テンコートレーニングセンター在厩のクレッシェンドラヴは、おもにトレッドミルで調整されています。
◇伊藤マネージャーのコメント
「予防の意味でトモにショックウェーブ放射を行い、29日はトレッドミルでの調整。煩すぎず、適度に元気がありますので、いいリフレッシュになっているのではないでしょうか。もう立ち上げていける状態にありそうですが、大雨のためコース入りは慎重に。天候に応じて乗り進めていければと思います」
-----
恥ずかしながら、いまだに七夕賞のレースリプレイを見て楽しんでいるのですが、本当に良いレースをしてくれたと思います。馬場の内側が荒れていて、馬群が全体的にラチ沿いでなく、比較的状態の良い馬場中央を進んだたこと、向こう正面でレッドローゼスの石川騎手が、クレッシェンドラヴの外側にフタをする形を作ったこと、そういう不確定要素を全てプラスに変換した内田騎手の好騎乗と、どんな状況にも対応するクレッシェンドラヴの成長ぶりに感心してしまいます。
それはさて置き、現状、ショックウェーブを行った上でのトレッドミル調整なので、完全にターゲットは9月27日のオールカマーで決まりのようですね。充分にリフレッシュをした後に、8月はテンコートレセンで乗り込んで9月上旬に帰厩、帰厩後3週間でレースに向かういつものルーティンが今回も見られそうです。
もう、G3は二つ勝ちましたので次はG2、そしてその先へ。。私の中では完全に流れが出来ていますので、リラックスしていつも通りに実力を発揮して欲しいと思います(^^)
【7/12福島11R 七夕賞(G3)でのクレッシェンドラヴ:公式HPより】
坂東牧場在厩のドゥオーモは、週明けより周回コース入りを開始しています。
◇荒木マネージャーのコメント 「先週一杯はパドック放牧とウォーキングマシンのみ。現在は周回コースでハロン20~23秒ペースのキャンター3500mを消化しています。煩い感じも以前とは質が異なりますし、体つきも古馬らしい筋肉をまとった良い体型になりましたね。今年の好調ぶりが頷ける、充実度のようなものが伝わってきます」
-----
昨年、ドゥオーモが北海道シリーズに参戦した時は栗東と競馬場の行き来だけでしたから、坂東牧場に滞在するのは今から3年前、2017年の秋以来になります。あの時は実に2年近くにも及ぶ超長期休養を余儀なくされていた時期で、ドゥオーモにとっても関係者にとっても非常につらい経験でした。
それが2020年、7歳になって小倉大賞典と函館記念、二つのG3で2着になるなど、堂々たるオープン馬になって戻ってきたのですから、荒木さんもきっと喜んでくれていると思います。
復帰後には福島記念、中日新聞杯と悲願の重賞制覇に向けたレースが待っています。今の充実ぶりなら、展開さえハマればどちらのレースを勝ってもおかしくないハズ…。そのためにも、まずはしっかり英気を養い、良い状態で栗東に戻ってきてもらいましょう!
