とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

【プライムライン】右股関節前部周辺の疲れが取れず…

2021-12-22 19:02:49 | 引退馬

チャンピオンヒルズ在厩のプライムラインは、おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1回、半マイル57秒程度で乗り込まれています。

◇小泉厩舎長のコメント 「適度に乗りながらケアしていくことで疲れをほぐし、週末にショックウェーブ放射を繰り返すことで軌道に乗せていきたいところですが、思いのほか右股関節の前部周辺の根が深く、硬さが完全には取れてくれません。無理に進めても良さが活きてきませんので、当面は現在の調教メニューを継続しつつ、走行フォームがよりシャキッとしてくるのを待ちたいと思います」

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大井で気合の3連勝を達成し、せっかく田中克厩舎への再入厩を目前にしたというのに、まさかの足踏み状態が続いてしまっています。もちろん、無理はさせられないので復調を待つしかないのですが、このあたりの打たれ弱さみたいな部分が、同期同厩のパンサラッサと差がついてしまった要因のひとつなのかもしれません。

とは言うものの、全ての馬がアクシデントなく存分に素質を開花させられないのがこの世界ですし、そこはグッと飲み込んだ上で、今できる最善を尽くしていくしかないですからね。。まだしばらくは、もどかしい日々が続くのでしょうが、ここは、慌てず騒がず自分の走りができる状態になってから、中央再デビューに向けたトレセン入りをして欲しいです。

 

【チャンピオンヒルズ在厩のプライムライン:公式HP(2021/12/20更新分)より】

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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【カナロアガール】ラストランの前に、慎重に状態を見極めて

2021-12-22 18:48:12 | 引退馬

岩城ステーブル在厩のカナロアガールは、おもに角馬場でのウォーミングアップ後、周回コースでハロン18~20秒ペースのキャンター2400mを乗られています。

◇岩城代表のコメント 「トレッドミル併用で普通キャンターの調整。特にレースのダメージはなく馬体も細く映りません。前回よりもキャンキャンするところを見せずに、すんなりとおさまって駆けてくれている印象でしょうか。良くも悪くも今は馬が落ち着いている感じがしますので、これからペースを上げていく中で、変化などを窺っていければと思います」

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次走のあとには繁殖入りが待っていますので、(本当にレースを使うかどうかも含めて?)慎重にレース後の様子見、立上げプロセスにおけるカナロアガールの反応を見極めていくことになるのでしょう。

もちろん私もあと一戦、ラストランを見たい気持ちが大きいですし、できることなら良いレースで花道を飾って欲しいのですが、どこかで無理をさせて何かあったら元も子もないですからね。岩城ステーブルの皆さんも厩舎の皆さんも、きっとその気持ちは同じだと思いますので、引き続き、くれぐれもよろしくお願いしたいと思いますm(_ _)m

 

【2021/12/12中山8R(1勝C/芝1800m)でのカナロアガール:公式HPより】

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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【キングエルメス】曳き運動が30分に、先は長いけれど頑張ろう!

2021-12-22 18:34:58 | 殿堂馬

三重ホーストレーニングセンター在厩のキングエルメスは、現在は曳き運動30分で管理されています。

◇伊藤場長のコメント 「さらに曳き運動の時間を延長し、たっぷりと日に30分。球節に腫れはなく、術後の経過は良好です。年末年始にかけてウォーキングマシン入りのタイミングを窺っていき、段々と運動量を増やしていきたいところ。60分まで延ばしていく中で、(大規模な調教施設がある牧場への)移動が見えてくるものと思われます」

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先週の近況では、「当面は曳き運動の時間を延ばしていく形、それからウォーキングマシン入りへつなげていければ…」とのことでしたが、具体的には先週20分だった曳き運動時間が今週は30分になり、さらに、年末年始にはウォーキングマシン60分まで進めていくとの方針が示されました。幸い、患部の球節には全く問題が出ていないようなので、年が明けてさらにペースが上がり、乗り運動が始められるようになれば、チャンピオンヒルズへの移動が検討される事になるでしょう。

