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【カナロアガール】菜七子浮上のキッカケに! 5/9新潟8R・枠順&予想

2020-05-08 17:56:53 | 引退馬

**2020.5.9 新潟8R 4歳以上1勝クラス(芝1800m) 13:45発走**

 カナロアガール
 ミトロジー
 ホウオウヒミコ
 ショーヒデキラ
 ショウナンサスケ
 フィデリオグリーン

カナロアガールは7枠10番になりました。13頭立ての競馬ですから、最内以外なら何処でもと思っていましたし、真ん中外めの偶数10番枠は、一番無難で良いところが引けたかもしれません。今回は、シンプルな地力勝負に持ち込むのが一番のテーマな気がしますので。

脚質的には先行有利ではあるものの、普通の条件に比べて差しが決まりやすいコースですから、ホウオウヒミコの様子を見ながら中団に収まるのが理想でしょうか。あまり後ろ過ぎるのは嫌ですが、今回は無理に先行しようと頑張らなくても良い気がします。普通過ぎる作戦になりますが、道中をしっかり折り合って、たっぷり650mある直線で差し切るイメージだと思います。

相手筆頭は前走でも対戦したミトロジー。あの時は0.3秒差をつけて先着しましたが、直線で馬群に突っ込む作戦がハマった面はありますので、0.3秒差がそのまま実力差と考えるのは危険でしょう。ただ、斤量についてはミトロジーが56→57kgなのに対して、カナロアガールは54→53kgと、前走の2kg差が4kg差に広がっています。これは、誰がどう考えてもカナロアガールのプラス要素で、鞍上菜七子騎手の2kg分だけお得感があるのは確かです!

その他の有力馬もソコソコ走ってくるとは思いますが、不気味なのは同じロードカナロア産駒のホウオウヒミコでしょうか。ホウオウヒミコは未勝利戦を惜しくも勝ち上がれませんでしたが、12月に園田で連勝を決めての中央再登録組。これがJRA再登録後の初戦になりますが、祖母にハルカゼがいる血統背景を考えると、この数ヶ月でグンと強くなっているかもしれません。

それから、今回、テン乗りとなる藤田菜七子騎手に関して、Gambling Journal『JRA藤田菜七子、復帰後わずか「3勝」のスランプ。原因は落馬負傷以外にも、あの「規制」が影響!?』、という記事が出ていました。内容は記事を読んで頂ければと思いますが、ごく簡単にまとめると、以下のような主旨でした。

・2/15小倉競馬での落馬負傷後は3/20に復帰を果たすも、その後は36連敗を喫するなど不振
・不振理由の第一はメンタル面で、馬込みを捌けない、位置取りで競り負けるなどが弱点化している
・新型コロナ影響でエージェントの活動が制限され、以前ほど騎乗馬の質が良くない
・今週からの新潟開催は得意のコースで、ここで巻き返しのキッカケをつかみたい

その一方で、『ZBAT!競馬』には『藤田菜七子、今週末は土日とも開幕週の新潟で計8鞍に騎乗』という記事が出ていて、「(土日で8鞍は少ないものの)どの騎乗予定馬も近走成績が良く、まさに“少数精鋭”。今週末は勝利のチャンスが十分にありそうで“菜七子スマイル”全開…」との内容になっています。(もちろん、カナロアガールも“少数精鋭”の期待馬に入っています(^^))

考えてみれば、菜七子騎手、勝っても負けても注目されて大変ですよねぇ。。特に怪我によるブランクのあとは、あのレジェンド武豊騎手でさえ絶不調に陥ったほどで、我々には想像もつかないご苦労があるのでしょうし…。(通算100勝は良いニュースでしたけれど)

まあ、その昔、二ノ宮先生に『競馬界における女性活躍の重要性』を熱く語られた私としては、是非とも菜七子騎手に完全復調のキッカケを掴んで欲しいわけですが、そのためにも、まずは明日の8Rで勝利を飾って欲しい。。あまり難しく考えず、馬の力を信じて乗ってもらえれば…と思っていますm(_ _)m

 