【7/19函館11R 函館記念(G3)でのドゥオーモ:公式HPより】
引き続きトレセン帰厩に向けたトレーニングがおこなわれいています。幸い、今のところ脚元に問題は出ていないようですが、速めのタイミングを慎重に…ということは、正直、自信をもってペースを上げられるほど良い状態ではないのでしょう。
今後の方針としては新潟開催の最後、つまり、9月5日か6日の未勝利戦(多分、ダート1800m?)から逆算してスケジュールを立てるようですが、「トレセンでもある程度の時間をかける」となると、来週か再来週には美浦に帰厩する可能性が出てきました。
ただ、先週末に帰厩後、早速、栗東坂路で時計を出した長期療養仲間のプライムラインとは違い、充分な準備が整わないままの帰厩になりそうで。。まあ、今までの経緯から、そういう無理もある程度は承知の上ですから、あとはもう尾関先生の判断に全てを委ねたいと思いますm(_ _)m
昨日、一両日中にミスペンバリー'19以外の出資についても考えないと…と書いたのですが、クラブから「スイートマカロン'19 「残92口」、ベネディーレ'19「残115口」、レトロクラシック'19「残65口」となりますが、明朝(29日朝)までに満口になった場合は、先着順でご出資を確定させていただきます」との最後通告が…。しかも、レトロクラシック'19はもう満口表示になっているし…
**2019年産募集馬ラインアップ**
マジか(。・_・。) マジなんですよね、絶対に…
かつての出資馬レトロクラシックの初仔に人気があったのは、私にとっても本当に嬉しい話です。でも、もう少しマッタリ検討できると思っていたんですけどねぇ…。
まあ、レトロクラシック'19については今さらの話なので、ここは腹を括って、次のターゲットを現在「募集中」表記の馬、つまり、19年産馬の中ではサティアナ'19、レフィナーダ'19に絞ってみようと思います。検討期間は『超早期ポイント還元』の対象になる8月末まで、という感じで。。
絶対的な確信があるワケではないですが、もともとレフィナーダ'19には、昨年6月に会った時から出資をしたいと思っていて、ミスペンバリー'19同様に初志貫徹の意味合いもあります。サティアナ'19は(少ない情報量ながら)本格的な血統馬で動画の雰囲気も悪くなく、加えて一口向きではないとも言われる藤原組、いや、藤原先生に、ディメンシオンに続いてお世話になっておきたい気持ちもありますので。
ちなみにレフィナーダ'19に関しては、公式HPのコラムに高柳瑞先生のインタビュー記事が出ていて、当然その中でも前向きに取り上げられています。
◇Hiroo no Reiwa 高柳瑞樹師及び高柳大輔師と共に
まずは、瑞樹先生、お願いしておりますレフィナーダ'19について、ご意見をお聞かせ下さい。
瑞樹師:はい、まず馬を見させてもらった時にとても気に入った馬でもありました。また、牧場からも血統馬レフィナーダの1番馬かもしれないと聞いていたので、楽しみなんです。
米山:父のマジェスティックウォリアーについてはいかがですか?
瑞樹師:ベストウォーリアがG1馬でエアアルマスが重賞勝ち馬。産駒がコンスタントに芝でもダートでも勝っていて、どちらにも対応出来ることが強みかなと思っています。
米山:馬体についてはどうですか?
瑞樹師:半姉のエンパイアブルーに似ているところがあるかは分かりませんが、手先の軽さや素軽さがある中で、しっかりとした馬体をしていて、それでも体を持て余すことがないので、素晴らしいと思っています。
米山:そんなにお褒めいただき、感謝です。
瑞樹師:決して大げさではなく、レフィナーダのラストクロップですし、未勝利戦をぶっちぎったエンパイアブルーの半妹なので、結果を残したいと思っています。
高柳瑞先生にはレイナグラシアも管理して頂きましたので、この系統の良さも弱さも分かっておられるのは心強いです。なかなか難しいところがある歴代レフィナーダ仔ですが、木村さんも改めて「レフィナーダの1番馬かもしれない」と仰ったようなので、人気は控え目でも充分に検討の価値があると思います(^^)
それから少し余計なことを書きますが、あまりの売れ行きにより、19年産馬への出資タイミングがうまく掴めない場合、かねてから考えていたラヴマイウェイ(ハイアーラヴ'18)への出資を先にするかもしれません。ラヴマイウェイに関しては、出来れば次の近況更新後に判断をしたいのですが、19年産新規募集馬との連れ売りで、この馬も「満口直前」になっているので注意が必要です。。さて、どうなりますかねぇ…(^^ゞ
