**種牡馬ランキング(JRA/2歳/総合/12月28日終了時点)**(馬名赤字は新種牡馬)
12/11時点では首位エピファネイアと2位ドゥラメンテには約6千万円の差があったため、『年末まであと僅かなので逆転までは難しいかも…』などと書いていたのですが…。結局は最終日のホープフルSをドゥラエレーデが勝ってドゥラメンテがエピファネイア僅かに逆転、初のJRA2歳リーディングを獲得しました。早逝が惜しまれるドゥラメンテはAEIも2.28という高い水準で(昨年のディープインパクトは2.59)、首位獲得に相応しい大活躍だったと思います。
また、最後はドゥラメンテに逆転されたとはいえ、早い時期からずっと首位を守り続けていたエピファネイアの存在感は、日本競馬界の今後を担う種牡馬としてなかなか立派なものでした。また3位のルーラーシップ、7位のジャスタウェイ、9位のハービンジャーなど、昔の名前になりつつあった種牡馬たちが巻き返してきたのも立派ですし、もしかしたら、そこかしこにディープインパクトがいなくなった影響が出始めているのかもしれません。
一昨年、昨年と続いていた新種牡馬の活躍については、今年はベストテンに新種牡馬ゼロという結果に終わりました。ただ、11位~20位までにはマインドユアビスケッツ、リアルスティール、デクラレーションオブウォーと3頭がランクインしていますので、3歳になった初年度産駒の動向についても引き続き注目していきたいと思います。
ちなみに、来年産駒がデビューする新種牡馬で、80頭以上の産駒登録があるのはレイデオロ、モーニン、ブリックスアンドモルタル、ニューイヤーズデイ、カリフォルニアクローム、サンダースノー、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードの8頭。。その中でもキンカメ直子のダービー馬レイデオロについては、広尾TCが積極的に付けている(私の出資馬ステラリード’21の父)ことからも要注目ですし、できればリーディング争いにも貢献したいところです。
それから、あくまで小ネタではありますが、未勝利、万両賞の連勝で、ついにモーリスの代表産駒がテラステラになりました!! 12月に頑張っただけで代表産駒と言われちゃうのは何となくアレですが、基本的にモーリスの大モノは3歳秋、4歳以降に本領を発揮すると思いますので、テラステラには2歳限定でない代表産駒をめざして欲しいと思いますm(_ _)m
ドゥラメンテはキンカメ×サンデーで、自ずと配合の制約がある中でのリーディングですから、能力の高さという他ないですね。
もっと驚くのはエアグルーヴ。子と孫の産駒で2歳G1を独占しました。改めてこの血統の強さに感心しました。
いやいやステラリードもすごいです。3世代連続で産駒が種牡馬の代表産駒になりました。ほかにこんな繁殖いましたっけ?シーザリオやエアグルーヴでもこれは達成できていないですからね。
もはや偉大と言っても過言ではありません。
ドゥラメンテは本当にすごいと思います。
あの血統、あの気性ですから、仰る通り、配合相手は結構限定されると思うんですよねぇ…
そして、エアグルーヴもシーザリオもスゴイですが、広尾的にはステラリード!
まずは3勝目の壁を突き抜けて、古馬になって活躍する産駒を出したいです(^^ゞ