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【ドゥオーモ】今度も人気の盲点に!? 5/10新潟大賞典・出走確定

2020-05-08 06:08:28 | 引退馬

ドゥオーモは、5月10日新潟11R 新潟大賞典(G3・芝2000m)に勝浦正樹騎手で出走します。

-調教時計-
20.05.06 助 手 栗東坂良 1回 53.5-39.0-25.8-13.0 一杯に追う
20.05.03 助 手 栗東坂良 1回 58.0-42.3-27.1-13.1 馬ナリ余力

◇野中調教師のコメント
「いい感じで調整できており体調面は良好。左回りも問題ないと思いますが、ひとつ心配なのは、時計の速い新潟の馬場に対応できるかどうか。そこがカギと言えるでしょう。日曜日は雨予報ですからぜひ降って欲しいですね。ここにきて自身の競馬のカタチが定まってきましたので、近走同様、慌てさせずに長く脚を使うことで良績につなげていければと思います。ハンデの53kgは悪くないでしょう」

-----

ドゥオーモの出走が確定しました。レースは5/10新潟11R 新潟大賞典(G3)ですが、まずは、何と言っても狙ったレースに出られることが何よりです。(一時は除外を心配しましたので…)

最終追い切りは坂路を一杯に追って53.5-39.0-25.8-13.0秒。時計的には大したことはないですが、最近のドゥオーモは坂路ではあまり動きませんし、直前にしっかり追える状態であれば問題なし。野中先生もデキに関しては(連闘だった)前走並み以上の手応えを感じておられるのではないでしょうか。

あとは無事に当日を迎えること、そして、少しでも馬場が渋ってくれたら…。いや、良馬場がダメとは思いませんが、異常なほどの高速レースになると脚元が心配ですし、小倉の渋い馬場でとても良い走りをしたことを考えると、53kgの斤量に加えて馬場状態も味方につけたいところです(^^ゞ

ちなみにですが、前走小倉大賞典の2着があるにもかかわらず、世間様のドゥオーモに対する評価はノーマークに近いようです。例えば『ZBAT!競馬』の新潟大賞典展望には、ドゥオーモの名前がひとつも出てきません。。(きっと人気もないんでしょうねぇ)

★ZBAT!競馬『【新潟大賞典】レース展望』

まあ、無難に記事を書こうと思う記者さんの気持ちは痛いほど良くわかります。それに、妙に注目されて穴人気するとか、(実力が足りているのは分かっているだけに)逆に迷惑だったりもしますので(^^ゞ

当然ながら、記事の中で名前が挙がっているダイワキャグニー、ギベオン、インビジブルレイズ、レッドガラン、ブラヴァス、ケイデンスコール、エアウィンザー、サラスといったところは強敵です。でも、小倉大賞典にヴェロックスの名前を見つけた時に比べたら、『誤差の範囲の強敵感』ですので…。

無意識のうちに偉そうになっていたら申し訳ないですが、今のドゥオーモは7歳であっても上昇気流に乗っています。新潟大賞典には『軽ハンデ馬は苦戦』とのデータがあるようですが、ドゥオーモの53kgは(能力が足りずに軽量をもらっていた馬たちとは)意味が違うはずですし、きっと面白いレースをしてくれるのではないでしょうか(^^)

 

**2020.5.10 新潟11R 新潟大賞典(G3/ハンデ/芝2000m)出走馬**

 


*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。

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【カナロアガール】あえて牡馬混合1800へ! 5/9新潟8R・出走確定

2020-05-08 05:48:41 | 引退馬

カナロアガールは、5月9日新潟8R 1勝クラス(芝1800m)に藤田菜七子騎手で出走します。

-調教時計-
20.05.06 助 手 美南坂稍 2回 53.5-39.2-25.4-12.5  馬ナリ余力
20.04.30 助 手 美南W良 5F 65.7-51.0-37.2-11.8(7) 一杯に追う
 ニシノオクタゴン(障未勝)一杯の外0.8秒先着

