netkeiba.com 『【JRA】坂井瑠星騎手が9日間の騎乗停止 スプリンターズSのエイティーンガールには騎乗できず』
21日の中京9R ・金山特別(3歳以上1勝クラス・芝2200m)は、決勝線手前で5番キングオブドラゴンが外側に斜行したため3番エカテリンブルクの進路が狭くなった。この件について、5番キングオブドラゴンの坂井瑠星騎手は、7月11日(土)に不注意騎乗による騎乗停止処分を受けており、短期間に同様の不注意騎乗を繰り返し行ったことを考慮し、10月3日(土)から10月11日(日)まで9日間(開催日4日間)の騎乗停止となった。
これにより、坂井騎手が騎乗予定だったスプリンターズS(GI)のエイティーンガールなどが乗り替わりとなる。
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そう言えば、21日中京9Rの不注意騎乗により、坂井瑠星騎手が10/3から10/11のレースに乗れなくなったんですよね…。
確かにパトロールビデオを見る限り、右にヨレたキングオブドラゴンに左ムチを入れての斜行だけに、なかなか言い訳しにくいプレーではありました。まあ、キングオブドラゴンはその前から右ムチで左に、左ムチで右にとだいぶフラついていて、そもそも余力がなくなっていたのでしょうけれど。。騎乗技術の難しい話はよくわかりませんが、坂井騎手もまだまだ勉強することがたくさんあるということでしょう。
ちなみに『開催日4日間騎乗停止』の裁定根拠として、暴れん坊カイザーノヴァの新馬戦での不注意騎乗との合わせ技であることが示唆されていますが、それについては多少の申し訳なさを感じていますm(_ _)m
ということで、スプリンターズSのエイティーンガールもそうですが、坂井騎手は10/10東京のサウジアラビアRC出走予定のバスラットレオンにも騎乗できないことになりますね。
もともと坂井騎手はカイザーノヴァの一件で騎乗停止となり、7/26だったバスラットレオンのデビュー戦には藤岡佑騎手が代打騎乗をした経緯があります。それを考えると、再び騎乗停止で乗れないとは、なんとタイミングが悪いことか ┐(´~`)┌ ヤレヤレ と思えてきます。もちろん、ご本人が一番残念でしょうけれど、そういう巡り合わせ、相性みたいなものもあるんですかねぇ…。
それはさて置き、裁定が出た以上はバスラットレオンの鞍上を探さなければいけません。まだ他にどんな馬が出てくるのかもハッキリしていませんが、もしも都合がつくなら(デビュー戦同様に)藤岡佑騎手の線が濃厚かと。。もしも藤岡佑騎手でないなら(関東のレースなので)三浦皇成騎手か吉田隼人騎手あたりも有力かなぁ。。(お二人とも矢作厩舎の起用数トップ10に入っていますし…)
そうですねぇ、バスラットレオンが乗り難しくないタイプなのは救いですが、2歳戦からコロコロ騎手が変わるのは決して良いこととは思えません。矢作先生のご判断次第ではありますが、基本的には藤岡佑騎手が本命で三浦騎手と吉田隼騎手が対抗単穴、といった感じで予想しておきます(^^ゞ
参考までに9/21までのJRA騎手リーディングを載せておきますが、こうしてみると、やはりノーザンファームお抱えジョッキーの強さが目立ちますね。
**騎手ランキング(JRA/総合/9月21日まで)**
二週間の休みを挟み、今週末から再び熱い戦いが始まります。
9/27は中京10R 桶狭間S(3勝C)にグランソヴァールが出走、続いて11R 神戸新聞杯(G2)にパンサラッサが挑戦し、間髪入れず中山11R でクレッシェンドラヴがオールカマー(G2)に登場するという非常に濃密な一日になります。せめて土日で分散して欲しい気がしないでもないですが、メインレースに出る馬がいるからこそと思えば嬉しい話でもありますので(^^ゞ
それはさて置きグランソヴァールは前走が全然の内容でしたので、今回は是非とも巻き返したい一戦になります(ただし抽選を通るのが大前提(^^;))。東西メインに出るパンサラッサとクレッシェンドラヴはG1挑戦を見据えた大事なステップレースですから、27日次第で2020年ラストスパートの成否が占えるかもしれません。まずは3頭とも無事に、そして次につながるレースをしてもらいましょう!
そのあとの出走予定は10月になりますが、今のところで言うとサウジアラビアRCのバスラットレオン、京都大賞典のドゥオーモは確定的、18日に帰厩をしたカナロアガールも新潟開催開幕週に登場してくると思われます。やや流動的なところでは、リナーシェの復帰戦とゴッドフロアーのデビュー戦がありますが、これは馬体重などの状況次第なので少し計算しにくいです。
あとは間もなく入厩と伝えられているラヴマイウェイと、何も言われれていないけれど入厩が近そうなヴィジャーヤの2頭。これも年内デビューをめざすならそろそろ何らかのアクションがあって良い頃です。個人的にはラヴマイウェイは最初から年明けデビューを覚悟していましたが、ヴィジャーヤはトレーニングの進捗も良さそうなので、今月中の入厩から年内デビューをめざして欲しいと思っています。
それから、これは直接出資馬の話ではないですが、今年もあると噂されている追加募集の件。。昨年は10月末からだったので、もしも今年も同じなら、9月末か10月初めにはスケジュール告知があるかもしれません。まだ全く情報がないのでどうなるかは分かりませんが、何頭かの新しい馬と広尾血統当歳募集馬を組み合わせるパターンで4~5頭の規模と想定しています(^^)
**出資馬の状況**
ちなみにクレッシェンドラヴは、3~5番人気ぐらいでの出走になりますかね??
デイリー 『【オールカマー展望】力の違い見せるかフィエールマン』
主役は春の天皇賞を連覇したフィエールマンだ。1週前追い切りは美浦Wで3頭併せを敢行。2頭に先着、併入だったが、気配は申し分ない。G1・3勝は3000メートル超えというステイヤー。距離は短い感もあるが、同舞台のAJCCで2着があり、守備範囲だろう。ジャパンCへの叩き台とはいえ、落とせない一戦だ。
重賞タイトルこそないものの、昨年はオークス、秋華賞、ジャパンCで2着に入ったカレンブーケドール。春はドバイ遠征を予定していたが、直前で開催中止に。輸送の疲れが見られたため、休養に充て、立て直された。1週前追い切りの動きから、まだ本調子手前といった印象だが、実力は誰もが認めるところ。底力で台頭してきそうだ。
天皇賞・春3着以来の復帰戦に臨むミッキースワローは、美浦Wでの1週前追い切りで5F66秒6-12秒9。馬なりのまま併入に持ち込み、迫力十分の動きを披露した。中山ではセントライト記念、日経賞Vが示すように、最も力を発揮できる舞台設定だ。3歳時から高い素質を示していたが、ここにきて本格化の様相。V争いだ。
七夕賞で重賞2勝目をマークしたクレッシェンドラヴ。序盤は後方の位置取りから、勝負どころでポジションを押し上げ、直線に向くと内から2着馬をかわし去った。昨年の当レースは5着に敗れたが、臨戦過程は昨年以上。勢いのままG2獲りを狙っている。