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パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

[高松宮記念(G1)]香港・国内G1連勝、ダノンスマッシュ本格化示す!

2021-03-28 16:31:07 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬『【高松宮記念】国内制圧!ダノンスマッシュがG1連勝で春のスプリント王』
第51回高松宮記念(4歳以上、G1、芝1200m)は、川田将雅騎手騎乗の2番人気ダノンスマッシュ(牡6歳、栗東・安田隆行厩舎)が中団追走から直線力強く抜け出し、レシステンシアとの競り合いを制してゴール。昨年の最優秀短距離馬グランアレグリアが不在も、レース史上最多のG1馬7頭が集結した春のスプリント王決定戦を制した。タイムは1分09秒2(重)。
クビ差の2着にはレシステンシア(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着にインディチャンプ(3番人気)が入った。
ダノンスマッシュは、JRA・G1・8度目、高松宮記念3年連続の挑戦で待望の国内G1初制覇。また、前走の香港スプリントに続くG1連勝で、父ロードカナロアとの父子制覇を果たした。

高松宮記念を勝ったダノンスマッシュは、父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット、母の父Hard Spunという血統。通算成績は23戦11勝(うち海外2戦1勝)。重賞は18年京阪杯(G3)、19年シルクロードS(G3)、キーンランドC(G3)、20年夕刊フジ賞オーシャンS(G3)、京王杯SC(G2)、産経賞セントウルS(G2)、香港スプリント(海外G1)に次いで8勝目。高松宮記念は管理する安田隆行調教師は12年カレンチャン、13年ロードカナロアに次いで3勝目、騎乗した川田将雅騎手は18年ファインニードルに次いで2勝目。

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春のスプリント王は6歳馬のダノンスマッシュでした。

昨年の香港スプリントでひと足先に海外G1を制してはいましたが、国内G1はこれが初勝利。5歳秋以降はスプリンターズSこそグランアレグリアの2着でしたが、セントウルS、香港スプリント、高松宮記念と完全に本格化した姿を見せているのは、さすがに成長力のあるロードカナロア産駒といったところでしょうか。

2着に入った1番人気のレシステンシアもよく頑張りました。スピードが勝っていて、決して重馬場得意なタイプではないと思いますが、ジワッと先行して直線で抜け出したのはさすがの内容。今日はダノンスマッシュにピッタリマークされ、最後に交わされたのは残念でしたが、1番人気馬らしい堂々たる競馬だったと思います。

3着のインディチャンプは19年のマイルチャンピオンシップ勝ち馬。内を狙って上位2頭をあと一歩まで追い詰めたことで、スプリント戦でもトップクラスの実力があることを示しました。

しかし、昨年のスプリンターズSでダノンスマッシュをアッという間に差し切ったグランアレグリアって、一体どれだけ強いんでしょうね。。来週の大阪杯でクレッシェンドラヴが対戦することを考えると…。まあ、1200mと2000mでは同じパフォーマンスにならない方が常識的ではあるのですが、さすがに2000mで急に弱くなるレベルの馬には思えないっすねぇ… どうなんでしょうねぇ(^^;)

 

**2021/3/28中京11R 高松宮記念(G1/芝1200m)・重**

 

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しばらくはこんな感じで注目される!?

2021-03-28 08:57:40 | 競馬・一口馬主全般

ZBAT!競馬『奈穂3週連続勝利 JRA新人女性騎手初の快挙』
史上初だ。古川奈穂騎手(20)=栗・矢作=が27日、中京6R・1勝クラス(ダ1400メートル)で、1番人気のモズピンポン(栗・矢作、牡4)で、5馬身差をつけて逃げ切り3勝目をマーク。JRA新人女性騎手で初の3週連続勝利を挙げた。古川奈騎手は「前めでレースをして惜しいところまできていた馬ですし、減量を生かそうと前へ行きました。馬が最後までよく頑張ってくれました」と、JRA初勝利を決めた13日阪神6Rのバスラットレオン、21日中京7Rのタケルラスティに続く勝利を振り返った。
過去に新人女性騎手の2週連続勝利は、増沢由貴子元騎手(旧姓・牧原)が1996年に、西原玲奈元騎手が2000年にマーク。藤田菜七子騎手(23)=美・根本=はデビュー2年目の17年に3週連続勝利を、19年には7週連続勝利を記録している。

