2021年の競馬も大詰めを迎え、JRAの開催はあと3日を残すのみになりました。
そんな中、私の出資馬としては25日中山のクリスマスカップ(12R/2勝C/芝1600m)にカイザーノヴァが、そして26日中山の有馬記念(11R/G1/芝2500m)にパンサラッサがそれぞれ出走を予定しています。
カイザーノヴァは11/13東京のマイル戦(7着)以来のレースになります。前走後はリフレッシュ放牧を挟んだものの、比較的早いタイミングでの出走になりますので、陣営としては『ここを叩いて次で勝負!』なのかもしれません。骨折休養明け以降、どうにも本来の走りができていないだけに、このあたりで何とか上昇のキッカケを掴みたいところです。
そして、グランプリ・有馬記念に出走予定のパンサラッサは、一週前追い切り(栗CW良 6F 80.8-64.8-50.1-36.3-23.3-11.5秒)で軽快な動きを見せるなど調整過程も順調そのもの。これまでの戦績、レース内容から、2500mは長いと考える方が自然かもしれませんが、休養明けの2戦連勝は成長とパワーアップを実感させるものでしたし、ひょっとしたらの期待を持って応援したいと思います。相手はクロノジェネシス、エフフォーリア、タイトルホルダー等々格段に強くなりますが、2歳時からコントレイルなどと戦ってきた経験がありますので、きっと雰囲気に飲まれることもないでしょう!
その他では、バスラットレオンが栗東トレセンに戻って調整を始めているようです。このタイミングでの帰厩ですから、狙いは京都金杯(1/5中京)で確定的。2021年はニュージーランドTでG2を勝ったものの、休養明けの秋3戦全てで二桁着順と期待を裏切ってしまっていますので、2022年を反転攻勢の一年にするためにも、本来の走りを取り戻して欲しいです。
具体的な出走目標は出ていないものの、来年1月に出走がありそうなのは、次走が引退レースとなるカナロアガールとAJCC出走が有力視されるクレッシェンドラヴの2頭です。すでに繁殖入りが既定路線のカナロアガールは安全第一になりますが、クレッシェンドラヴには何とかもう一度強い姿を見せて欲しいですし、それができる力は残っていると思います。
先週はハキのデビュー断念、繁殖入りが報じられました。藤原厩舎のアンジアン、矢作厩舎のアシタカもまだデビューできておらず、結果、19年産世代の2歳デビューはキングエルメス1頭のみに終わりました。ただ、アンジアンはすでにゲート試験をクリアしていますし、アシタカも1月にトレセン入りする予定になりましたので、『遅れてきた大モノ』の位置付けで、何とか新馬戦デビューを果たして欲しいですし、初戦から期待に応える走りを披露して欲しいと思います!
**出資馬の状況**