インターネット受付開始:2020/7/26(日) 10時
電話受付開始:2020/7/27(月) 11時
新規募集馬への出資申込み解禁まであと1日となりました。作戦というほどではないですが、自分の行動方針も一応決めましたし、あとはその時が来るのを心静かに待つだけです。
ちなみに方針とは、(即日満口はないにしても)電話申込みが解禁となる27日中の満口が充分に考えられるミスペンバリー'19には26日に申込み、その他の馬については、27日にアナウンスされるであろう売れ行き情報を確認してからどうするか決める、というものです。
特に面白みのない方針ですが、今回は同じような作戦の方、多いんじゃないでしょうか(^^ゞ
それから、直接募集馬とは関係ないですが、クラブからのアナウンスによると、19年産馬、20年産馬を対象とした馬名選挙は『休止』になるとのこと。。つまり、選挙での馬名決定プロセスが採用される前に行われていた、出資会員の応募馬名の中からクラブが決める方式に戻るという事ですね。
まあ、そもそも馬名を選挙で決めるのは当たり前ではない、選挙そのものが特別な会員サービスだったと考えれば、そこにかなりの手間と時間をかけなくても… という事なのかもしれませんし、クラブとしても、いろいろ考えて実施したのに、逆に会員に不満やモヤモヤ感が残ってしまう状況もありましたから(^^;)
また、中止でなく休止となっているのは、コロナ禍の長期化が予想されるなかで、今年来年あたりは選挙に関わる工数を確保するのが難しい事情がある、つまり、状況が落ち着いたら『会員サービスとしての馬名選挙』を復活させたいという意思表示なのかもしれません。
いずれにしても、一番大事なのは所属馬が元気に活躍してくれることです。このところ、そこに関してはだいぶ流れが良くなってきましたので、新しく募集となる馬たちにも、さらに今の流れが確かなものになるよう頑張って欲しいと思いますm(_ _)m
吉澤ステーブル在厩のヴィジャーヤは、おもにBTCの坂路やグラス直線コースを併用し、ハロン17~20秒ペースのキャンターを消化。週2回、15-15もしくは15-13程度で乗り込まれています。
◇本田広報担当のコメント 「速めを継続して乗り込めているように、スピードおよび体力強化は順調に進んでいます。目下の課題は口向きやハミ受け。気性自体は決して悪くないのですが、まだ真っすぐ走り切れないようなところがあるんですよね。引き続き、なるべくリラックスした状態で走らせるように心掛け、学ばせていきたいと思います」
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非常に順調に乗り込まれ、評価も高いヴィジャーヤですが、どうやら口向き、ハミ受けの課題がずっと続いているようです。鞍上の指示に従って、真っ直ぐ走ったり左右に進路を変えたりすること、それがどんなに大切かはかつて二ノ宮先生も力説されていましたし、実際に私の以前の出資馬が、勝ち上がりはしたものの、結局、大成できずに大変な苦労をした例もありますから…。
口向きやハミ受けを勉強するのは基本的な部分だけに、育成段階でしっかり学ばなければイケマセン。池江先生も吉澤ステーブルの皆さんも、それが分かっているからこそ、時間をかけて教えてくれいるわけですが、それに応えるのは当のヴィジャーヤ自身ですからね(^^;)
幸い本馬はまだ2歳の7月です。しっかり勉強できる吉澤ステーブルにいることをチャンスと思い、勝負の秋を迎える前に、是非とも競走馬に必要なスキルを身につけて欲しいです。「スピードおよび体力強化は順調」とあるように、走ることには全く不安を感じないだけに、将来、つまらないことで躓くのは勿体ないですからっ!
【吉澤ステーブル在厩のヴィジャーヤ:公式HP(7/16更新分)より】
イクタトレーニングファーム在厩のゴッドシエルは、おもにダート周回走路でのキャンター後に坂路を1本。週2回、15-15を乗り込まれています。
◇生田場長のコメント 「馬場状態の回復に合わせて、水曜、土曜と坂路にて速めを継続。特に疲れを見せることもなく、相変わらずの手応えの良さで真面目に駆けてくれています。前向きな走りとはいえ、コントロールが利かない訳ではないですし、折り合い面も大丈夫。スピードがありそうな馬ですね。調教師によれば、『そろそろトレセン入厩のタイミングを検討していきたい』とのことでした」
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前回近況時に、「デビュー前の2歳馬としては水準以上のレベルにある」と前向きな評価をもらったゴッドシエルですが、今回はさらに一歩踏み込んで、「手応え良く真面目に駆けてくれる」「前向きでも折り合いは大丈夫」「スピードがありそう」と、嬉しいコメントが並びました。
このところ、18年産馬の中では新馬勝ちから函館2歳Sに挑戦したカイザーノヴァ、明日デビューが予定されているバスラットレオンの矢作厩舎勢に注目が集まっていますが、もともと本馬は私が18年産の中で最初に出資を決めた馬ですからね。サンデーサイレンス18.75%持ちのエピファネイア産駒として、母ゴッドフロアーと同じ松永幹夫厩舎の所属馬として、今後はもっともっと目立つ存在になって欲しいと思います。
そのためには、まずは『そろそろタイミングを…』との話が出ているトレセン入厩を果たすこと、ゲート試験を難なく乗り越えること、長めをじっくり乗り込んで身につけた(はずの)体力にモノを言わせ、ストレートでのデビューをめざすこと、等々やることがたくさんありますね。
入厩時期がいつになるかは分かりませんが、タイミングを検討するなら、さすがに二ヶ月も三ヶ月も先の話ではないでしょう。勝手に想像するとしたら、例えば8月中に入厩をして中京開催後半か京都開催前半でのデビューとか…。いずれにしても本馬には、早期(夏競馬)デビュー組に負けない活躍を期待しています!
