クレッシェンドラヴが大阪杯に登録されました。登録馬は15頭とルゲート割れではありますが、G1馬、重賞勝ち馬、素質馬が揃ったハイレベルの一戦になりました。
その筆頭は4歳初戦を迎えるコントレイル。昨年はJCでアーモンドアイに敗れたとは言え、無敗で3冠を制した能力は文句なしの折り紙付きです。また、アーモンドアイを安田記念で一蹴したグランアレグリアが2000mのここに参戦、コントレイルやサリオスといった強敵を相手にどんな競馬をするのかなど、全く興味が尽きません。
クレッシェンドラヴにとってはこれが3戦連続となるG1挑戦、そして2021年の初戦でもありますので、まずはベストの状態で出走すること、そしてJCや有馬記念からさらなる前進を見せて欲しいと思います!
**2021/4/4阪神11R 大阪杯(G1/芝2000m)登録馬**
ZBAT!競馬『【スプリングS】ヴィクティファルスが大外一気の末脚発揮で皐月切符獲得!』
第70回フジテレビ賞スプリングS(3歳、G2、芝1800m)は、池添謙一騎手騎乗の3番人気ヴィクティファルス(牡、栗東・池添学厩舎)が上々のスタートから道中は中団を追走。直線に入り、大外に持ち出されるとエンジン全開。一気の末脚で先団を交わし先頭でゴール。“池添兄弟”コンビで初のJRA重賞初制覇。共同通信杯で敗れたエフフォーリアや、2歳王者のダノンザキッドらが待ち構える皐月賞へ、有力馬の一頭として堂々と駒を進める。タイムは1分52秒0(重)。
アタマ差の2着にはアサマノイタズラ(7番人気)、さらに1馬身3/4差の3着にボーデン(1番人気)が入った。なお、上位3頭が皐月賞(4月18日、中山、G1、芝2000m)の優先出走権を獲得した。
スプリングSを勝ったヴィクティファルスは、父ハーツクライ、母ヴィルジニア、母の父Galileoという血統。通算成績は3戦2勝。重賞は初制覇。スプリングSは管理する池添学調教師は初勝利、騎乗した池添謙一騎手は11年オルフェーヴルに次いで2勝目。
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共同通信杯でエフフォーリアの2着だったヴィクティファルスがスプリングSを制しました。共同通信杯で6着だったカイザーノヴァは、その時のヴィクティファルスと0.3秒差でしたから… などと考え始めると、またまた不運を嘆きたくなるのでやめにしますm(_ _)m
しかし、こうして結果が出てみると、共同通信杯2着馬が1勝馬のボーデンより下位人気というのは、微妙と言えば微妙でしたよね。ボーデンも3着に頑張っているので力は見せたと思いますが、(ドスローで評価が難しかったとはいえ)やはり、重賞実績にはそれなりに重みがある、という話なのでしょう。
今日は重馬場でしたので、本番への直結度は定かではないですが、これで共同通信杯勝ちのエフフォーリアともども、ヴィクティファルスも有力馬の一頭に名乗りをあげたことになります。ダノンザキッド、レッドベルオーブなど強い相手も揃っていますが、混戦模様のクラシック路線、もうどの馬が勝つか全く分からなくなりました(^^;)
**2021/3/21中山11R スプリングステークス(G2/芝1800m)・重**
木村秀則牧場在厩のステラリード’20は、引き続き昼夜放牧により管理されています。
◇木村担当のコメント 「ステラリード産駒の中では、最も首を使って歩けている感じでしょうか。力強さがあって元気な性格の割には、無駄に煩くしたりバタついたりしないですし、ちゃんと制御が利くところもイイですね。現在は牡馬同士11頭で放牧中。普段から周囲の動きや物事などを色々と観察しているようで、知恵が働くタイプ。食事をはじめとして、何ごとに対しても効率よく対応しているシーンをよく見かけます」
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全兄カイザーノヴァの左後肢第三中足骨骨折は大変残念なニュースでしたが、当然ながらステラリード’20は全く関係なく元気に過ごしてくれています。
木村さんによれば、「ステラリード産駒の中では最も首を使って歩けている」とのことで、改めてそう言われると、全容公開時の動画で私が感じた『カイザーノヴァより上かも』という印象、そして矢作先生の『兄弟の中で一番バランスが良い』といった評価など、全てつなげてプラス方向に考えたくなります(^^ゞ
また、この系統の個性とも言えるテンションの高さについても「ちゃんと制御が利く」範囲内とのことですから、今のところ大きな心配をする必要はなさそうです。あえて言うなら、知恵が働く=ずる賢い、何ごとに対しても効率よく対応=油断すると手を抜いて楽をしようとする、みたいな感じが競馬で顔を出すとアレですが、現時点でそこまで考えるのはあまり意味がないですからね。
カイザーノヴァは残念なアクシデントにあってしまいましたが、モーリス産駒は年が明けてから重賞でもバンバン好成績を出しています。当然ながら本馬にも、比較的早い時期から動けるうえに、持ち前の成長力で3歳、4歳と強さを増していくタイプになって欲しいと思います!
