栗東トレセン在厩のリナーシェは、24日、ウッドで半マイルから計時しています。9/23の馬体重は418kgです。
-調教時計-
20.09.24 菱田 栗東CW良 半哩 54.5-39.6-12.9(4) 馬ナリ余力
アーサーズシスター(新馬)強めの外同入
◇武幸四郎調教師のコメント 「月曜日に坂路で15-15程度、24日はデビュー前の2歳馬と併せて馬なりで併入。気になる馬体重も減ることなくきていますし、この感じであれば来週の出走にも対応してくれるものと思われます。10月3日中京1R 2歳未勝利(ダ1400m)での復帰を検討中です」
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追い切りは馬なりに毛が生えた程度ですが、トレセン入厩後もひとまず順調に過ごしているようです。今のところ馬体もそれほど減らずに済んでいますし、この馬なりに少しずつ成長しているのは確かなのでしょう。
北海道では本気の追い切りをほとんどやらないままで、7着→4着とまずまずの前進を見せてくれました。来週のダート戦も追い込むような調教をやらずに臨むことになりそうですが、持ち前のセンスと素質で何とか前進を続けて欲しいです。そして、復帰初戦でもさらなる上昇を見せることができるようなら、勝ち上がりに向けた道筋がさらにハッキリしてくると思います(^^)
【ファンタストクラブ在厩時のリナーシェ:公式HP(9/4更新分)より】
美浦トレセン在厩のカナロアガールは、24日、ウッドで併せ馬で先着しています。
-調教時計-
20.09.24 江田勇 美南W重 5F 66.4-51.4-37.5-12.4(6) 強めに追う
セイウンロミオ(二未勝)強めの外0.4秒先着
◇田村調教師のコメント 「帰厩翌日から坂路入りしており、日曜日の54秒台をステップとして本格的にペースを上げ始めました。24日朝の動きは良かったですし、馬体もふっくらとして良い感じになっています。まずは10月11日新潟8R 1勝クラス(芝1800m)から出走を意識していきましょう」
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先週18日にトレセンに戻ったカナロアガールは、20日の坂路2本目で早速54.1-25.0-12.1秒をマーク。高木競走馬育成牧場でとても良い調整ができたことを示してくれました。このあとはトレセンでさらに追い切りを重ねていくことになりますが、どうやら休み明け初戦を良い状態で迎えられそうです。
本来、休み明けがすごく良いタイプではないですが、今回は夏をしっかり休んだことによる成長にも期待したい一戦ですからね。出来ればですが、改めて力量上位を見せつける勝利を飾って欲しいと思います。
にしても、次走は1勝クラス10戦目の記念レース。。いやぁ、数えてみて驚きましたが、1勝クラスを10戦も戦う馬じゃないと思うんですけどねぇ(^^;)
【2019/5/12 東京3R(未勝利)でのカナロアガール:公式HPより】
栗東トレセン在厩のドゥオーモは、24日、ウッドで長めから追い切られています。
-調教時計-
20.09.24 藤岡康 栗東CW 6F 85.6-70.0-54.8-40.1-12.5(6) 馬ナリ余力
◇野中調教師のコメント 「弱さを残していた頃は大変でしたが、調教でしっかりと負荷をかけられるようになってきたのは良い傾向です。24日の動きも良かったですし、まずは10月11日京都11R 京都大賞典(G2・芝2400m)に向けて順調に調整することができています。ここからもうひと頑張りがあっても不思議ではありません」
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そう言えば、ドゥオーモが2400m戦に出るのはデビュー2戦目、2016年4月のアザレア賞以来のことになります。あの頃はまだ馬がパンとしておらず、のちに青葉賞を勝つヴァンキッシュランに1秒あまりの差をつけられましたが、4年以上を経た今、果たしてどんなレースをしてくれるでしょうか。
様々な経験をして7歳になった今の方がきっといいレースをしてくれる…。考えてみれば、自然にそう思えること自体が素晴らしいですし、ちょっと感慨深い気持ちになってしまいますね(^^ゞ
【2020/7/5 函館 巴賞でのドゥオーモ:公式HPより】
シュウジデイファーム在厩のカイザーノヴァは、おもにBTCの坂路で普通キャンター2本を消化。先週末より15-15を開始しています。
◇石川代表のコメント 「フォームの改善など、うまく導いてあげようと接してはいますが、それにはもう少し馬が大人になって欲しいところ。どうも気負って走りがちですので、成長の後押しにも期待したいですね。いつも元気いっぱい。今週からは15-15を週2回にしていきたいと思います」
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いつも元気いっぱいなのは素晴らしいことですが、気持ちは全く子どものままで、走行フォームの改善どころの話ではないようですね。まあ、昔からこの系統を見てきた多くの会員さんは、『ステラの仔がそんなに簡単に改善するハズはない…』と思っていたでしょうけれど(^^;)
石川代表も仰っていますが、もっと効率よく上手に走るようになるためには、気持ちも身体も大人になって落ち着いてくれないと難しいでしょうねぇ。。今はまだ自分がやりたいように、好き勝手に走っているだけ…といった感じですから。(精神的に大人になるのも簡単ではなさそうですが…)
とは言えカイザーノヴァは次走以降、ますます強い相手と戦うことになっていきます。予定しているデイリー杯2歳Sには、同じ矢作厩舎からホウオウアマゾンも出るようですし、いずれはバスラットレオンとの対決があるかもしれません。しばらくは『好き勝手な走り』で突き進むとしても、できることなら早いうちに、少しずつでも大人の走りを身につけていって欲しいです(^^)
【2020/8/23 クローバー賞でのカイザーノヴァ:公式HPより】
宇治田原優駿ステーブル在厩のマーテルは、おもにトラックで軽め2400m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター2本を消化。週2回の15-15を開始しています。9/22の馬体重は464kgです。
◇青山調教主任のコメント 「シルエットはやや細身ですが、跨った背中の感じは細くないですし、暑さも落ち着き飼葉を食べてくれています。馬体重も減っていませんので、今後はおもに水曜、土曜に15-15を取り入れ、さらに乗り込んでいきたいと考えます。徐々に体力がついてきているのでしょう。以前に比べて、テンが速くなってもラストまで我慢が利くようになってきた感じです」
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先週が462kgで今週が464kg。15-15を週2回に増やしての馬体維持ですから、ようやく多少の運動では減らない身体になってきたのかもしれません。今まで随分我慢をしてジックリやってきましたので、ここからは順調にペースが上がって欲しいです。
その上で体質強化をはじめ、全体的に成長が認められれば10月入厩、年内デビューの線が具体化しそうです。夏前には『素軽いけれど走りが若い、気持ちに余裕が欲しい、ラストのもうひと伸びが欲しい』と評されていたマーテルですが、次にトレセンに入った時には、ひと夏分の成長をしっかり見せてもらいましょう!