストの回になります。
当歳馬に関しては、まだ募集されるかどうかも分からない中ですが、すでに『募集されたら即出資』と思える馬も複数現れており、実際にこの目で馬を見ることの楽しさと怖さを改めて感じています(^^;)
という事で、当歳馬4頭目の紹介はレフィナーダ'19、マジェスティックウォリアーの牝馬です。



昨日のミスペン仔の記事で、「ミスペンバリーの仔はこれが最後かも…」との話を紹介しましたが、実はレフィナーダも同じ状況で、このマジェスティックウォリアー牝馬がおそらく最後の産駒になるとのことでした。
考えてみれば、ウェルシュステラ、ミスペンバリー、レフィナーダといったお馴染みの繁殖たちも、いつ引退しておかしくない年齢になっていて、後継のお母さんたちに期待する時期、主力繁殖牝馬の世代交代の時期になっているんですよね。
ウェルシュステラにはステラリードやレトロクラシック、ミスペンバリーにはまだ現役のディメンシオン、レフィナーダにはエンパイアブルーと、私が出資した牝馬たちがいますので、しっかりお母さんの仕事をして牧場の隆盛に貢献して欲しいと思います。
それはさて置き、マジェスティックウォリアーの牝馬ですが、これがまた驚くほど木村さんの評価が高かったんです。
「ゼロカラノキセキ×マジェスティックウォリアーがダートパワータイプとすれば、このレフィナーダ仔はむしろ素軽い芝馬タイプ。エンパイアブルーが生まれた時に近いイメージですが、能力はエンパイアブルー以上だと感じています。これはかなり特別な馬ではないか」と…
馬が大好きで、良いところを見つけて褒めるのが基本姿勢の木村さんですが、ここまでの高評価はさすがに珍しい。。
さらには、「5月の遅生まれなので、まだ本当に仔馬ですが、生まれついて持っているエンジンの基本性能が違います。ここまでハッキリとそれが分かるのは、ディメンシオン以来かもしれません」と、止まることを知らない褒め言葉。
私も何だかんだで木村さんには長くお世話になっていますが、最後にこんなに木村さんが手応えを感じる馬を生んでくれたとは、母レフィナーダをしつこく追いかけてきた身としても、本当に嬉しくなれたひと時でした。
馬の見た目については、このぐらい小さい頃だと、正直、「なんて可愛いんだろう!」という感想しかありません(^^;;
ただ、脚長でラインが綺麗なシュッとした馬ですし、品のある、雰囲気が良い馬だとは感じました(^^)
これは、見学を終えた後、『ディメンシオン&クレッシェンドラヴのオープン入り御礼飲み会』で出た話ですが、ディメンシオンが仔馬の頃はあまり見栄えが良くなくて、随分と「この仔は本当に大丈夫?」みたいなことを言われたそうです。
それでも「生まれ持ったエンジンの性能」については自信があったそうで、確かに私も、「今度のミスペン当歳はスピードが素晴らしい」と、募集一年前から(前年の展示会の時に)聞かされた記憶があるんですよね。
ミスペンバリー×ディープインパクトとレフィナーダ×マジェスティックウォリアーでは字面の雰囲気が全く違いますが、脚元のアクシデントで大成できなかったエンパイアブルーの夢の続きが見られるとしたら、こんなに有り難いチャンスはないかもしれません。
ちなみにですが、エンパイアブルーは引退後、無事に木村さんの牧場に戻っているそうです。
そして、そのエンパイアブルーに配合されたのはマジェスティックウォリアー。
まだ日本での評価はこれからですが、どうやら木村さんは、マジェスティックウォリアーに(ダンカークよりイイという以上の)かなりの手応えを感じておられるようです(^^)
さて、次の一頭で、今回の北海道見学ツアー報告の『馬の部』は最後になります。
その大トリはレトロクラシック'19、エイシンフラッシュの牡馬です。



