レフィナーダ'19の写真・動画が更新されました。
前回(9/11更新)の近況で「このひと月でもう幼さを感じさせなくなり、大きくがっちりとした立派な馬体に変貌を遂げつつある」との木村さんのコメントが紹介され、私も「早く最新の動画が見たい」と書いたのですが、ちょうど良いタイミングでの写真・動画更新に感謝ですm(_ _)m
【木村秀則牧場在厩のレフィナーダ'19:公式HP(9/18更新分)より】
【木村秀則牧場在厩のレフィナーダ'19:公式HP(8/21更新分)より】
さて、確かに一ヶ月前の写真と比べるとガッチリとして力強さが増しています。胴にも少し伸びが出てきたようで、全体的に大人の身体に近づきつつあるのではないでしょうか。成長期にきちんと変わり身を見せるのは良い話ですし、これからの変化もとても楽しみになってきました。
変化を確認するという意味では、動画を並べてみるとよりハッキリと傾向が分かると思います。
どちらもレフィナーダ'19なのですが、8/10と9/8では全然歩きの雰囲気が違いますよね。8月はいかにも仔馬がチョコチョコと歩いている可愛らしい動画、今回は一歩一歩にちゃんと推進力が感じられますし、全体的に力がついてきたことが歩きに現れているのだと思います。
本馬は5月生まれなので、育成場に移動するのも来月以降で全然OKでしょう。現状、せっかく良い感じの成長を見せているのですから、あとしばらくは伸び伸び過ごして欲しい気がします(^^ゞ
吉澤ステーブル在厩のヴィジャーヤは、前回同様おもにBTCの直線ダート馬場を中心として各コースを併用し、ハロン17~20秒ペースのキャンターを消化。週1~2回、坂路で速めを乗り込まれています。
◇本田広報担当のコメント 「坂路ではキリッと速めを乗ってさらなる体力強化を、広いコースではハロン18秒ペースで伸び伸びと走らせることを心掛けて。スピード面に問題はありませんので、あとは強弱のつけ方と走行フォームを整えていきたいところです。日々の地道な取り組みが重要になってきます」
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今回の近況で栗東近郊への移動情報が出ると予想していましたが、見事にハズレてしまいました(^^ゞ
ただしトレーニング自体は引き続きとても順調で、すでに走りの強弱のつけ方、走行フォームの確認といった最終調整の段階に入っているようです。そして、吉澤ステーブルで「スピード面に問題なし」との評価がもらえたということは、単純な脚の速さは間違いなく水準以上のハズですから…。
このあとは「日々の地道な取り組み」を重ねることで、さらに完成度を高めていって欲しい… とまあ、冷静に考えればそういうことなのですが、どうでしょう、やはり、そろそろ栗東近郊に来てもらう、あるいは直接トレセンに入ってもおかしくないんじゃないでしょうか。
池江先生にお世話になるのは初めてなので、そのあたりの勝手は分かりにくいのですが、馬はとても順調に出来上がりつつある状況なので。。またまたハズレる可能性もありますが、今月末か、遅くとも10月初めには栗東に移動して11月デビューを目標に… という感じで進んでくれる気がします(^^)
【吉澤ステーブル在厩のヴィジャーヤ:公式HP(9/11更新分)より】
サティアナ'19は2日に育成厩舎(三嶋牧場・西舎共同育成場)へ移動しています。9/15の馬体重は437kgです。
◇三瓶担当のコメント 「移動後も落ち着きがあり、飼葉をしっかりと食べ、環境の変化に慣れるのも早かったです。整歯をした後に14日より初期馴致を開始しており、どの段階も問題なくスムーズにいきましたので、18日から乗り運動をスタートさせています。順調です」
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少し古新聞になってしまいましたが、サティアナ'19を管理する藤原先生が、『Online Racing Salon Vol. 11 Hiroo no Reiwa 藤原英昭師と共に』の中で本馬についてコメントしてくれています。
米山代表との会話形式のコメントなので、ザックリ要点をまとめると、「バランス良く綺麗な馬。キンカメ最終世代の仔で牧場も期待をしている。頓挫なく成長してもらうのが第一で、成長曲線にあわせて冷静にプランを立てていく」と、大体こんな感じのことを仰っていました。勇ましいコメントを引き出そうとする米山代表の挑発(?)に一切乗らず、クールに方針を述べておられるあたりはさすがに藤原先生といったところでしょう。