◇田村調教師のコメント
「追走に手間取るようなことがないよう、最終的には1800m戦を選択。ここまでの調整は順調にきており、状態は良いです。馬体を減らしてしまう恐れがある馬ですので、一泊二日の輸送競馬がどう出ますか。あとは展開が向いてくれることを願います」

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カナロアガールの出走が確定しました。レースは5/9新潟8R(芝1800m)ですが、水曜想定時点では、翌10日の牝馬限定マイル戦の方が頭数が落ち着きそうとのことだったため、そちらに向かう可能性が高いのでは… と思っていました。(久々にマイル戦での走りを見てみたかったのもありますし…)

ただし、フタを開けてみれば、結局はどちらのレースも13頭立て。。実績ある距離でレースが組み立てやすいことに加え、混合戦ならセックスアローワンス2kgと菜七子の2kg、合計4kgが無条件でもらえることも、あえて牡馬混合1800mを選んだ理由かもしれません。(何となく、1800mの方が追走がし易い、みたいな単純な理由だけではない気がします)

いずれにしても、最終追い切りの動きも良かったようですから、ここは休み明けでも是非とも勝ちたいレースになりました。田村先生は一泊二日がどうしたとか展開が云々などと心配をしてくれていますが、正直、このメンバーならゴチャゴチャ言わずに勝ち切って欲しい。。もちろん、どんな時でもひとつ勝つのは大変な事ですが、そろそろ結果を出さんとイカンのじゃないかと思っています!

 

**2020.5.9 新潟8R 4歳以上1勝クラス(芝1800m)出走馬**

 


*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。

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【リナーシェ】やはり焦らず一旦放牧、夏競馬デビューを目標に!

2020-05-08 05:34:15 | 引退馬
リナーシェは、6日、いったん宇治田原優駿ステーブルへ放牧に出ています。
 
◇武幸四郎調教師のコメント
「今週の馬体重は410kgと数字こそ減っていませんが、このまま一気に乗り込んでいくにはまだちょっとかわいそう。軽くでも一度放牧を挟んで、夏季競馬でのデビューを目指していきたいと考えます」
◇青山調教主任のコメント
「馬体、脚元ともに問題なく、馬に落ち着きがあるのもイイですね。6日はウォーキングマシン運動のみとし、7日から少しずつ乗り進めていきたいと思います」
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ゲート試験合格後も厩舎に残ってデビューをめざすかと思われましたが、最終的には一度放牧をして、成長を促しながらじっくり進めていくことになりました。
細かい経緯はいろいろあるかもしれませんが、ここにきて、僅かながらも馬体重に増加傾向が出てきたことも、幸四郎先生が「ここで一気に乗り込みたくない」と思った理由のひとつかもしれません。そりゃあ、少し待つことでドンドン馬体が増えるなら、そのことの方が余程価値が高いと思いますので(^^)
 
という事で、リナーシェのデビュー時期は、6月ではなく7月から8月のイメージになりました。
まあ、同じ厩舎のマーテルもそうですが、大事なのはデビュー時期の早さではなく、レース内容と結果(着順)ですから、そのための作戦変更は今後も臨機応変にお願いしたいと思います。
いや、正直言って、『とりあえず実戦を一度使って考える』パターンにならなくて良かったです(^^)

 


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【グランソヴァール】続戦決定、今度はC.ルメール騎手で (^^;)

2020-05-08 05:21:28 | 引退馬

美浦トレセン在厩のグランソヴァールは、7日に坂路で54秒台を計時しています。

-調教時計-
20.05.07 助 手 美南坂稍 1回 54.6-39.6-25.7-12.8  馬ナリ余力

◇尾関調教師のコメント
「前走後、最初の時計ですから無理せず馬なりでサーッと。全体的に疲れは抜けてきていますし、今日の感じであれば、このまま続戦に向けて進めていけるのではないかと思います。レースは5月17日東京12R BSイレブン賞(3勝クラス・ダ1400m)、鞍上はクリストフ・ルメール騎手を予定しています」

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グランソヴァールが一週前追い切りを消化し、その動きを確認したうえで、5/17東京のBSイレブン賞への続戦が決まりました。BSイレブン賞はその日のメイン、ディメンシオンが出走するヴィクトリアマイル(G1)直後のレースですから、当日は非常に慌ただしい(?)ひと時を過ごすことになりそうです。