あとですね、昨夜、ミスペンバリー'19の出資金請求書が届きましたので、早速、振込み手続きを済ませておきました。これで本当に出資が確定したことになります。良かった…m(_ _)m
新規募集馬への出資申し込み解禁初日、まさかのミスペンバリー'19大争奪戦が繰り広げられました。繋がりにくい公式サイトの壁を突き破り、10:03という早い時間に申し込み完了をした私でさえ、本当に大丈夫なのか…と、若干の不安を感じていたのですが…。昨夜、申込み時に使ったポイントがちゃんと差し引かれていましたので、どうやらミスペンバリー'19への出資は無事に確定してくれたようです。
武運拙く出資が成らなかった会員さんもいるでしょうから、大げさに喜ぶのは憚られますが、個人的には1年以上前から熱望していた馬への出資が成就したことで、正直、ホッとしています。
それはさて置き、このあとは、ミスペンバリー'19とステラリード'19の『矢作厩舎セット』以外の馬たちについて、出資をどうするか決めなければいけません。18年産馬の出資頭数が増えすぎたことへの反省から、今まで19年産馬への出資は2頭だけに抑えていて、あと2、3頭は増やしても問題はなさそうですしね(^^)
などと、そんなことをお気楽に考えていたのですが、ミスペンバリー'19以外の募集馬も結構なスピードで売れていますねぇ。。いや、もちろんクラブ的には喜ばしいことなのですが、こんなにすべての馬が募集開始直後に売れるなんて、1頭の人気馬がアッと言う間に売り切れる以上の驚きかもしれません。
いやぁ、どうなっちゃうんでしょう、広尾TC…
とにかくですね、広尾TC一本勝負で他に逃げ道がない私としては、募集馬の質が高まって成績が良くなるのは嬉しいのですが、気に入った馬、応援したい馬に出資できなくなるのはとても悲しい状況です。本当は、ああでもない、こうでもないと、ダラダラダラッと馬選びをしている時間が楽しかったりもしますので、「今すぐ決めないと売り切れちゃうぞ!」とか脅されると、どうにも調子が狂います。。(^^;)
まあ、そんなことで愚痴を言っても始まりませんから、とにかくまずは現状整理からです。
**2019年産募集馬ラインアップ**
うーむ。。ゆっくり選べそうな『募集中』表示の馬は3頭だけですか…。スイートマカロン'19、ベネディーレ'19、レトロクラシック'19もアッという間に満口直前ですよねぇ。。確かにそれぞれ魅力がある馬ですが、そんなに慌てなくても大丈夫じゃないかと…。でも、こういう現象こそがクラブの勢いというヤツなのかもしれないなぁ。。
あ、感心している場合じゃなくて、ここで私、冷静になって考えたのですが、現時点で出資をしているのは矢作厩舎の牡馬2頭のみなわけです。となると、バランスとるためには牝馬をチームに加えておくのが自然な流れと言えそうで、具体的にはサティアナ'19かレフィナーダ'19かベネディーレ'19、既募集馬のショウナンタレント'19も検討対象にする感じですね。
実は私、以前は牡馬にこだわって出資をしていた時期もあるのですが、牝馬には世代を越えてその産駒に出資をするという、何年にもわたっての楽しい遊びができたりしますので、最近は牝馬にもある程度バランスよく出資をするよう心がけています。(ただし、産駒への出資が目的なら木村秀則牧場産馬が有力)
現状、あまりにも早い売れ行きに全くついていけていませんが、とにかく一両日中に方針を決めて対処したいです。もしもそれまでに売り切れ続出になってしまったら…。その時は、今回は縁が薄かったと思って諦めるしかありません。(^^;)
昨日はバスラットレオンがメイクデビュー札幌に出走、見事なデビュー勝ちを飾りました。これで、2018年産世代はカイザーノヴァに続いて2頭目の新馬勝ちで、近年、いや、過去にないほど好調なすべり出しと言えるでしょう。もう一頭の既デビュー馬、リナーシェも勝ち上がりに向けての前進が期待できますし、他の同世代組も順調&高評価ですから(コマンドブルックス以外(^^;)?)、今後も2歳戦から目が離せません。
考えてみれば、2018年産世代は『気になる馬』がとても多く、結果、例年以上の頭数に出資をしてしまったのですが、カイザーノヴァ、バスラットレオンの新馬勝ちで、だいぶ気が楽になりました。次のデビューはゴッドシエルかマーテルか、はたまたヴィジャーヤになるのか(コマンドブルックスの最後は確定的(^^ゞ)、引き続き楽しみたいと思います。
