リナーシェは16日に栗東トレセンへ帰厩。17日は坂路で普通キャンター1本を消化しています。
◇武幸四郎調教師のコメント
「牧場で軽くリフレッシュを挟んだことで少しでも体が増えたことですし、向こうでも順調にきていましたからね。再びトレセンに戻し、第3回阪神開催(6/6~28)でのデビューを目標に進めていこうと思います」
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ついにきました! 6月デビュー目標です!!
ゲート試験に合格後、一旦、宇治田原優駿ステーブルに放牧に出たのが5/6。トレセンに戻ったのが16日ですから、リナーシェは僅か10日間で再入厩切符を獲得したことになりますね。
想定よりも帰厩が早まった一番の要因は、なんと言っても馬体重の増加でしょう。一時は400kg割れでのデビューすら覚悟をしたものの、ゲート試験前に408kg、ゲート合格後宇治田原優駿ステーブルに移動をしてから一週間で420kgと、すぐに増えてくれたのが良かったですね。
現時点で何kgあるかはわかりませんが、多少気を使いながら追い切ったとして、410kg前後でのデビュー戦になるのではないでしょうか。将来的には430とか440とか、もっと増えて欲しいところですが、それはまあ、また次の課題でイイでしょう。(^^)
ちなみにですが、一口に第3回阪神開催と言ってもレースはいろいろあるワケです。果たしてどのレースに使うかは、今後の追い切り次第で決まってくるのでしょうから、今週、来週あたりのリナーシェの動向については、いつも以上に目が離せないことになりそうです!
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
先週の競馬には非常に微妙な気持ちにさせられました。。
原因の一番は、何と言ってもディメンシオンの出走取り消し。。かねてから大目標として掲げていたヴィクトリアマイルへの出走が確定し、勝負パターンをこれでもかと考え抜いていただけに、さすがに直前での取消はショックでした。ただ、今になって冷静に考えれば、最終追い切りを行うことなく回避となったのが不幸中の幸いで、意外に早い回復=サマーマイルシリーズへの参戦につながる可能性はありそうです。
そして、ヴィクトリアマイル直後のBSイレブン賞に出走したグランソヴァールは惜しくも4着でした。勝利を期待していただけに、残念な結果ではあるのですが、尾関先生も条件変更など新たな作戦を考えてくれそうですし、改めて次走での前進を期待したいと思います。
変わって今週末については、一応、カナロアガールが二王子特別に登録しているものの、まだ出否は未定という微妙な状況になっています。個人的には出走の可能性が70%と見ていますが、新潟も東京も前が止まらない傾向があるだけに、どちらに行くかは最後まで悩ましいところかもしれません。
その後の予定になると、ドゥオーモ、パンサラッサの次走情報待ちになってしまいます。別に焦る必要はないですが、今年は出走数があまり伸びておらず、ふと振り返ると獲得賞金以外は厳しい状況になりつつあります。リナーシェ、マーテルの幸四郎厩舎セットを筆頭に2歳勢が順調なのは救いですが、戦力としての計算となると、さすがに可哀相な面はありますからね。2歳馬たちがデビュー戦を戦う前に、せめてあと一つは勝ち星を積み上げておきたいところです(^^ゞ
**出資馬の状況**
**2020年総合成績**