デイリー『古川奈穂3勝目 女性騎手初の3週連続勝利』
「中京6R」(27日、中京)
ルーキーの古川奈穂騎手(20)=栗東・矢作、写真=が27日、中京6Rで1番人気モズピンポンに騎乗。先手を奪って2着に5馬身差をつける圧勝劇へと導き、自身3勝目を刻んだ。
これでJRA初勝利となった13日の阪神6R(バスラットレオン)から3週連続の美酒となり、女性騎手としては初、男性を含めても現役で9人目(短期免許時のルメールを除く)の記録に到達。奈穂は「前めでレースをして惜しいところまで来ていたので、減量を生かして前でレースをしようと思っていました。楽に行けなかったけど、最後まで馬が頑張ってくれました」と振り返った。

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矢作厩舎所属の古川奈穂騎手が27日の中京6Rで勝利、バスラットレオンでの初勝利から3週連続Vとなりましたが、3週連続VはJRA新人女性騎手として初の記録なのだそうです。

まあ、3週連続自体の価値はさて置いて、改めて27日中京6Rを逃げ切った競馬を見なおすと、外枠から強引に仕掛けて内枠の馬を競りつぶし、1000m通過58.4秒のハイペースを作り出して後続を完封するという、自身の4kg減を最大限に利用する内容だったのがなかなか印象的です

勝ったモズピンポンは単勝2.2倍とここでは地力上位の存在でしたが、こういう形で4kg減を活かすことができるのであれば、「ウチの馬に乗って逃げてみて欲しい」と思う調教師さんもいるでしょうし、女性云々を抜きにしても、減量特典が大きい間はある程度以上の注目を集めることになりそうです。

そして、古川奈騎手が注目されている間はバスラットレオンの名前も頻繁に登場しそうで…。本来、バスラットレオンには違った形で注目を集めて欲しいわけですが、それはまあ、ニュージーランドトロフィーの結果次第ですからね。それより、実績も実力も現時点では全然上なのに、都度引き合いに出される藤田菜七子騎手は大変でしょうが、そこは先人の宿命と思って諦めてもらうしかなさそうです(^^;)

ちなみに女性騎手という意味では、緊急事態宣言の影響で来日の目処が立たなくなり、しばらくその姿を見ることができなくなったミカエル・ミッシェル騎手の動向は心配です。あれだけ日本のことを好きになってくれて、来日を心底望んでいるジョッキーは(モレイラさんもそうでした!)できれば受け入れてあげたいものですし、何しろ彼女の笑顔には周りを明るくする特別な力がありますからねぇ(^^)

 


デイリー『ミシェル 21年のJRA短期免許取得を断念 入国できず期限内での手続き不可能に』
フランスのミカエル・ミシェル騎手(25)が、2021年のJRA短期免許取得を断念したことが5日、分かった。同騎手は18年にフランスで女性騎手リーディングを獲得し、昨夏に緩和された短期免許取得の要件をクリア。20年いっぱいまで短期免許を申請する資格を得た。
同年末に申請(騎乗開始日は申請から60日が最大)し、21年2、3月の騎乗を目指していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本政府が緊急事態宣言を延長。居留資格のない外国人は入国できなくなり、期限内での手続きが不可能になった。なお、19、20年は取得要件を満たしていないため、21年は申請できない。


2021年のJRA短期免許取得を断念したミカエル・ミシェル


 

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ドバイワールドカップDay 日本勢はG1・2着4連発!(^^;)

2021-03-28 03:08:31 | 競馬・一口馬主全般

昨年、コロナ感染症の影響で中止となったドバイワールドカップDayが、今年は無事に開催されました。

日本からもグランプリ連覇のクロノジェネシスはじめ、馬券発売対象のG1各レースに有力馬が出走、2年ぶりとなるイベントを盛り上げてくれたと思います。ただ、残念ながら日本調教馬はG1・4レース全て2着という…

