- 21.03.18 小 沢 栗東坂良 1回 55.2-39.8-25.9-12.9 馬ナリ余力
- 21.02.24 助 手 栗東坂良 1回 55.6-40.9-27.0-13.7 強めに追う(前走最終追い切り)
◇四位調教師のコメント 「飼葉喰いが良くなり、通常の調教メニューをこなせるようになってきたのは何よりです。普段から乗ってくれている助手によれば、『背中の感じが良くなってきている』とのこと。18日朝、坂路で55秒台を素軽く駆け上がってきました。19日はもう引き運動のみで元気を蓄え、土曜日のレースに備えたいと思います」
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リナーシェの出走が確定しました。いや、正直クラブの水曜想定にリナーシェの名前が出るまで全くノーマークだったのですが、まさか今週のレースを狙っていたとは、これはもう早速転厩効果が出たということになりますね。(転厩理由は『安定した出走機会の確保』でしたから…)
もちろん、転厩早々ですから四位先生も手探りなところがあるはずですが、飼い喰いが良くなったこと、背中の感触に良化が見られるなど、少しでも上昇ムードがある時に使って頂けるのはありがたい話です。
追い切りは栗東坂路を55.2-39.8-25.9-12.9秒(馬ナリ)ですが、これでも幸四郎先生の時より時計を出している方ですからね。鞍上が新人の小沢騎手だったことを差し引いても、少なくとも、休み明けだった前走や、前回のダート挑戦時(昨年10/3中京1R・11着)より『期待できる要素』が増えているのは確かだと思います。
まあ、結果はやってみるまで分かりませんが、これがせっかくの転厩初戦になりますので、次走、次々走へ期待がつながるレースを見せて欲しいところです!
**2021/3/20阪神3R 3歳未勝利(ダ1400m)出走馬**
【2021/2/28小倉5R 3歳未勝利(牝/芝2000m)でのリナーシェ:公式HPより】
北総乗馬クラブ在厩のグランソヴァールは、おもにダク1000m、軽いキャンター3000mを消化。週1回の障害練習を重ねています。
◇川崎場長のコメント 「角馬場でクロス障害と竹柵を飛ばし、走路でも飛越をチェック。上手にこなしてくれますし、踏み切る際の感触からもトモに力を付けつつあるのではないでしょうか。今後は走路練習時に併せ馬でやったり、前に馬を置いて行かせたりと、変化を与えながら学ばせていく予定になっています」
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走路でも飛越も難なくこなすなど、まさにトントン拍子で障害練習が進んでいるようです。今後は併せ馬や前に馬を置いての飛越練習など、実戦を想定したトレーニングが始まるとのことで、それも問題なくクリアするようであれば、思った以上に早く障害試験を受けることもあり得そうです。
私の出資馬の中にも、過去に何頭かが障害にチャレンジしています。当時のこと、それぞれの障害練習時の様子を思い起こしてみると、グランソヴァールの障害(飛越)センスはかなり上位の部類に入るのでは…とも思えてきます。そして、一般的には準オープンの脚力があって飛越センスの高い馬には、(障害戦は経験が重要とは言え)初戦から好走を期待して良いケースも多いです。
そのあたりの判断は障害試験のタイムや内容にもよりますが、ここまで順調にきているのは確かですし、何となく『ひょっとするとひょっとするかも…』的な楽しみが出てきたように思います(^^ゞ
2021/2/7東京 白嶺ステークス(3勝C/ダ1600m)でのグランソヴァール:公式HPより】
グリーンウッド在厩のドゥオーモは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター2本を消化。週2回の15-15を開始しています。
◇栗原担当のコメント 「先週の土曜日にショックウェーブ放射を行ったうえで15-15をスタート。動きに問題はなさそうですから、このまま帰厩に向けて時計を詰めていきたいところです。当初よりも少しずつ煩くなってきたあたりは、回復が進んで元気になってきたと解釈してよいでしょう」
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このところ、以前に比べると少し大人し過ぎるかも…といったコメントを聞くことが多かったので、良い意味で煩くなり、元気が出てきたというのはとても良い傾向だと思います! 競走馬は相手より少しでも前に出るのが仕事なわけで、やはり、いくつになっても闘争心は必要ですからね。
その上で、どうやら陣営は4/18新潟の福島民報杯出走に向けて本格的に動き出すようです。
これからの一戦一戦は、ドゥオーモにとって非常に大事なイベントになります。長く面倒を見てくれている栗原さんはじめ外厩の皆さん、そして野中厩舎の皆さんもきっと同じだと思いますが、勝った負けたの話は別にして、出走させるからには、できるだけ良い状態でチャレンジさせてあげたいですm(_ _)m
