チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。先週末より、週2回の15-15を開始しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「先週末にショックウェーブ放射でケアを施し、1日朝は坂路で半マイル58秒台。いつもと変わりなく元気に駆け上がっていきました。厩舎陣営によれば、『来週あたりに帰厩させ、有馬記念に向けて調整を進めていきたい』とのこと。問題なくバトンタッチできそうです」
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チャンピオンヒルズでのリフレッシュを挟み、来週にはトレセンへ。その後は「有馬記念に向けて調整を進めたい」とありますので、陣営の見立てとしても、『どうやら出られる可能性が高い』ということではないでしょうか。(かなり怪しいと考えているなら、「有馬記念または金杯に向けて」と言うんじゃないかなぁ…)
各競馬メディアの出走想定を見比べても、(ファン投票の結果は不明でも)パンサラッサを出走枠内ととらえているようですし、まだ喜ぶのは早いながら、段々と光が差してきたように感じます。やはり、ここまで来たら晴れの大舞台で勝負をさせてあげたいですし、少なくとも前半は一番目立つ馬になるのが確定的ですからね(^^ゞ
幸いなことに、チャンピオンヒルズでの調整においても、福島記念前と変わらない好調子をキープできているようですから、オクトーバーSからずっと続いている良い流れに厩舎の勢いもプラスして、一世一代の大仕事を見せて欲しいと思います!
【2021/11/14福島11R 福島記念(G3/芝2000m)でのパンサラッサ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、今週より、再び乗り出しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「週明けに跨ってみたところ、一週間乗らなかったのがいい休養になったようで、トモの感じや身のこなし、左右のバランスも気になりませんでした。30日と1日は坂路でハロン18秒ペースを1本。これだけ元気があれば、このまま少しずつ進めて行っても問題ないでしょう」
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先週近況で「左右のバランスがもうひとつで、右手前の走りが本物ではない」との話がありましたが、どうやら一時的な疲れによるものだったのでしょう、すでに左右のバランスは気にならないとのこと。今週から始まった坂路調教でも元気に動けているようなので、あまり心配する必要はなさそうです。「一週間乗らなかった」ことがどう影響するかは微妙ですが、今後のペースアップ次第では、年明け金杯への出走には間に合う状況なのかもしれません。
このところ思うような競馬ができていないバスラットレオンですが、もともと能力が高いのは間違いないですし、(矢作先生のコメントなどから)まだ成長余地を残していると思いますので、状態を優先しつつ大事に使っていけば、いずれ結果も伴ってくるはずです。その第一歩目が(金杯かどうかは別にして)次走だと嬉しいですし、きっと来年は本人(馬)もやる気を出してくれるだろうと、今のところは楽観的に考えておこうと思います(^^ゞ
【チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオン:公式HP(2021/11/25更新分)より】