クレッシェンドラヴ 七夕賞(G3)優勝記念品有償申込のご案内
クレッシェンドラヴ号、七夕賞(GⅢ)の優勝を記念いたしまして、オリジナルの額入りゼッケンコースター、ぬいぐるみを有償で販売、ならびにクオカードを追加販売いたします。
◆申込期間
2020年9月10日(木)~2020年9月30日(水)
※「額入りゼッケンコースター」、「ぬいぐるみ」につきましては、既に50件以上の申込をいただいておりますので制作が決定しております。
◆その他
福島記念(G3)優勝記念品につきましては、別途徴収しております特別営業者報酬(賞金の10%)で制作をしております。今回規約変更により、特別営業者報酬は賞金の2%となりましたことから、倶楽部から贈呈いたします七夕賞(G3)優勝記念品につきましてはクオカードのみとなります。
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多くを語る気はありませんが、無事に記念品の製作が決まって良かったです。これで申し込みが50個に達しませんでしたとか、何となく切ないものがありますからねぇ(^^ゞ
それから、“◆その他”のところにあるように、コースターとぬいぐるみが『希望者のみ有償』となった背景は、特別営業者報酬が賞金の10%から2%に変更になったためとのこと。要するに、『なるべく分配金を多くして記念品の類は希望者のみに』という流れですね。良いんじゃないでしょうか(^^)
すでに告知があった通り、9/12付でアレアシオンの登録が抹消されました。
先日引退をしたディメンシオンと違い、アレアシオンが競走馬としてレースをしたのはデビュー戦と引退レースの2回のみ。その間の約13ヶ月をずっと屈腱炎との戦い、手術から復帰戦に向けた療養とトレーニングに費やすという、とても厳しい競争生活になってしまいました。
思い起こせば尾関先生が(レアな症例、難しい症状であるのは承知の上で)『幹細胞移植手術を施して未勝利戦終了までの復帰をめざす』と判断されてから、ちょうど1年になるんですねぇ。。 *【アレアシオン】復帰をめざし、幹細胞移植を行う方向で
まあ、そのことの是非はここでは一旦置くとして、短い期間ながらも精一杯頑張ってくれたアレアシオンへの感謝をこめて、少しだけ思い出を振り返りたいと思います。
私がアレアシオンに初めて会ったのは2018年6月、プライベートで木村さんの牧場を訪れたときのことでした。その時、まだ募集前だったアレアシオンを見た私は、『良い雰囲気はあるものの、ひ弱いところがあって時間が掛かりそう。早めの始動はしない方が良いタイプに見えるので出資も様子を見てから…』といった微妙な感想を記事に書いています。 *[木村秀則牧場見学報告]レフィナーダ'17
ただ、私の場合はレフィナーダの仔を常に積極的な出資対象と考えているので、その4ヶ月後、10月の展示会で見違えるほどしっかりした姿を見たこと、半信半疑ながらも育成先である坂東牧場で「早めから動ける馬かも」との評価を聞いたこと、等々のプラス要素を前向きにかき集め、徐々に本馬に出資をする気持ちを固めていったのです。 *2018募集馬展示会報告・坂東牧場編
そのあたり、血統的な魅力やレフィナーダ仔への思い、時間をかければ半姉エンパイアブルーのようなレースをしてくれるのでは…といった期待感が、本馬へ出資した時の記事に滲み出ていて思い出深いです。(自分で言うのも何ですが、結局、最初から出資するつもりだったんでしょうねぇ(^^;)) *【レフィナーダ'17】出資決定! 一番の優等生になるかも…
実際、坂東牧場での育成は私の想像以上に順調で、本馬がデビューをしたのは2歳8月、新潟のダート1800m新馬戦でした。しかも、レース前には血統背景や追い切りの動きが評価をされて、注目の新馬として取り上げられるなど期待を背負っての出走でした。 *【アレアシオン】話半分と分かっていても楽しい (^^ゞ
正直、私にとっては2歳戦から使えることが驚きで、期待はしつつも良くなるのはもっとずっと後のことだと思っていました。それでも3番人気と言われると、『ひょっとしたら勝っちゃうかも?』と思うのが出資者でありまして、当然ながら私もスケベ根性丸出しで応援していたわけですが、結果はあえなく10着入線。。『そんなに世の中甘くない』の典型のようなレースになってしまいました。 *【アレアシオン】いやいやチョット (^^;) 新潟5R 2歳新馬・10着 *【アレアシオン】ここからがスタート! @関係者コメント
ただですね、この時は砂をかぶってやる気をなくすなど若さが出てしまったこと、内田騎手も尾関先生も使っていけばよくなるとおっしゃったこと、そもそも晩成血統で慌てるつもりがなかったことなどから、デビュー戦を終えた時点ではそれほどショックではなかったのです。それが、レースを終えた翌週から数回にわたる近況更新で右前浅屈腱炎発症が確定的になり…。 *検査結果を待つしか… *【アレアシオン】とにかく精密検査待ち *【アレアシオン】精密検査の結果… 右前浅屈腱炎
それからのことはすでにご承知の通り、幹細胞移植手術をしたあとは競走馬リハビリテーションセンターでの療養とリハビリ、シュウジデイファームに移ってからは復帰に向けたトレーニングと、結果的には非常につらく厳しい日々が続いてしまいました。
アレアシオンの復帰戦は引退レースとなった9/6新潟のダート1800m未勝利戦。まさにJRAの3歳未勝利戦が終了となる日のことでした。結果は15頭立て15着と残念なものでしたが、無理やり未勝利戦ラストに間に合わせた経緯を考えれば致し方ないことだったでしょう。。 *【アレアシオン】ギリギリで9/6新潟4R(ダ1800m)へ! *【アレアシオン】無事にレースを終えるのが第一! 9/6新潟4R・出走確定 *【アレアシオン】厳しいけれど切り拓け! 9/6新潟4R・枠順&予想 *【アレアシオン】なす術なく最下位入線。。 新潟4R・15着 *【アレアシオン】願いかなわず現役引退へ @関係者コメント
今にして思えば、せめて患部の回復が思い通りにならないと分かった時点で別の道を考えられなかったのかと…。でも、そういうことを今ここで考えても時間は戻せませんし、僅かな可能性に賭けて日々精一杯ケアをしている皆さんからすれば、なかなか難しい判断なんでしょうねぇ。。 *【アレアシオン】一進一退、楽観できない状況か? *【アレアシオン】あえて臨床症状優先で僅かに前へ
とにかく、アレアシオンの競走馬としての挑戦は終わりました。前走後には右前がわずかに腫れているとの話もありますから、とにかくゆっくり休んで欲しいし、できればもう痛い思いはして欲しくないです。
最後になりますが、今まで本当にお疲れ様でしたm(_ _)m
アレアシオン
2017/4/8 新ひだか産(木村秀則牧場)
父:カジノドライヴ、母:レフィナーダ(母父サンデーサイレンス)
通算成績:2戦0勝
募集総額:1,800万円
獲得賞金:86万円(総賞金)
【引退レースとなった、2020/9/6 新潟4Rでのアレアシオン:公式HPより】