いよいよレトロクラシックがお母さんとして登場です。
配合相手はエイシンフラッシュですが、まずは最初から元気な仔を生んでくれて何よりです。
馬体を見てもバランスが良くて丈夫そう、腹まわりなどもしっかりした印象がありますよね。
うーむ。。レトロの仔となると、これまた必要以上に愛着が湧いてしまって(^^ゞ
木村さんによれば、「本馬のセールスポイントはタフさ。放牧地をいつまででも走っていられるほどタフで無尽蔵のスタミナがあります。これは将来はステイヤーズステークスが狙えるかも…」と、珍しく冗談ぽく話してくれました。
思い起こせばレトロクラシックは肺出血で大成できませんでしたが、能力的には十分に重賞を意識できる馬でしたし、血統的には竹内さんが「ディープインパクトのお手本のような配合。血統構成は世代でナンバーワン」と仰ったほどですからね。
そういうベースの上にエイシンフラッシュで距離が持ちそうとなれば、今後の成長に期待したくなるのも当然でしょう。
今回見学した馬の最後の紹介が、これから牧場を支えていくべきレトロクラシック産駒になったのも何かの縁かもしれないなぁと…
ただし、このレトロクラシック産駒もそうですが、ステラリード×ロードカナロアや(まだ生まれていない)エンパイアブルー×マジェスティックウォリアーなど、今後も楽しみな仔馬たちが目白押しですからね。
以前から気がついてはいたのですが、一口馬主という遊び、なかなかやめるタイミングがないものですね(^^;;
*馬の評価は素人の感想、見解です。出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^^ゞ
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/

*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
当歳馬に関しては、まだ募集されるかどうかも分からない中ですが、すでに『募集されたら即出資』と思える馬も複数現れており、実際にこの目で馬を見ることの楽しさと怖さを改めて感じています(^^;)
という事で、当歳馬4頭目の紹介はレフィナーダ'19、マジェスティックウォリアーの牝馬です。



昨日のミスペン仔の記事で、「ミスペンバリーの仔はこれが最後かも…」との話を紹介しましたが、実はレフィナーダも同じ状況で、このマジェスティックウォリアー牝馬がおそらく最後の産駒になるとのことでした。
考えてみれば、ウェルシュステラ、ミスペンバリー、レフィナーダといったお馴染みの繁殖たちも、いつ引退しておかしくない年齢になっていて、後継のお母さんたちに期待する時期、主力繁殖牝馬の世代交代の時期になっているんですよね。
ウェルシュステラにはステラリードやレトロクラシック、ミスペンバリーにはまだ現役のディメンシオン、レフィナーダにはエンパイアブルーと、私が出資した牝馬たちがいますので、しっかりお母さんの仕事をして牧場の隆盛に貢献して欲しいと思います。
それはさて置き、マジェスティックウォリアーの牝馬ですが、これがまた驚くほど木村さんの評価が高かったんです。
「ゼロカラノキセキ×マジェスティックウォリアーがダートパワータイプとすれば、このレフィナーダ仔はむしろ素軽い芝馬タイプ。エンパイアブルーが生まれた時に近いイメージですが、能力はエンパイアブルー以上だと感じています。これはかなり特別な馬ではないか」と…
馬が大好きで、良いところを見つけて褒めるのが基本姿勢の木村さんですが、ここまでの高評価はさすがに珍しい。。
さらには、「5月の遅生まれなので、まだ本当に仔馬ですが、生まれついて持っているエンジンの基本性能が違います。ここまでハッキリとそれが分かるのは、ディメンシオン以来かもしれません」と、止まることを知らない褒め言葉。
私も何だかんだで木村さんには長くお世話になっていますが、最後にこんなに木村さんが手応えを感じる馬を生んでくれたとは、母レフィナーダをしつこく追いかけてきた身としても、本当に嬉しくなれたひと時でした。
馬の見た目については、このぐらい小さい頃だと、正直、「なんて可愛いんだろう!」という感想しかありません(^^;;
ただ、脚長でラインが綺麗なシュッとした馬ですし、品のある、雰囲気が良い馬だとは感じました(^^)
これは、見学を終えた後、『ディメンシオン&クレッシェンドラヴのオープン入り御礼飲み会』で出た話ですが、ディメンシオンが仔馬の頃はあまり見栄えが良くなくて、随分と「この仔は本当に大丈夫?」みたいなことを言われたそうです。
それでも「生まれ持ったエンジンの性能」については自信があったそうで、確かに私も、「今度のミスペン当歳はスピードが素晴らしい」と、募集一年前から(前年の展示会の時に)聞かされた記憶があるんですよね。
ミスペンバリー×ディープインパクトとレフィナーダ×マジェスティックウォリアーでは字面の雰囲気が全く違いますが、脚元のアクシデントで大成できなかったエンパイアブルーの夢の続きが見られるとしたら、こんなに有り難いチャンスはないかもしれません。
ちなみにですが、エンパイアブルーは引退後、無事に木村さんの牧場に戻っているそうです。
そして、そのエンパイアブルーに配合されたのはマジェスティックウォリアー。
まだ日本での評価はこれからですが、どうやら木村さんは、マジェスティックウォリアーに(ダンカークよりイイという以上の)かなりの手応えを感じておられるようです(^^)
さて、次の一頭で、今回の北海道見学ツアー報告の『馬の部』は最後になります。
その大トリはレトロクラシック'19、エイシンフラッシュの牡馬です。



