昨日、JRAから有馬記念ファン投票の第二回中間発表がありました。
有馬記念ファン投票 第2回中間発表!順位に変動は?
第66回有馬記念ファン投票の第2回中間発表の得票数上位100頭をお知らせいたします。豪華賞品や2022JRAオリジナルカレンダーも当たるチャンス!有馬記念ファン投票は、12月5日(日曜)まで受付中。インターネットから投票可能です。ぜひご参加ください。
有効投票数 2,211,298票
肝心のパンサラッサはと言いますと、『21位以下については、第2回中間発表一覧表(PDF 71KB)をご覧ください』によれば、第1回に引き続き32位という結果に。得票数を11,829まで伸ばすことができましたが(前回は7,222)、さすがに大きく順位を上げるところまではいけませんでした。その上で、30位前後の顔触れを見る限りでは、どうやら最終順位も大体今と同じくらいに落ち着きそうな感じ。。いや、全体的には大健闘、よく頑張って票を集めていると思いますm(_ _)m
そうですねぇ、ここから先は運を天に任せるしかないので、出走が叶う前提で話を進めちゃいます(^^ゞ
実はですね、11/30にアップされた広尾TC公式内のOnline Racing Salon Vol. 23 Hiroo no Reiwa 菱田裕二騎手と共にの中に、注目のやり取りがありましたので、簡単に触れておきたいと思います。
Y山:「馬が合う」という言葉があるように、馬との相性もあるかとは思います。パンサラッサに騎乗して1着1回、2着1回と相性が良さそうですね。
菱田:相性というよりも、いつも良い状態で乗せてもらっていることに尽きると思っています。
Y山:矢作調教師より、次走有馬記念も視野に入れてという話も上がってきました。未経験の距離となりますが、条件や距離適性についてはいかがでしょうか?
菱田:本当に乗りやすい馬なので右回り左回りに関係なく操縦性が良いですね。条件に左右される馬ではないと思います。
Y山:福島記念の優勝に際して、多くの会員さんから喜びのメッセージを頂戴しました。会員の皆様へメッセージをお願いします。
菱田:本当に大きな舞台でパンサラッサに乗せて頂きありがとうございました。勝つことが出来て本当に良かったです。また乗せていただく機会を頂戴できました時にも精一杯頑張ります!
パンサラッサが有馬記念出走となった時に、果たして鞍上が誰になるかは注目ポイントのひとつです。
2月の関門橋Sでは惜しい2着、そして福島記念でパンサラッサを初重賞制覇に導いた菱田騎手も候補の一人だと思いますが、パンサラッサが比較的鞍上を選ばないタイプなだけに、次走で誰が乗るかはまだ流動的な情勢です。。ただしですね、Online Racing Salon内におけるY代表とのやり取り、何となく伝わってくる空気感からは、少なくとも次走(有馬記念、あるいは中山金杯でも)までは菱田騎手でいくことがほぼ決まっているのでは?という気もしてきます。
他の有力候補としては、今までパンサラッサに一番多く騎乗し、且つ、広尾TC-矢作厩舎ラインの主戦的位置づけである坂井騎手もいますが、有馬記念出走を視野に入れることができたのも、福島記念でパンサラッサを信じ、積極果敢に攻めた菱田騎手のお陰ですからね。もちろん坂井騎手がダメとかではなく、今までの流れを大切にする観点から考えれば、菱田騎手の続投はそれなり以上に説得力のある作戦と言えるでしょう。
あとは乾坤一擲、有馬記念であっても動じない、逃げた時のペース配分に長けた大物ジョッキーを確保する可能性もないとは言えませんが、今のところ陣営から(Online Racing Salonからも)そういう雰囲気は伝わってきません。まあ、もしもそれが実現したらサプライズで、それはそれで楽しめるのでしょうが、やはり『現時点では可能性低し』だと思います。
ということで、有馬記念の鞍上最有力は菱田騎手では?というだけの話なのですが、いずれにしても出走が叶わないことには始まりません。何となく大丈夫そうな気はしているものの、オミクロン株拡散絡みで次走香港組はどうなるのかとか、前提が変わる可能性も出てきていますので、引き続き状況を注視していきたいと思います。
有馬記念投票結果発表スケジュール
最終発表 12月9日(木)
美浦トレセン在厩のカナロアガールは、2日朝、坂路で追い切られています。
- 21.12.02 助 手 美南坂稍 2回 54.2-39.6-25.6-12.3 強めに追う
- 21.11.28 助 手 美南坂良 2回 54.0-39.1-25.5-12.4 馬ナリ余力
◇田村調教師のコメント 「引き続き、体つきは以前のような細い感じではないですし、順調に調整できています。レースは来週末の出走をイメージしており、中山だと1800m、中京だと1600か2000m。距離だけで言えば1800mなのかもしれませんが、果たしてメイン開催のメンバーでどうなのかと。前走でそれなりに伸びていたことですし、今のところは12月12日中京7R 1勝クラス(芝1600m)を中心視して考えています」
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11/26にトレセン帰厩、その後は28日、2日と追い切りを重ね、来週出走の目処が立ってきたようです。まあ、心配事がないと言えばウソになりますが、古馬らしい貫禄があって調整も順調とのことですし、左回りのマイル戦は悪くない条件だと思いますので、もう一段上の、良い頃に近い末脚の復活を期待したいと思います。
現状、着順という結果を出すには相手関係や展開の利が必要かもしれませんが、本来の脚が使えればそれがなくても好勝負は可能なはずですし、まずは自分の競馬をすることを第一に、気分良く走らせてあげたいところですm(_ _)m
【2021/10/10東京7R(1勝C/芝1800m)でのカナロアガール:公式HPより】
◇奥場長のコメント 「特に大きな反動は見られませんが、強いて挙げるなら、体つきがややシャープに映るのと、背腰に軽度の筋疲労があるくらいでしょうか。新しい環境のもとで色々と経験してきた割りには変にテンションが高ぶることもなく、飼葉をよく食べてくれています」
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ゲート合格後に一旦放牧となったアンジアンですが、目に見える疲労としては大したことはないようです。テンションや飼い葉喰いに問題がないのも良いことで、どうやら、気持ちの面から崩れていく心配はしなくて済みそうです。
先週の近況で藤原先生は、「動き自体は悪くないが、コンディションはまだまだこれから」とコメントしておられますが、要するに、本格的にトレセンで追い切る前にもっと速めを積み重ねる必要アリ、ということでしょうから、最低でも15-15以上を5~6本、週2回の頻度であれば、少なくとも3週間ほどは外厩で調整することになるのでしょう。
そうですねぇ、その過程で動きがすごく良くなれば、あるいは馬房がたまたま空いて余裕ができれば多少の前倒しも考えられますが、あまりそういう期待をするのもアレですしね。まずはしっかり速めを積み重ね、次回こそは藤原先生チェックに合格できるよう、頑張って欲しいと思います。