バスラットレオンは、7月26日札幌5R 2歳新馬(芝1800m)に藤岡佑介騎手で出走します。
-調教時計-
20.07.22 藤岡佑 札幌芝良 5F 65.6-50.1-35.1-11.8(5) 一杯に追う
外ペプチドヒミコ(三未勝)馬ナリの内0.6秒先着
中シェノン(三未勝)一杯の内1秒2追走0.2秒先着
◇矢作調教師のコメント 「22日の本馬場での追い切りの動きも良かったですからね。週半ばの段階から今週末のデビューについて前向きに検討を重ねていき、馬のコンディション、現地スタッフの感触、相手関係、出走頭数など、様々な状況を勘案した結果ゴーサインを出しました。好勝負を期待しています」
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バスラットレオンのデビュー戦が決まりました。レースは7/26札幌5R、芝1800mの新馬戦です。
バスラットレオンは7/12に札幌競馬場に入厩、16日にゲート試験に合格をして、その後実質追い切り一本での出走ですが、本馬場で5Fから 65.6-50.1-35.1-11.8秒 が出ていれば時計としては充分以上。。JRAの動画で確認した動きはとても良く、コーナーをゆったりまわって直線に向いたところで鞍上のサインに反応、手前を変えてから馬体を併せた3歳未勝利馬を交わし、楽々と突き放したところなどは、「一杯に追う」表記以上に余裕がある、雰囲気充分の走りに見えました。
本馬に関しては、事前の様々な情報により、デビュー戦前としては随分と着順のハードルが上がってしまった面もありますが、あの動きで4F50.1秒が出せているなら間違いなく新馬戦好勝負レベルにあるでしょう。先に新馬勝ちをしているカイザーノヴァの最終追い切りと比べても、(馬場の違いなどは無視するとして)バスラットレオンの方がカタチ良く動けているのは確かですからね。
しかも、管理する矢作先生が「馬のコンディション、現地スタッフの感触、相手関係、出走頭数など様々な状況を勘案した結果ゴーサイン」を出したという事は、『総合的に考えて勝てると判断した』との自信のコメントにも読み取れて、イカンイカンとは思いつつ、すっかり新馬勝ちを期待してしまっています(^^ゞ
冷静に考えれば追い不足、初戦からメイチの仕上げをしていないのは明白ですが、それだけにもしもここを勝つようなら…。その先に何があるかを考えるのは、しばし我慢をするとして、まずは期待馬バスラットレオンのデビュー戦をしっかり応援したいと思います。
**7/26札幌5R メイクデビュー札幌(芝1800m)出走馬**
【シュウジデイファーム在厩時のバスラットレオン:公式HP(7/16更新分)より】
栗東トレセン在厩のディメンシオンは、24日に北海道の吉澤ステーブルに放牧に出る予定となっています。
◇藤原英調教師のコメント 「大きなダメージはないものの、さすがに少々お疲れ気味といった様子。よって、このあとは避暑も兼ねて北海道へ移動のうえ、回復状況を見守っていきたいと思います。あくまでも今後の状況次第にはなりますが、8月30日札幌11R キーンランドC(G3)もひとつの候補として考えています」
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口惜しいレースとなった中京記念後のコメントで、「吉澤ステーブルへ放牧に出してリフレッシュ。回復状況を見ながら次を考えていく」とあったのですが、てっきり吉澤ステーブルWESTのことだと思い込んでいました。私の全くの勘違いだったわけですが、北海道の吉澤ステーブルさんの方だったんですね(^^ゞ
ディメンシオンが北海道に滞在するのは、おそらく2016年以来のこと。大きなダメージはないようですが、厳しい重賞を続けて走ったあとですから、まずはゆっくり休んで久々の北海道を満喫して欲しいと思います。(なんか、羨ましいなぁ…)
そして何と、回復次第ではキーンランドカップ出走もあり得るとのことで。。藤原先生としては、CBC賞は着順こそよくなかったものの、『ディメンシオンは1200mのスピード勝負も十分可能』との判断がおありなのでしょう。出否は今後の状況次第になりますが、何となく出走する可能性が高そうですね。
もう何年も戻っていなかった北海道に移動というだけで、もしや繁殖入りの準備?などと考えてしまうのですが、藤原先生が『その前に何とか重賞を勝たせてあげたい』と考えておられるのは伝わってきますし、一連の苦心の作戦が、うまく実を結んで欲しいと思いますm(_ _)m
【7/5阪神11R CBC賞でのディメンシオン:公式HPより】
ドゥオーモは、22日、坂東牧場へ休養放牧に出ています。