いよいよレトロクラシックがお母さんとして登場です。
配合相手はエイシンフラッシュですが、まずは最初から元気な仔を生んでくれて何よりです。
馬体を見てもバランスが良くて丈夫そう、腹まわりなどもしっかりした印象がありますよね。
うーむ。。レトロの仔となると、これまた必要以上に愛着が湧いてしまって(^^ゞ
木村さんによれば、「本馬のセールスポイントはタフさ。放牧地をいつまででも走っていられるほどタフで無尽蔵のスタミナがあります。これは将来はステイヤーズステークスが狙えるかも…」と、珍しく冗談ぽく話してくれました。
思い起こせばレトロクラシックは肺出血で大成できませんでしたが、能力的には十分に重賞を意識できる馬でしたし、血統的には竹内さんが「ディープインパクトのお手本のような配合。血統構成は世代でナンバーワン」と仰ったほどですからね。
そういうベースの上にエイシンフラッシュで距離が持ちそうとなれば、今後の成長に期待したくなるのも当然でしょう。
今回見学した馬の最後の紹介が、これから牧場を支えていくべきレトロクラシック産駒になったのも何かの縁かもしれないなぁと…
ただし、このレトロクラシック産駒もそうですが、ステラリード×ロードカナロアや(まだ生まれていない)エンパイアブルー×マジェスティックウォリアーなど、今後も楽しみな仔馬たちが目白押しですからね。
以前から気がついてはいたのですが、一口馬主という遊び、なかなかやめるタイミングがないものですね(^^;;
*馬の評価は素人の感想、見解です。出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^^ゞ
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/

*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
アレアシオンはダート周回コースで半マイル15-14を取り入れるなど順調に調教を消化。21日、美浦トレセンに入厩しています。
◇明智代表のコメント
「男馬にしてはややスリムに見せるため速めをやってどうかと思っていましたが、自らハミを取って行けましたし、(移動後の)1本目にしては動いてくれました。性格は扱いやすく、大人しいタイプ。もうゲートはいつでも合格できるくらいにまで練習ができていますので、入厩後ほどなく試験を受けられると思います」
-----
5/17にスピリットファームに移動をしてから1ヶ月、準備期間をうまくクリアしてトレセンに入ってくれました。
何だかんだで入厩までに紆余曲折する馬もいる中で、北海道時代と同じように順調なのはとてもイイ事ですし、こちらが思う以上に心身がタフな馬なのかもしれません。(今までのレフィナーダ産駒とは全然違う(^^;))
こんなに順調だとそれはそれで心配だったりもしますが、まずは、『祝!美浦トレセン入厩』が迎えられて良かったです(^^)
トレセンでのスピード調教にどこまで対応できるかなど本当の勝負はこれからですが、ここまで来た以上はゲート試験合格からデビュー戦まで、一気に突き抜けて欲しいと思います!

*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
◇明智代表のコメント
「男馬にしてはややスリムに見せるため速めをやってどうかと思っていましたが、自らハミを取って行けましたし、(移動後の)1本目にしては動いてくれました。性格は扱いやすく、大人しいタイプ。もうゲートはいつでも合格できるくらいにまで練習ができていますので、入厩後ほどなく試験を受けられると思います」
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5/17にスピリットファームに移動をしてから1ヶ月、準備期間をうまくクリアしてトレセンに入ってくれました。
何だかんだで入厩までに紆余曲折する馬もいる中で、北海道時代と同じように順調なのはとてもイイ事ですし、こちらが思う以上に心身がタフな馬なのかもしれません。(今までのレフィナーダ産駒とは全然違う(^^;))
こんなに順調だとそれはそれで心配だったりもしますが、まずは、『祝!美浦トレセン入厩』が迎えられて良かったです(^^)
トレセンでのスピード調教にどこまで対応できるかなど本当の勝負はこれからですが、ここまで来た以上はゲート試験合格からデビュー戦まで、一気に突き抜けて欲しいと思います!