まあ、確かに藤原先生は(JRAの番組体系がどうなろうとも)完成していない馬を無理して早く使ったりしないですからね。デビューの時期を云々する前に、まずはたくさん食べてハードトレーニングに耐えうる身体になることが第一、そして、デビューまでには厳しい厩舎内の争いを勝ち抜いて欲しいと思います。
その結果として厩舎の先輩であるディメンシオンの夢を引き継ぐ存在になってもらえれば… というのはさすがにまだ気が早いですね(^^ゞ そんなことよりもこの馬、改めて顔つきを見ると、とても落ち着いていて頭の良さそうな、綺麗な顔立ちをしています(^^)
【三嶋牧場在厩のサティアナ'19:公式HP(9/4更新分)より】
シュウジデイファーム在厩のミスペンバリー'19は初期馴致を終え、すでにBTC(軽種馬育成調教センター)入りを開始しています。8月下旬の馬体重は450kgです。
◇石川代表のコメント 「半兄パンサラッサの初期馴致はかなりスムーズな方でしたので、それに比べると慎重さを求められましたが、本馬も何ら問題ないレベルでこなしてくれました。現在はおもに直線ウッドチップ馬場で軽いキャンターを1~2本。馬場見せを兼ねて様々な環境や状況に慣れさせている段階です。この次のステップは坂路入りとなります」
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こちらはステラリード19と逆のパターンで、父が半兄パンサラッサのロードカナロアからキズナに替わり、あえて比較をすれば、兄よりも初期馴致で気を使う必要があったとのこと。ロードカナロアは落ち着きのある仔を出すと言われていますが、実際にそういう傾向はあるのかもしれませんね。
それはさて置き、本馬も概ね順調に初期馴致を終え、すでにBTCでのトレーニングがスタートしています。2歳デビューからホープフルSに出走したパンサラッサは(ミスペンバリーの仔としては)異例の頑健さ、仕上りの早さを示してくれましたが、果たして19年産の本馬はどういうタイプになるのでしょうか。
感覚的にはディープ産駒のエタンダール、ディメンシオン(雰囲気は2頭よりマグナムインパクトに近い(^^ゞ)とパンサラッサの中間ぐらいな気もしますが、それはもう少し調教が進んでからのお楽しみですね。
ちなみに、(ステラリード'19もそうですが)兄弟姉妹が同じ厩舎、同じ育成場でお世話になるというのはとても安心感がありますし、それが矢作厩舎とシュウジデイさんのようなラインであればなおさらです。今後の近況でも兄との比較が聞けるとしたら、それも楽しみのひとつになりそうです(^^)
【シュウジデイファーム在厩のミスペンバリー'19:公式HP(9/4更新分)より】
シュウジデイファーム在厩のステラリード'19は、初期馴致を終え、すでにBTC(軽種馬育成調教センター)入りを開始しています。8月下旬の馬体重は459kgです。
◇石川代表のコメント 「半兄カイザーノヴァは初期馴致の際に少し暴れたり、慎重な姿勢を見せたりしましたが、本馬はそこまでではなく我慢が利きました。現在はおもに直線ウッドチップ馬場で軽いキャンターを1~2本。馬場見せを兼ねて、様々な環境や状況に慣れさせている段階です。この次のステップは坂路入りとなります」
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父がモーリスからロードカナロアに替わり、半兄カイザーノヴァより落ち着きのある馬に育ちつつあるようです。カイザーノヴァは精神面も走りも荒削りそのものですが、19年産はもっとまとまりのある優等生タイプになってくれるかもしれません。(ステラリードの仔なので優等生までは無理かもしれませんが(^^;))
木村さんの牧場で当歳6月に本馬を初めて見て以来、ずっと出資をすること、競馬で応援することを楽しみにしてきましたが、ようやく第一歩を踏み出す準備が始まった感じです。この後も順調で、もしもカイザーノヴァと同じ道のりを辿るとすれば、競走馬としてデビューするまであと1年足らず。。普通はアレやコレやと心配事があるものですが、本馬についてはそれが全くなく楽しみしかないのが不思議です。
その意味では、初期馴致を問題なくクリアし、良い形でスタートが切れたのも当然のことのように思えます。本馬はこれから様々なトレーニングを課されることになりますが、一歩ずつ着実に前進し、一年後には半兄と同等以上の期待を集める存在になっていて欲しいです(^^)
【シュウジデイファーム在厩のステラリード'19:公式HP(9/4更新分)より】