5/10新潟11R 新潟大賞典(G3/ハンデ/芝2000m)のハンデが決まりました。
格上挑戦だった小倉大賞典(G3)を52kgで2着のドゥオーモは、そこからプラス1の53kg。小倉大賞典の1着カデナ、3着ジナンボーあたりとのバランスを考えると、さすがにもう一度52kgはムシが良過ぎる感じですからね。もちろん53kg設定は想定の範囲内ですし、ドゥオーモにとっては52でも53でも、それがオイシイ斤量なのは変わらないと思います。
目ぼしいライバルの斤量をザッと眺めると、すでに重賞を勝っているギベオン、エアウィンザー、オープン、リステッド勝ちに加えて前走金鯱賞(G2)で3着があるダイワキャグニーの3頭が57.5kgでトップハンデ。そんなに刻まずに気持ち良く58にしてあげれば… と思わないでもないですが、最近はなるべく背負わさない方向で考えるのが主流ですからね。
あとは、前走でリステッドレースを快勝しているインビジブルレイズ、レッドガランは56kg、3勝クラスを勝ってここが昇級初戦となる3頭は、ブラヴァスが55kgでアトミックフォースとトーセンスーリヤが54kgになっています。マーメイドS(G3)を勝ったサラスは牝馬の53kgですから、混合戦の3勝C勝ちと同じぐらいの評価のようです。
こうして確認してみると、やはりドゥオーモの53kgはオイシイ…。トップハンデの3頭から4.5kg、レッドガランやインビジブルレイズからは3kg、3勝Cを勝ったばかりの馬からも1~2kgもらえるのですから、前走並みの状態で競馬をすれば、きっと好勝負をしてくれると思います。。新潟コースは久々なので多少の心配はありますが、そこは勝浦騎手にうまくやってもらいましょう!(^^)
**2020.5.10 新潟11R 新潟大賞典(G3/ハンデ/芝2000m)登録馬**
https://www.keibalab.jp/db/race/202005100411/tokubetsu.html?kind=simple
先週は『出資馬の出走なし』でしたが、今週末は2頭が新潟開催に登場予定です。
一頭はカナロアガールで、5/9新潟8R(1勝C/芝1800m)又は5/10新潟8R(1勝C/牝/芝1600m)の両睨みとなっていますが、どちらのレースになっても好勝負以上を期待したいところ。本来、1勝クラスはとっくに卒業していなければいけない馬ですから、休み明けでも一発回答を出して欲しいです。(テン乗りですが、菜七子騎手お願いしますm(_ _)m)
もう一頭は、出資馬中最年長ながらもまだまだ若いドゥオーモで、初重賞制覇をめざして新潟大賞典(G3/ハンデ/芝2000m)に出走します。ハンデの決定、出走メンバー、枠順の確定と進んでいく中で気分も盛り上がっていくでしょうが、前走同様、勝つチャンスがあるレースだと思いますので、出来るだけいい状態で当日を迎えて欲しいです!
そして、来週末にはディメンシオンのヴィクトリアマイル出走が待っています。一次登録19頭と頭数も落ち着き、出走に関しては間違いない状況になりましたので、あとは一週前から当週にかけての調整が上手くいくことを祈るのみです。今度は東京への輸送もありますが、(3日の日曜ではなく)5/2に坂路で57.8-12.8秒を出すなど、藤原厩舎なりの工夫で調整が進んでいるようですから、引き続き一日一善の精神で応援したいと思います。
その他では、グランソヴァールが5/17の東京12R BSイレブン賞に続戦可能かどうかも気になります。もしも5/17出走となれば、当日はディメンシオンとの2頭出しになりますし、どうせなら無観客の府中でメイン→最終の連続大勝負といきたいです。もちろん、実際にはグランソヴァールの状態優先でOKですが、物事には(特に勝負事には)勢いも必要ですからっ!
さらに、今週のもう一つの大注目ポイントとして、ゲート試験合格後もトレセンに留まることになったリナーシェの動向があります。ひと足先にゲートに合格した同厩舎のマーテルは、既定方針通り外厩に放牧に出ましたが、リナーシェは方針に関係なくストレートでデビューをさせる可能性があるようで。。基本的に慌てる必要はないので、仕上りと馬体重のバランスを見極めて決めて頂ければと思いますが、流れとしては、6月最初の新馬戦デビューも充分にあり得る気がします。
**出資馬の状況**