*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
シュウジデイファーム在厩のパーフェクトラヴは、おもにBTCの屋内ダートトラックで軽いキャンター2400m、または屋内坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1~2本を消化。週1回、坂路にて3F41秒程度を乗り込まれています。
◇石川代表のコメント
「『7月7日の札幌競馬場直接入厩を目標』に調整を進めており、『まずはゲート試験に合格させておきたい』と調教師。すでに枠入り駐立ともに問題ありませんので、あとは発馬の際に頭を上げることなく本番のスピードに乗って行ければ、です。気のイイ馬ですし、上背は伸びてきていますから、あとは成長していく中でお尻周りなどに肉を付け、もっと体重を乗せていければと思います」
-----
7/7の札幌競馬場入厩がアナウンスされましたが、今回はゲート試験合格までが目標のようですから、その後デビュー戦まで持っていくことは(今のところは)考えていない雰囲気ですかね。
7月中に札幌競馬場でゲート合格まで進めておいて、一旦、シュウジデイファームに戻してさらに鍛える。 その後、涼しくなったら栗東近郊に移動をし、そこからトレセン入りに向けた最終調整、といった作戦でしょうか。
高柳大先生は私も初めてお世話になりますので、デビュー前の進め方も何か新鮮な印象があって面白いです。
個人的には本馬が早いデビューをするイメージが無かったので、7/7の入厩がゲート合格目的と聞いて、かえって安心しています。
「成長していく中でお尻周りなどに肉を付け、もっと体重を乗せていければ」ということが今はとても大事な気がしますので、夏の間にしっかり準備を整えて、秋口のデビューをめざしてもらえればと思います。
やっぱり目つきは怖い…

【シュウジデイファーム在厩のパーフェクトラヴ : 公式HP(5/31更新分)より】
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/

*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
◇石川代表のコメント
「『7月7日の札幌競馬場直接入厩を目標』に調整を進めており、『まずはゲート試験に合格させておきたい』と調教師。すでに枠入り駐立ともに問題ありませんので、あとは発馬の際に頭を上げることなく本番のスピードに乗って行ければ、です。気のイイ馬ですし、上背は伸びてきていますから、あとは成長していく中でお尻周りなどに肉を付け、もっと体重を乗せていければと思います」
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7/7の札幌競馬場入厩がアナウンスされましたが、今回はゲート試験合格までが目標のようですから、その後デビュー戦まで持っていくことは(今のところは)考えていない雰囲気ですかね。
7月中に札幌競馬場でゲート合格まで進めておいて、一旦、シュウジデイファームに戻してさらに鍛える。 その後、涼しくなったら栗東近郊に移動をし、そこからトレセン入りに向けた最終調整、といった作戦でしょうか。
高柳大先生は私も初めてお世話になりますので、デビュー前の進め方も何か新鮮な印象があって面白いです。
個人的には本馬が早いデビューをするイメージが無かったので、7/7の入厩がゲート合格目的と聞いて、かえって安心しています。
「成長していく中でお尻周りなどに肉を付け、もっと体重を乗せていければ」ということが今はとても大事な気がしますので、夏の間にしっかり準備を整えて、秋口のデビューをめざしてもらえればと思います。
やっぱり目つきは怖い…

【シュウジデイファーム在厩のパーフェクトラヴ : 公式HP(5/31更新分)より】
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/

*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
シュウジデイファーム在厩。現在は、軽めの調整のみで負荷を軽減しています。
◇石川代表のコメント
「適度にリフレッシュを取り入れていた中での球節の疲れということで、再度のペースアップはより慎重に。一時は速めも乗っていましたが、今週はあえて軽めで様子を見てあげました。若馬にはよく見受けられる程度のものとは言え、この時期に慌てる必要など全くないですからね。『あくまでも馬の状況に合わせて考えていく』(厩舎陣営)ことになると思います」
-----
先週の見学時点では、「夏競馬に使いたい」との意向が伝えられていましたが、ごく軽いとは言え球節の疲れが出たことを軽視せずに、「あくまでも馬の状況に合わせて考えていく」方針に変わったようです。
もちろんまだ夏の北海道デビューの線もあるでしょうが、馬に合わせて慎重に進めることには大賛成です。
「この時期に慌てる必要など全くない」のは、その通りだと思いますので、まずは安全安心を第一位、本馬が無理なくいい状態に仕上がった時点で、気持ちよくデビュー戦を迎えさせてあげたいです。
現時点で出たとこ勝ちを望む気はないですが、結果としてそうなってくれたら嬉しいなぁと。
実際に馬を見て、その可能性は十分にあるのではと思っています(^^)