という事で、前走の借りを返すためにもグランソヴァールには頑張って欲しいのですが、それにしても、今度はD.レーン騎手からC.ルメール騎手への乗り替わりとは…。このところグランソヴァールは毎回テン乗りジョッキーに乗り替わっていて、それが、武豊→岩田康誠→D.レーン→C.ルメールですからね。。尾関先生がシャレや冗談でやっていないのは当然ですが、落ち着いて、続けて乗ってくれそうなジョッキーでも全然イイんじゃないかなぁ… なんて(^^ゞ

もちろん、ジョッキーとしてのルメールさんに不満があるはずもないですが、多少の心配があるとすれば、もはやルメールさんにとっては恋人(馬ですけど)と言っても過言ではない、アーモンドアイさんに跨ったあとの『抜け殻症候群』ぐらいですかね(^^;)

 

【4/26東京10R 鎌倉Sでのグランソヴァール:公式HPより】

 


*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。

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【ディメンシオン】調整順調、究極の時計勝負に活路?

2020-05-08 05:09:42 | 殿堂馬

栗東トレセン在厩のディメンシオンは、6日に坂路で追い切りを消化しています。

-調教時計-
20.05.06 助 手 栗東坂良 1回 56.0-39.5-25.1-12.3 一杯に追う
20.05.02 助 手 栗東坂良 1回 57.8-40.9-25.9-12.8 馬ナリ余力

◇藤原英調教師のコメント
「体つき、テンションともに前走時のものをしっかりとキープ。その後も順調に調整できているのは何よりです。いま一番重要なのは、目標としてきた5月17日東京11R ヴィクトリアマイル(G1・芝1600m)の舞台に無事出走させてあげること。入念に態勢を整えていければと思います。鞍上は引き続き松田大作騎手を予定しています」

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ヴィクトリアマイル出走が確定的となっているディメンシオン。藤原先生が毎週コメントを出すこと自体が珍しい気がしますが、これも大目標と公言してきたレースに『無事出走させる責任感』の現れでしょうし、トップトレーナーがその思いを発信してくれるのは、とてもありがたいことですね。

さて、大目標への出走が叶った以上、ディメンシオン&松田騎手のコンビには、無事に出走して回ってくるだけでなくジャイアントキリングめざして一発勝負をかけて欲しいです。当歳時から木村秀則牧場で類稀なるスピード能力を認められていたディメンシオン、藤原先生が「入念に態勢を整えて」いるディメンシオンには、G1とは言え参加するだけで終わって欲しくないですからっ!

という事で、強いメンバー相手にディメンシオンが穴をあけるパターンを考えてみたのですが、これはもうハイペースのスピード持続力勝負しかない気がします。頼みの綱は昨年秋の京成杯AHですが、あの時のレースラップは12.3-10.6-10.4-10.9-11.2秒と、1000mまでに10秒台が3回もあるハイペース(1000m通過55.4秒)でした。それを2、3番手で追走したディメンシオンは上り3Fを34.2秒でまとめて走破時計が1分30秒9だったわけです。

おそらくですが、京成杯AH並みに10秒台が続くペースの経験がある馬は、今回のメンバーにもそれほど多くはなく、昨年のこのレースに出ていたノームコア、プリモシーン、サウンドキアラぐらいではないかと…。ペース作りはトロワゼトワルさんにお任せになりますが、1000m通過56秒前後(出来れば55秒台)で飛ばしてもらい、多くの馬が未経験のハイレベルなスピード持続力勝負に巻き込みたいです。

その結果息切れをして大負けしたり、さらに上を行くスピードとスタミナを持つ馬がいたら、それはそれで仕方がないですからね。チャンスがある以上は勝ちをめざして作戦を考えて欲しいですし、ガチで勝負にいってこそ、G1挑戦の甲斐もあるというものでしょう(^^)

 

【4/11阪神11R 阪神牝馬Sでのディメンシオン:公式HPより】

 


*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。

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