朝日杯FSを見た印象として、セリフォスを筆頭に今年もマイル路線には強い馬がたくさんいそうです。そういう馬たちと、休み明けいきなりからガチな勝負をするのは厳しいですから、(ペースアップについては今後も慎重に進めつつ)何とかして、マイルカップ前のひと叩きが可能なスケジュールで戻ってきて欲しいですm(_ _)m

 

【2021/11/9東京 京王杯2歳ステークス(G2/芝1400m)でのキングエルメス:公式HPより】

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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【パンサラッサ】夏の成長、絶好のデキ、連勝の勢いで『行くしかない!』

2021-12-22 05:20:28 | パンサラッサ

極ウマ『【有馬記念】パンサラッサ“令和の大逃走”だ「行くしかない」堂々ハナ宣言』
今週は中央競馬恒例の年末グランプリ、有馬記念(G1、芝2500メートル、26日=中山)が行われる。展開の鍵を握るのは、前走・福島記念をハイペースで逃げ切ったパンサラッサ(牡4、矢作)だ。
◇ ◇ ◇ パンサラッサが「令和の大逃走」で波乱を呼ぶ。21日朝は開場直後の7時2分にゆっくり坂路を駆け上がり、弾むようなフットワークを見せた。
手綱を取った宮内助手は「先週、追い切ってから良くなりました。ピリッと芯が入った。いいと思います」と上昇を実感。「迷いなく、行くしかないでしょう」と、堂々のハナ宣言だ。
前走の福島記念が圧巻だった。前半3ハロン33秒6の超ハイペースで先手を奪い、そのまま後続に影を踏ませず4馬身差をつけた。夏場を休養に充て、左前脚の深管骨瘤(こつりゅう)が完治したことで「何もかも楽になったんやと思う」と担当の池田厩務員は明かす。
復帰後は2戦続けて逃げ切り勝ち。「それから、さらに良くなった。体の張り、馬の雰囲気が違う。重賞馬の風格が出てきた」。栗東48年目のベテラン厩務員は目を細める。
父ロードカナロアからスピードを、母の父の凱旋門賞馬モンジューからスタミナを受け継ぎ、手繰り寄せたグランプリ出走権。
「(逃げるだけの)テレビ馬じゃ、つまらないからね。見せ場以上の走りを期待している」
コントレイル、ラヴズオンリーユー、マルシュロレーヌで今年の競馬界を引っ張ってきた矢作厩舎。有馬記念はパンサラッサが、逃げて、逃げて、逃げまくる。【木村有三】

弾むように坂路を駆け上がったパンサラッサ(撮影・白石智彦)Photo by 極ウマ

ZBAT!競馬『【俺のチェックポイント】パンサラッサ圧逃劇あるぞ』
有馬記念の「俺のチェックポイント」2日目は、大阪サンスポの宇恵英志記者がパンサラッサに注目した。連勝で福島記念を勝利するなど充実一途。急成長の理由や、グランプリでの粘り込みの可能性を探った。
休養明け後からリステッド、G3と連勝。パンサラッサは今回のメンバーのなかで、ただ一頭の連勝馬だ。3歳6月の1勝クラスで白星を挙げた後、今春までのオープン競走で勝ち切れずにいた存在に一体、何が…。“大変身”を果たすに至った理由がきっとある。全休日の20日早朝、担当の池田厩務員を直撃した。
「気合乗り、馬体の張りがすごくいい感じ。(調子のいいときに見せる)立ち上がるしぐさを何度も見せているしね。前走か、それ以上のデキかもしれない
勢いのある口ぶりからも、状態の良さが十分に伝わってくる。すぐさま、ポイントである変化のわけについて話を移す。
「マイラーズC競走除外後の夏の放牧が良かった。あの放牧で、心身ともに良くなったよ」。休養前は左前脚の深管の骨瘤(こつりゅう)を気にしていたが、今は完治。「脚元の腫れ、熱感も持たないから。もともと、能力のある馬だったけど、本当に良くなったよ」。しっかりと休めたことで痛い部分がなくなり、充実期を呼び込んだ。競走馬として、完全に“本物”になっている。
前走の福島記念で重賞初制覇。大逃げを打つ形から、後続馬の追撃を寄せ付けずに独り旅を決めた。当時の前半3ハロンのラップが短距離戦並みの33秒6(1000mは57秒3)。今回もおそらく、パンサラッサが全馬を先導することになる。
「前回のハイラップで粘るんだから、心肺機能は高いよ。獣医師さんが『心臓の音がいい』っていってくれる馬。2500mがどうかだけど、こなせるスタミナはあると思う」と池田厩務員。
前走のような流れでは、さすがに今度の距離では止まってしまう。ただし、前半の運び方、道中のペースの落とし方次第では、粘り込んでしまう可能性も…。見せ場以上の場面を頭に入れておきたい。(宇恵英志)