まあ、勝ち馬が強過ぎたレースは仕方がないですが、クロノジェネシスとラヴズオンリーユーのシーマクラシックはホントに惜しかった。。今や日本の一線級が海外で通用するのは当たり前になっていますので、どうせなら、どちらかが勝って改めてレベルの高さを見せつけて欲しかった気がします。

ということで、注目のG1各レースについて、勝手な感想を書いてみますm(_ _)m

 

 

**ドバイゴールデンシャヒーン(G1/ダ1200m)・良**

1着ゼンデンが逃げてぶっちぎりの競馬だったので、惜しい!というレースではなかったですが、2着に入ったレッドルゼルは後方から良い脚を使って能力の高さを見せました。今年はアメリカの一線級が揃わなかったこともありますが、この結果は充分称賛に価すると思います。

一方でジャスティン、マテラスカイあたりは残念な結果に終わりましたが、輸送を含めた調整をうまくこなし、『いつも通り』の状態でレースに臨むことができていれば…といった印象でした。。その意味では、図らずも、海外挑戦の魅力と難しさの両方を噛みしめるレースになったかもしれません。

*追記:1着入線後に左前を骨折する衝撃的な映像が(一瞬だけ)流れたゼンデンについては、その後、安楽死の措置が取られたとのことです。

 

 

**ドバイターフ(G1/芝1800m)・良**

ヴァンドギャルドは内ラチ沿いをロスなく回り、直線でもスムースにインから抜け出す完璧な競馬でした。正直、勝ったロードノースとはレーティングでかなりの差がある構図だったので、この2着は充分立派な成績だと思います。

まあ、ロードノースは昨年のプリンスオブウェールズS勝ち馬で、欧州のこの路線でトップクラスの実力があるらしいですから。。時季的に大阪杯と被るので難しいですが、このクラスの欧州馬を負かそうと思うなら、今年で言えばコントレイル、グランアレグリア、サリオスあたりが行かなきゃってことなのでしょう。(別に大阪杯を手薄にしてクレッシェンドラヴで得をしようとか、そんなつもりは全くないです(^^;))

 

 

**ドバイシーマクラシック(G1/芝2410m)・良**

まず、勝ったミシュリフはサウジカップの勝ち馬で、本来はワールドカップに出ている方が自然な気もしますが、普通にこちらに出てきて勝ってしまうのですから恐れ入ります。しかも、出てきた理由は凱旋門賞を意識しているから…らしいので、10月には「やっぱり相手が悪かった」という話になっているかもしれません。

ただし、4レースの中で一番惜しかったのがこのレースでした。

そうですねぇ、中団からレースを進めるクロノジェネシスと、それをマークする位置で虎視眈々と折り合うラヴズオンリーユー。この構図があまりにもマッチレース風になったせいでしょうか、ジョッキーが『この一頭が相手』と決め打ちしたかのような、直線入り口からガチガチ馬体をぶつけての競り合いになったのは誤算でした。

結果的には、2頭のさらに後ろからミシュリフが漁夫の利をさらった形になりましたので、(特にラヴズに競り勝ったクロノジェネシスには)どこかでもう一度チャレンジさせてあげたい気がします。

 

 

**ドバイワールドカップ(G1/ダ2000m)・良**

まず、レース前に2頭が放馬、出走取り消しとなるバタバタ感が印象に残りました(^^;)

そんな独特なムードの中で、チュウワウィザードは本当によく頑張ったと思います。正直、3~4角の手応えは、こりゃアカンかも…だったのですが、戸崎騎手にもサウジカップの口惜しい結果を取り返す気合があったのでしょう。最後までしぶとく追って2着を確保、実力の一端を見せることができたと思います。

正直、ダート戦はアメリカに強い馬がいるかどうか、それが出てくるかどうかでチャンスの有り無しが決まってしまうところがありますが、チュウワウィザードの頑張りは、『日本のダート馬だって捨てたものではない』ということを示してくれました。もしかしたら近い将来、キンカメ系のダート馬が世界を制する日が来るかもしれません(^^)

 

 

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