そして今週は、久しぶりに出資馬の出走がない週末になりそうです。先週までは重賞挑戦や新馬戦が毎週のようにあり、とても充実&目まぐるしい週末を過ごさせてもらいましたが、それはそれで結構大変だったりも…。まあ、ここで気分良くホッと一息つけるのは、7月に出走した馬たちがみんな頑張ってくれたおかげです。関係者の皆さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
かわって8月の出走予定としては、まずはカイザーノヴァのクローバー賞挑戦、ディメンシオンのキーンランドカップ(G3)出走が目ぼしいところですが、注目レース、重要レースとしてはリナーシェの2歳未勝利戦、プライムライン、アレアシオンの復帰戦(3歳未勝利)が挙げられます。
リナーシェは6月に1200m戦を二度使いましたが、距離延びて良さが出る雰囲気が満々ですし、気持ちが落ち着き、走りも良くなりつつあるようなので、勝ち上がりの手応えを確かなものにしたいです。プライムライン、アレアシオンは無事に復帰戦を迎えることが最優先ですが、あとがない状況の中で、自らの未来を切り拓く走りを見せて欲しいと思います。(特にアレアシオンは厳しい状況ですが、何とかして…)
日曜日の10時に解禁となった、2021年2歳・2022年2歳募集馬への出資に関しては、すでに書いた通り、ミスペンバリー'19への申し込みを済ませています。今はクラブからの出資確定情報(請求データ?)を待つ身なわけですが、どうせなら絶対に大丈夫と信じて待ちたいと思います。
しかし、ミスペンバリー'19は本当にスゴイ売れ行きでした。これからは、『いつでもどこでも好きなだけ』自由に買えた、かつての広尾TCとは状況が違うと認識し、人気が出そうな馬には早めのアクションをしないといけませんね(^^;)
しかしアレですよねぇ、8月は夏休みがありますから、この一ヶ月をバタバタっと過ごしてしまうともう9月。9月にはバスラットレオンに加えてパンサラッサやクレッシェンドラヴの重賞挑戦がありますし、今年は上級クラスへの出走がとても多いです。。これが普通だと思ってはいけませんが、一口馬主生活の充実には、古馬と若馬のバランスの良い活躍が大事なのだと実感しています(^^)
**出資馬の状況**
**2020年総合成績**
札幌5R メイクデビュー札幌を楽勝したバスラットレオンの関係者コメントです。
◇藤岡佑騎手のコメント 「スタートを出てくれましたので、逆らわずに前へ。今日のところは何も言うことはありません。4コーナーの手応えを見てもらっても分かるかと思いますが、センスが良く力もあります。いいパフォーマンスでしたね。ありがとうございました」
◇矢作調教師のコメント 「イメージ通りの結果でしたが、それを上回る上がりの時計で勝ってくれました。大事に育てていきたいですね」
◆クラブのコメント 「ゲート、折り合いともに問題はなく、ラストは軽く合図を送っただけでスッと反応。上がり33秒台の末脚を繰り出し、余裕をもってのデビュー勝ちとなりました。なお、このあとは、「シュウジデイファームで軽くひと息入れ、9月5日札幌11R 札幌2歳ステークス(G3・芝1800m)一本に絞って調整していきましょう」と調教師。ひとつひとつ無事に階段を駆け上がっていって欲しい、そんな気持ちにさせてくれる勝ちっぷりでした」
-----
そりゃあ、今日の勝ちっぷりですから、札幌2歳ステークスに行きますよね(^^)
正直、今日は誰が乗っても…と思わないでもないですが(^^ゞ、最終追い切りを含めてバスラットレオンを導いてくれた藤岡佑騎手、本当にありがとうございました。何もなければ2歳ステークスでも乗ってくれると思いますので、その時はまたよろしくお願い致しますm(_ _)m
そして矢作先生の、「イメージ通りの結果だが上がりの時計は予想以上」とのコメント、これは非常に嬉しいです。勝てると思ったからこその開幕週出走だったのは、事前に何となく伝わっていましたが、そういうレースで大事なのは、調教師の予想を超えるパフォーマンスを出せるかどうかで…。バスラットレオンが100%と言って良い回答をしたおかげで、素質馬を数多く見ているあの矢作先生に「大事に育てていきたい」と言わせることが出来たのですから(^^)
ただし、強い馬どうしの厳しいレースを経験するのはまだこれからです。もちろん、バスラットレオンには十分な上がり目があると思いますが、これからどんな強い相手が出てくるかもわかりませんしね。。今後の戦いの中で、「ひとつひとつ階段を上がる」ためにも、まずは9/5の2歳ステークスに向けて、万全の準備をお願いしたいと思います!
