**2020.5.17 東京12R BSイレブン賞(3勝C/ダ1400m) 16:25発走**
◎ グランソヴァール
○ サンノゼテソーロ
▲ サザンヴィグラス
△ リトルモンスター
△ ハルクンノテソーロ
△ ペイシャネガノ
△ マイウェイアムール
グランソヴァールは4枠7番になりました。東京ダート1400mは枠順があまり気にならないコースですし、前走のことを考えても、(枠の内外がどうこうよりも)しっかりスタートすることに集中したいです。無難にスタートを切ってスムーズなレースをすること、まずはそれが全てだと思います。
位置取りについては、そうですねぇ、普通に出てペースが落ち着くようなら中団から前め、流れるようなら中団の後ろでもイイですが、前走のように後ろ過ぎるのはツラいです。グランソヴァールは堅実にジワジワ伸びる脚を持っていますが、後方一気のごぼう抜きタイプではないですからね。中団から進めるにしても、前々走(武豊騎手騎乗)のイメージでいければチャンス大でしょう。
相手は鎌倉S組ではなく、アクアマリンSから距離延長のサンノゼテソーロを筆頭に。。平均ペースで流れるようなら、内枠から先行するこの馬の粘りが怖いです。あとは鎌倉S組からサザンヴィグラス、ハルクンノテソーロ、2勝Cを勝ち上がったばかりのリトルモンスターあたりを上位評価にしましたが、正直、前走の11着大敗がなければ、かなり強気になれるメンバーな気も…(^^ゞ
とにかく、まず第一はグランソヴァールの競馬をすること、そして普段通りの力を出すこと…。ルメールさんも難しく乗るつもりはないと思いますので、正攻法での勝利を期待します!
吉澤ステーブル在厩のヴィジャーヤは、BTCの坂路または屋外の各コースを併用し、おもにハロン16~18秒ペースのキャンターを乗り込まれています。
◇本田広報担当のコメント
「登坂時は屋内の閉鎖的な環境ということもあり、ムキになって走ることも。段々と気性のスイッチが入ってきた様子ですので、気を付けて進めていきたいですね。最近では直線コースで乗った後、芝コースを軽くダクやハッキングで帰ってくるなど、屋外で伸び伸びとリラックスさせながら結構な距離を乗っています。これに伴い、着実に体力を付けつつある状況です」
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ヴィジャーヤにとっては、「気持ちを落ち着けながら走れるように(前回近況コメント)」なることがひとつのテーマですが、屋内坂路で「ムキになって走る」など、激しい気性が顔をのぞかせているようです。
ただ、そうは言っても本馬はオルフェーヴル産駒ですからね。思い起こせばパカパカファーム厚賀分場にいる頃からユニークな行動で注目を集めていましたし、そもそも優等生のままデビュー戦を迎えるようなタイプじゃないでしょう。そりゃあ、マトモに調教できないようでは困りますが、これまでもしっかりトレーニングを積めているので、全体的には問題なしと思っておきます。
ムキムキの馬体に激しい気性、母父ファスリエフ→母母父スティールハートの血統に加えて遺伝子型がCCとなると、やはりイメージはマイル以下でのスピード勝負か。。距離、馬場に関する適性については今後見えてくる部分もあるでしょうが、そろそろ心の準備をしておきたい時季になってきました。
せっかくなので、ムキムキの写真をもう一度載せておきます(^^)
【吉澤ステーブル在厩のヴィジャーヤ:公式HP(5/1更新分)より】
クローバーファーム在厩のゴッドシエルは、おもに周回コースでハロン17~18秒ペースのキャンター4000~4500mを消化。この中間より、ふたたび坂路にも入って乗り込まれています。
◇福島代表のコメント
「日々の調教がワンパターンになってしまうのを避け、改めて坂路にも入れながら。登坂時にカーッと燃えてしまう感じは相変わらずといった様子です。小手先だけで駆けてしまわないよう、今はあえて首を下げるようにして走らせ、走行フォームを作っている最中です」
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再び坂路を併用し、豊富な調教量をこなしてくれているようです。「登坂時にカーッと燃えてしまう感じは相変わらず」とのことですが、そういう気性が簡単に矯正できたら苦労はありません。すぐに結果がでなくても、粘り強くトレーニングを進めていけば、心身の成長とともに少しずつ成果につながっていくのでしょう。(全然最後まで直らないパターンもありますが(^^ゞ)
それから、ウェルシュステラの系統にとって走行フォームはすごく大事ですので、特に念入りにお願いしたいと思います。重賞を勝ったステラリードは言うに及ばず、中長距離で結果を出したお母さんのゴッドフロアーも、疲れてくると結構頭を上げていましたからね(^^;)
ちなみに5/1更新の動画ですが、素人目にはイイ感じのキャンターに見えています(^^)
「トモの成長が顕著で大きく育ってきていますが、放牧地を走っている時はそう大柄には見せない感じ。モッサリしたところがなく、身のこなしの軽さがそうさせているのだと思います。冬毛が抜けてきましたので、これからさらに見映えのする体になってくるのではないでしょうか。ここまでの感触から、パンパンの芝向きといった印象を受けています」