宇恵記者は連勝で勢いに乗るパンサラッサに注目。先行力があり粘り込みに要注意だ Photo by サンスポ


 

パンサラッサ陣営が『もしかしたら』の期待を持っていることは、すでに一般競馬ファンにも知られているでしょうが、まあ、『それでも来るワケないじゃん!』と思う方が普通でしょうし、だからこそ、こちらはあくまでチャレンジャーの位置付けなんですよね。正直なところ、私だってエフフォーリアやクロノジェネシスといった、今年のJRAを引っ張ってきたビッグネームたちを簡単に負かせるとは考えていませんし、常識で考えたら… そりゃあ、ねぇ(^^;)

と、あえて書いては見たものの、宮内助手や池田厩務員のコメントはあくまで前向きで力強いトーンで、春先にマイラーズカップを狙っていた馬が2500mに挑戦することへの不安もあまり感じません。また、戦法については『迷いなく行く』と、堂々とした逃げ宣言。パンサラッサのようなタイプ、立場の馬はこれをやっておく方が単騎逃げの形を作りやすくなりますし、後続する有力馬陣営にいろいろ考えさせるという意味では、すでにレースは始まっているとも言えますからね。

今度のレースはグランプリであり、ある種お祭り要素もあるレースですから、出走全馬にやる気と可能性があり、全てのファンが様々な夢を見られるレースになって欲しいと思います。そして、そのカギを握るのがパンサラッサだと考えると…。

一年前、レースに登録するたびに除外に怯え、ダート戦を試していたことを考えると夢のようですし、夏の成長、絶好のデキ、連勝の勢いに矢作厩舎の本気を上乗せしてのチャレンジですからっ! ここは一番、池田厩務員の「テレビ馬じゃつまらない、見せ場以上の走りを期待している」との言葉を鵜呑みにさせて頂いて、やる気満々で応援したいと思います(^^)

 

ちなみに、矢作先生だけが「力をつけている段階のパンサラッサには大変厳しいレースになる」と慎重姿勢なのは、まあ、ご愛嬌(&三味線)ということで(^^ゞ

ZBAT!競馬『【矢作芳人調教師 信は力なり】パンサラッサと盛り上げたい』
パンサラッサを初めて見たときの印象は「ロードカナロアらしくない馬だな」。明らかに母の父モンジューを筆頭にした母系のスタミナ色が出ていると感じた。しかし、調教を進めていくと、ゲートの出とダッシュが鋭い。それでデビュー戦は1600メートルを使ったが、その後は第一印象を重視して2000メートルを中心にローテーションを組んだ。この選択は間違いでなかったように思う。全4勝が2000メートル。2着も4回中3回が2000メートルであり、心肺機能が高い。カナロア産駒としてはスタミナ豊富な印象だ。
ただ今回の有馬記念では距離が2500メートルに延びる。まだ成長を続けているこの馬の伸びしろに期待しているが、距離は未知数、メンバーは超強力。グランプリ3連覇のクロノジェネシスや強力3歳馬の筆頭エフフォーリアは世界レベルであるし、人気者メロディーレーンと菊花賞馬タイトルホルダーの姉弟や引退戦となる古豪キセキもいる。力をつけている段階のパンサラッサには大変厳しいレースとなるだろう。

 

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