◇Sponichi Annex『【札幌新馬戦】バスラットレオン逃げ切りV 藤岡佑「スピードに余裕あった」』
札幌5R、芝1800メートルの新馬戦は、最内枠から好スタートを決めたバスラットレオン(牡=矢作、父キズナ)が後続を寄せ付けず、2馬身半差の快勝。1番人気に応えた。
藤岡佑は「控えたかったが、スタートが飛び抜けて速かったので逆らわず。スピードに余裕があったし、最後もまだギアが上がりそうでした」と笑顔。前半1000メートル通過は65秒1のスローペースに持ち込み、上がり3Fは最速タイとなる33秒6で押し切った。次走は未定ながら「いいパフォーマンスができるし、経験を積んでいけば楽しみ」と期待を寄せた。
◇ZBAT!競馬『【札幌5R・新馬】キズナ産駒バスラットレオンが逃げ切ってデビューV』
7月26日の札幌5R・2歳新馬(芝1800メートル)は、藤岡佑介騎手騎乗の1番人気バスラットレオン(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が好スタートからマイペースに持ち込んで逃げ切り勝ちを果たした。タイムは1分51秒3(良)。2馬身半差の2着にはモリノカンナチャン(6番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にポルトヴェッキオ(3番人気)が続いた。バスラットレオンは、父キズナ、母バスラットアマル、母の父ニューアプローチという血統。
◆藤岡佑介騎手(1着 バスラットレオン)「追い切り本数はそれほどこなしていなかったが、質のいい動きをしていた。スタートがよかったので逆らわずにハナへ。いいパフォーマンスができたし、スピードにまだ余裕があったので最後ももうひとつギアが上がりそうな感じだった」
◇スポーツ報知『【札幌5R・2歳新馬】1番人気のバスラットレオンが逃げ切りV 藤岡佑「すごくスピードに余裕がある」』
7月26日の札幌5R・2歳新馬(芝1800メートル、7頭立て)は、キズナ産駒のバスラットレオン(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が1番人気に応えて初勝利を飾った。勝ち時計は1分51秒3。
最内枠から抜群のスタートを決め、そのままハナへ。前半1000メートル通過65秒1という超スローペースの流れを刻み、手応えよく直線を向いた。あとは楽に後続との差を広げ、2着のモリノカンナチャンに2馬身半差をつける完勝だった。
藤岡佑介騎手は「追い切りの本数はそんなにこなしていないが、非常に質のいい動きをしていた。飛び抜けてスタートが出たので、逆らわずに行った。能力的にはいいパフォーマンスをしてくれた。すごくスピードに余裕があって、最後もギアが上がりそうな感じがあった。順調に成長してくれれば楽しみですね」と、素質の高さを評価した。
札幌5R メイクデビュー札幌(芝1800m)に出走したバスラットレオンが優勝しました!