【木村秀則牧場在厩のステラリード’20:公式HP(2021/2/19更新分)より】
パカパカファーム厚賀分場在厩のアスカビレン’20は、この1ヶ月は季節の変わり目で何度も嵐がきましたが、そんな中でも昼夜放牧が続けられています。
◇山田担当にコメント 「いつどのスタッフに聞いても、『真っ先にやってきて、人とコミュニケーションを取りたがっている』と答えが返ってくるくらい、相変わらず愛想が良くて快活です。馬体は平均的なサイズですが、成長が進むにつれてバランスの良い胴体に厚みが増すなど、冬場も休むことなく昼夜放牧を続けてこられた成果が顕著に表れてきました。これから春を迎えて青草を食べるようになるとさらに成長が進みますので、まだまだ楽しみです。8日には池江調教師が来場。元気な姿を確認していただきました」
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さきほど、キョウエイカルラ’20の記事の中でモリナガファームの所在地について書きましたが、パカパカファーム厚賀分場は、地図上ではモリナガファームさんと目と鼻の先の関係です。いや、あの辺を車で回った経験から考えても、きっとすごく近いはずですから、次回の展示会(見学会)では2場セットで訪問することになりますね!(今の調子では、いつ実現するのか全く分かりませんけれど(^^;))
今回の近況によると、この1ヶ月は季節の変わり目で何度も嵐がきたそうですが、例年より厳しい寒さの中での嵐ですから、サラブレッドを育てる環境として、相当に気を遣う状況だったのかもしれません。それでも休まず昼夜放牧を続けられたのはパカパカファームさんのお陰だと思いますし、それが「バランスの良い胴体に厚みが増す」といった成果につながってきたのは素晴らしいことです。
どうやら池江先生も、忙しい中にあってチェックに訪れてくれたようですし、今のところ放牧地に穴を掘ったり埋まったりといった奇行もなく、心配な点はどこにも見当たりません。そうですねぇ、いわゆる個性的な馬もとても可愛いものですが、たまには最初から最後まで何の心配もない馬がいたってイイですよね(^^ゞ
【パカパカファーム厚賀分場在厩のアスカビレン’20:公式HP(2021/3/5更新分)より】
モリナガファーム在厩のキョウエイカルラ’20は、先月同様、順調に昼夜放牧を継続しています。
◇森永代表のコメント 「例年よりも12月、1月の寒波が厳しく、遅生まれの馬は特に冬毛が目立ちますが、その中に隠れた筋肉は相変わらず良いモノがありますね。脾腹(ひばら)のあたりを触ってボディコンディションを確かめてみても、ちょうどよい肉づき。引き手から伝わってくる感触にも力強さが出てきました。馬房内では外を見るのが好きなようで、(この中間に)高台の厩舎に場所を移したこともあって、興味深く景色を眺めています」
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今シーズンの日高、門別地方は随分寒かったようですね。厳しい寒さの中でも、キチンと面倒を見なければいけないスタッフさん達もきっと大変だったでしょう。冬毛がふさふさ&ムクムクしていて可愛いなどと言いながら、応援するだけの私なんぞは気楽なもの、せめて感謝の気持ちは忘れないようにしたいです(^^ゞ
ちなみに、モリナガファームさんの所在地は、地図で確認する限りではいずみ食堂さんと木村秀則牧場の中間地点ぐらいですから、コロナ騒ぎさえなければきっと展示会などで訪れていたと思います。そうすると『高台の厩舎』のイメージも湧きやすいはずですし、いつの日にかそんな機会が来ると嬉しいです。
そのためには、モリナガファームさんとのお付き合いがキョウエイカルラ’20だけで終わってしまってはイケマセン。すぐに馬をたくさん入れるのは難しいかもしれませんが、おそらくキョウエイカルラ’20は引退後にはモリナガファームさんに戻るのでしょうし、そういう縁を少しずつ太くしていって、産駒をクラブで募集するチャンスなど作って頂けるとありがたいです(^^)
【モリナガファーム在厩のキョウエイカルラ’20:公式HP(2021/3/5更新分)より】