【シュウジデイファーム在厩のパンサラッサ : 公式HP(5/31更新分)より】

*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
◇石川代表のコメント
「適度にリフレッシュを取り入れていた中での球節の疲れということで、再度のペースアップはより慎重に。一時は速めも乗っていましたが、今週はあえて軽めで様子を見てあげました。若馬にはよく見受けられる程度のものとは言え、この時期に慌てる必要など全くないですからね。『あくまでも馬の状況に合わせて考えていく』(厩舎陣営)ことになると思います」
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先週の見学時点では、「夏競馬に使いたい」との意向が伝えられていましたが、ごく軽いとは言え球節の疲れが出たことを軽視せずに、「あくまでも馬の状況に合わせて考えていく」方針に変わったようです。
もちろんまだ夏の北海道デビューの線もあるでしょうが、馬に合わせて慎重に進めることには大賛成です。
「この時期に慌てる必要など全くない」のは、その通りだと思いますので、まずは安全安心を第一位、本馬が無理なくいい状態に仕上がった時点で、気持ちよくデビュー戦を迎えさせてあげたいです。
現時点で出たとこ勝ちを望む気はないですが、結果としてそうなってくれたら嬉しいなぁと。
実際に馬を見て、その可能性は十分にあるのではと思っています(^^)

【シュウジデイファーム在厩のパンサラッサ : 公式HP(5/31更新分)より】

*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
下河辺牧場在厩のプライムラインは、おもに屋内馬場で軽め2400m、外馬場周回コースでハロン15~20秒ペースのキャンター2000mを乗り込まれています。
◇下河辺代表のコメント
「たまに坂路にも入れながら、基本的には外馬場にて週2回、終い1~2Fを15秒程度で。今は終いを伸ばすことに重点を置き、さらなる体力強化に努めているところです。馬自身にやる気がありますし、コントロールの利く走り。現在の調教メニューにもへこたれることなくついてきています。今後はこれを継続し、しっかりと乗り越えていくことが大切になってきます」
-----
先週の下河辺牧場訪問時にも、「この夏の乗り込みが重要」といったお話がありましたから、今のペースをしっかりと継続し、課題である『緩さ』を克服するのが当面のテーマになっているのでしょう。
あの時に“主戦ジョッキー”と呼ばれていたお若い騎乗スタッフさんも一生懸命トレーニングをつけてくれるでしょうし、周囲から期待され、大事にされている本馬ですから、きっと乗り越えて力をつけてくれると思います。
素質を高く評価されているのは確かですので、このまま順調に基礎体力強化が進んで欲しいと思います(^^)

【下河辺牧場在厩のプライムライン : 公式HP(5/31更新分)より】

*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
◇下河辺代表のコメント
「たまに坂路にも入れながら、基本的には外馬場にて週2回、終い1~2Fを15秒程度で。今は終いを伸ばすことに重点を置き、さらなる体力強化に努めているところです。馬自身にやる気がありますし、コントロールの利く走り。現在の調教メニューにもへこたれることなくついてきています。今後はこれを継続し、しっかりと乗り越えていくことが大切になってきます」
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先週の下河辺牧場訪問時にも、「この夏の乗り込みが重要」といったお話がありましたから、今のペースをしっかりと継続し、課題である『緩さ』を克服するのが当面のテーマになっているのでしょう。
あの時に“主戦ジョッキー”と呼ばれていたお若い騎乗スタッフさんも一生懸命トレーニングをつけてくれるでしょうし、周囲から期待され、大事にされている本馬ですから、きっと乗り越えて力をつけてくれると思います。
素質を高く評価されているのは確かですので、このまま順調に基礎体力強化が進んで欲しいと思います(^^)

【下河辺牧場在厩のプライムライン : 公式HP(5/31更新分)より】

*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。