【レース内容】1番枠から絶好の好スタート。逃げるつもりだったかどうかは分かりませんが、周りの馬も行きたがらず自然にハナを切る形に。1~2コーナーを回って馬も落ち着き、向こう正面で3番が上がってきたときもリズムを崩すことなくマイペースの逃げになりました。その後も1000m通過が65.1秒のスローな流れを先導し、3コーナーからペースを上げて余裕の手応えで直線へ。直線でも後続に追われる心配が全くない見事な走りを披露、上り3Fを33.6秒にまとめるという、力の違いを見せつける圧勝劇でした。
-----
いやぁ、これ、かえって緊張しますね(^^;)
勝って緊張するというのも変ですが、今日のレースを見る限り、新馬戦の勝ち負けを心配するレベルの馬でなかったことは明白で…。しかも、実質追い切り一本でこの内容ですから、明らかに他馬とは力が違ったと言っても良いでしょう。こうなると、今日のレースがどうこうよりも、これから先のことを考えてしまって、やはり、妙な緊張をしてしまいます(^^;)
欲を言えば、あまり初戦から逃げたくはなかったのですが、目一杯ペースを落として65.1秒の流れですから、あれ以上控えろというのも無理な話。。スタートが上手すぎたこともありますが、とにかくレースセンスがあって、全くストレスのない楽勝でした。あまりこういう事を言ってはいけないのですが、正直、今日のレースはバスラットレオンにとって、入厩後2本目の追い切りぐらいにしかなっていないかもしれません。
このあとはレース後コメントを待つことになりますが、この内容ならおそらく2歳ステークスに向かう事になるのでしょう。世間様の評価がどうなるかは分かりませんが… 緊張しちゃうなぁ… (^^ゞ
**7/26札幌5R メイクデビュー札幌(芝1800m)・良**
すでに何度か宣言してきたとおり、ミスペンバリー'19への出資申込みを済ませました。一瞬、サイトに繋がり難くて焦りましたが、10:03受付完了とのメールも届きましたので、多分、大丈夫でしょう。
まだ申し込みボタンを押しただけなので、正確に言えば『出資が決定』したわけではないですが、さすがに解禁直後のタイミングですから、先着順で弾かれる可能性はかなり低いと思います。これにより、2019年産馬2頭目の出資は、ステラリード'19に続いて矢作厩舎のミスペンバリー'19となり、2019年産版“矢作厩舎セット”の完成がほぼ確実になりました!(まだお金は払ってませんけれど(^^;))
ちなみに17年産セットの一頭であるプライムライン、同じく18年産セットのバスラットレオンは、広尾TC主流の木村秀則牧場産馬ではなく、矢作先生が他牧場を回ってピックアップした『(クラブ向きで)走りそうな馬』を募集したという、いわゆる矢作セレクト馬です。その点、ステラリード'19、ミスペンバリー'19は、いずれもバリバリの広尾主流血統なので、“矢作セレクト”とは少々意味合いは違うのですが…。
そもそもの話、初代矢作セレクト馬であるプライムラインがラインアップ入りした経緯をおさらいすると、パンサラッサの矢作厩舎入りが決まった時に先生から、「どんなに良い馬でも(怪我なども含めて)走らないリスクはある、管理馬が2頭いれば、必ず(どちらかで)会員さんを満足させられる」的な話があり、先生側からプライムラインのクラブ募集を打診した、という流れだったと思います。
要するに矢作先生は、『広尾TCからは世代2頭(リスク分散の観点込みで)』を基本と考えていて、その2頭を、ステラリード'19、ミスペンバリー'19という広尾主流の血統馬で揃えたこの世代は、クラブにとっては特に重要な意味を持つ『勝負の世代』なのかもしれません。
うーむ。。何だか私が勝手に力んでいるだけのような気もしますが(^^;)、とにかく、このところノリにのっている矢作厩舎に(継続的に)世代2頭も預かって頂けるのは、素直にとてもありがたいです。できる事なら20年産以降も矢作厩舎との関係が続くよう、クラブには生産馬の血統レベル維持向上など、中長期の取り組みにも一層力を入れて頂きたいと思いますm(_ _)m
前置きが長くなりましたが、とにかくミスペンバリー'19です!