【2021/2/21小倉11R 小倉大賞典(G3)でのドゥオーモ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のマーテルは、引き続きフェルトダート周回コースでハロン20~22秒ペースのキャンター2000~3000m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、坂路で15-15前後を乗り込まれています。
◇畠山厩舎長のコメント 「馬体重は487kg。乗り進めていること、また暖かくなってきたこともあり、馬体の張り艶が良くなりつつありますね。メンタル面にも不安感はなく、現在の調教メニューを問題なく吸収してくれている状況にあると思います。この調子でさらにコンディションを上げていきたいところです」
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これは気の所為ではないと思うのですが、畠山さんのコメントが、今週はさらに前向きになったように感じます。「馬体の張り艶が良く、メンタル面に不安感がなく、調教メニューを問題なく吸収してくれている」という言葉には、『何も出来ずに最下位で帰ってくる馬ではない』との思いが隠れているのではないでしょうか。
もちろん、出資者の贔屓目があることは否定しませんが、それにしたって前走の内容とここ数週間の畠山さんコメントにはギャップがあり過ぎて…。ここはひとつ原点に立ち返って、前向きに応援することこそが『一口馬主の楽しいこと』に繋がるのだと肝に銘じ、前走のことはキレイに忘れて復帰を待ってみようかと思います(^^ゞ
シュウジデイファーム在厩のラヴマイは、引き続きBTCの屋内ダートトラックで軽め2400m、坂路で普通キャンター1~2本を消化。週1~2回の速めを乗り込まれています。
◇石川代表のコメント 「きのう坂路で1本目は15-14、2本目に3F40秒を計時。今週は調教パートナーが替わったこともあって、古馬を相手に併入することができました。合わせてゲート練習(進入・駐立まで)も行ってみたところ、躊躇することなく対応してくれる形。これまでの努力が水泡に帰すことがないよう、今後も細心の注意を払ってトレーニングを積み重ねていければと思います」
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引き続きシュウジデイファームでのトレーニングは順調に進んでいるようです。先週までとは別のパートナーとは言え、坂路併せ馬で古馬に併入ができたようですし、ゲート練習も特に問題なくこなしているとのこと。。何だかキツネにつままれたような気分ですが、とにかく全てが順調に進んでいるのはありがたい話です。
この後の方針、作戦についおては林先生にお任せですが、今の調子であれば、シュウジデイファームでレース出走を意識するところまで進めることも、充分に視野に入ってくると思います。騎乗者拒否、登坂拒否の前科があるとは言え、実際には原因不明の奇行だったわけで、あまり気にし過ぎて何も出来なくなっては本末転倒ですしね。
まあ、今後も慎重に進めていくのは当然として、思い切って一歩踏み込むことがいずれ必要になってきます。その時の不安を出来るだけ取り除いておくためにも、今からの1~2ヶ月はとても重要な気がします。
【シュウジデイファーム在厩のラヴマイウェイ:公式HP(2021/3/5更新分)より】
イクタトレーニングファーム在厩。先週同様、引き運動による管理となっています。
◇生田場長のコメント 「馬体重は460kg。馬が元気を余していることもあって、一時的に手術箇所が少々腫れぼったくなっていましたが、木曜・日曜日と獣医師にチェックしてもらっており、現在は『問題なく経過は良好』とのこと。ウォーキングマシンに入れると中で暴れてしまう恐れがありますので、まずは引き運動に終始しています。様子を見ながら次のステップへと移行していきましょう」
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獣医さんから『問題なく経過は良好』との話があったようなので、もう、術後について心配する必要は無くなったと思って良さそうです。あとは、(去勢手術がオールマイティというワケではないですから)今後身体を動かしていく中で、少しずつでも効果が感じられるレポートが出てくると嬉しいです。
まあ、ゴッドシエルの場合は(去勢効果がどの程度あるかは別にして)気性面の課題を出来るだけ早く乗り越えて、その上で、走りの質を改善していかなければいけません。当然ながら道のりは平坦ではありませんし、楽観できる状況ではないですが、去勢が『劇的改善』のきっかけになる事例がたくさんあるのも事実ですからね。
どちらに転ぶかは運天の部分もありますし、いろいろ心配をしだすとキリがありませんので、まずは今後のステップアップが順調に進んでいくことを祈りたいと思います。
【2021/2/13阪神5R 3歳未勝利(芝2000m)でのゴッドシエル:公式HPより】