■ミスペンバリー'19
◇牡1歳 鹿毛 2019.03.29生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:キズナ 母:ミスペンバリー (母の父:Montjeu)
◇プラスビタールスピード遺伝子:CT型
◇栗東:矢作芳人厩舎
◇販売総額 5,000万円 / 総口数 2000口
◇POINT!:均整の取れた雄大な馬体にスラリと伸びた脚。放牧地ではパワフルにして体を持て余すことはなく、大きく柔らかいフットワークには軽さもあり、随所に血統馬らしい雰囲気を感じさせてくれる。筋肉の付き方も比較的早く、兄姉同様のスピードに加えて、本馬は力強さと完成度の高さも兼備。父にキズナを迎え、早めの始動にもしっかりと対応してくれそうだ。適性はクラシックディスタンスにあり。賢母が待ち望む重賞タイトルの獲得を現実のものとしたい。
◇募集時写真:2020/7/10
◇最新近況(7/17更新) 北海道・新ひだか町の木村秀則牧場在厩。おもに昼夜放牧により管理されています。体高159cm、胸囲180cm、管囲20.5cm(7月中旬測定)
◇木村担当のコメント 「走り出しの力強さ、推進力は今後の長所になってくると思いますし、父キズナの良さをしっかりと受け継いでいるようにも感じます。さらには優秀な母系の力を借りて、パワーも兼ね備えている印象。馬格があっても重たさはなく、軽快な馬ですよ。放牧地では他馬にちょっかいを出すなど、いつも元気に走り回っており、スケール、動きともに雰囲気が目立つ一頭です」
◇募集時動画:2020/7/10(6/23撮影)
-----
出資を決めた理由については、詳しく書くと繰り返しになるので簡単に。
まずは、ずっと広尾TC一本で楽しんでいる私が、毎年募集されるのを楽しみにしてきたミスペンバリーの産駒であること。これが理由になる方はベテラン会員さんには多いと思いますが、本当にミスペンバリーは優秀で、毎年の産駒はとても見栄えが良いですからね。
19年産もご多分に漏れず、いや、例年の産駒以上に雰囲気を感じますので、それだけでも逃すことのできない一頭だと思います。まあ、一般論でマイナス要素を探すのは、やってできない事ではないですが、この馬にそういうアプローチはあまり相応しくないんじゃないかなぁと…。
また、生産サイドの手応えは、(各種のコメントを待つまでもなく)昨年6月に木村さんにお会いした時に肌で感じましたし、管理する矢作先生は『何でもいいから適当に…』では馬を預かったりしない先生ですからね。要するに、この馬に出資をしない理由を探すのは、私には難しかったということなのでしょう(^^ゞ
来年の今頃、本馬はデビュー戦の話で盛り上がっているのか、はたまた秋に向けてのトレーニングを積んでいる真っ最中なのか…。いずれにしても、これからはミスペンバリー'19のことを出資馬として、その成長を見守り、精一杯応援していきたいと思います!
◇2020年新規募集馬、一年間の成長確認・ミスペンバリー'19
◇2019/6月 北海道牧場見学報告 ~2019年産馬編(2)~
**7/26札幌5R メイクデビュー札幌(新馬/芝1800m) 12:15発走**
◎ バスラットレオン
○ ミルウ
▲ ポルトヴェッキオ
△ モリノカンナチャン
△ プラチナトレジャー
バスラットレオンは1枠1番になりました。
7頭立てのレースなので、枠はどこでもOKと思ってはいましたが、『別に最内枠にならなくても良いのに…』というのが正直な感想です。まあ、デビュー戦で1枠1番を引いた以上は、どうせなら、着順にも1を並べるつもりで頑張ってもらうしかありません(^^ゞ
展開予想と言っても全馬初出走なので難しいですが、さすがにハイペースにはならないのでしょう。ちなみに25日の1Rに芝1800mの2歳未勝利戦がありましたが、1000m通過が61.6秒で勝ち時計は1分49秒7でした。おそらく26日は、もう少し遅めに流れて3コーナーからペースが上がる、札幌1800の新馬戦らしい、先行馬有利の展開になるでしょう。
となると、バスラットレオンとしては、先行して4角までに逃げ馬の後ろ、直線でうまく馬場の真ん中から抜け出したいところ。。当然ながら、ドスローの『馬群凝縮ヨーイドン競馬で前に壁』のカタチだけは避けたいです。(1番からだと、どうしようもない時はありますけれど…)
相手は正直よく分かりませんが、評判の良い馬、調教で動けている馬の中ではハービンジャー産駒のミルウ、ロードカナロア産駒のポルトヴェッキオがライバルかと。。あとはミルウと同じハービンジャー産駒で、追い切りの動きはむしろコチラ?と思わせるモリノカンナチャンも侮れない気がします。ただ、字面で圧倒されるような評判馬はいないと思いますので、何とか乗り越えて結果を出して欲しいです!