◇野中調教師のコメント 「このあとは夏場を休養に充てて疲労回復を促し、フレッシュな状態で秋競馬に備える予定。11月の福島記念や12月の中日新聞杯あたりを意識して調整を行っていこうかと思っていますが、その前にどこかで1回使った方が、状態が上向くかなとも考えています。移動後に張り詰めていたものが一気に緩み、疲れが出るケースもありますので、あくまでも今後の馬の状態と相談をしながら検討していきましょう」
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巴賞の時とは違い、函館記念は前が速めに流れるおあつらえ向きの展開になりましたが、そういう事を抜きにしてもドゥオーモは本当に良く頑張ってくれたと思います。一般的に理想とされる、『勝ってご褒美の休養』とはなりませんでしたが、今回の休養は、意味はほとんど同じと言って良いでしょう。
そして早くも野中先生からは、「11月の福島記念や12月の中日新聞杯あたりを意識して…」とのご発言が…。いやいやどうも、野中先生も完全にドゥオーモに重賞を獲らせるおつもりですね(^^)
ちなみに福島記念は昨年クレッシェンドラヴが勝ったゲンの良いレースですし、中京の2000mは是非とも試してみたい条件だったりで、『どうせなら両方出ちゃうのはどうかな?』とか、またまた私、勝手なことを考え始めてしまっています(^^;)。(その前に一走するとしたらどこですかね?)
とにかく、頑張ってくれたドゥオーモには、まずはゆっくり疲れを癒してもらいましょう。野中先生のコメントからは、福島、中京のあとの来年の重賞まで視野に入っている雰囲気を感じますし、『できるだけ長くできるだけ多く』走るためにも、しっかり走ってしっかり休む流れを大切にしてもらえればと思いますm(_ _)m
【7/5函館11R 巴賞でのドゥオーモ:公式HPより】
ファンタストクラブ在厩のリナーシェは、今週はおもに屋外のウッドチップ坂路でハロン17~18秒ペースのキャンターを消化。21日、2本目に3F15-15を計時しています。
◇米田育成広報担当のコメント 「あまりカリカリさせても意味がありませんので、単走でスーッと脚を伸ばす程度に。小柄でも馬体を小さく見せませんし、デビュー前よりも馬に落ち着きがあって、走りもしっかりしつつあるように感じます。この調子で適度に15-15を織り交ぜながら、入厩態勢を整えていきましょう」
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前走の疲れも完全に癒えて、今週は15-15まで進んでくれました。
「馬体を小さく見せない。デビュー前よりも馬に落ち着きがあって走りもしっかりしつつある」と嬉しいコメントもありましたし、次のレースでは、4着だった前走からさらなる前進が見込めそうです(^^)
その上で、もともとリナーシェのようなタイプは、使いながら成長させていくのが大事ですから、あまり慌てず適度にレース間隔を開けてあげるのがイイですね。まだ具体的に言及はないものの、復帰戦の候補としては、例えば8/23札幌1Rや翌週30日の札幌1R(いずれも芝1500m)あたりとか。。
どちらになっても前走から300mの距離延長が試せますし、30日なら牝馬限定戦のおまけつき。前走からの2ヶ月でどう成長したかも確認することが出来ますし…。うーむ。。勝ちを焦らず一歩一歩と思う反面、何だか次で勝てそうな気がしてきました(^^ゞ
【6/28札函館1R 2歳未勝利でのリナーシェ:公式HPより】
宇治田原優駿ステーブル在厩のマーテルは、18日そして22日と坂路で2F15-14程度で乗り込まれています。7/21の馬体重は460kgです。
◇青山調教主任のコメント
「この一週間は終いを重点にしっかりと時計を入れました。22日の脚捌きがやや硬く、『疲れが溜まっている』(獣医師)ことから、このあとは笹針を打って小休止へ。週内は舎飼とし、週明けからウォーキングマシン、週後半からまた跨っていく予定になっています。ちょうど暑くなってきたことですし、ここで軽くお休みを挟んであげることでまた良くなってくるはず。こうやって適度に攻めつつ、成長を促してあげましょう」
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速めを含めて乗り込まれながら、ジワジワと馬体が増えているのは良い傾向ですね。多少疲れが溜まり、小休止となったのも決して悪い話ではなく、この休みが、さらに一段成長するキッカケになるかもしれません。
という事で、マーテルのデビューははっきり秋競馬以降という事になりました。小休止明けの立ちあがり具合にもよりますが、うまく進めば秋の中京開催(毎回、阪神と勘違いしそうになりますけど(^^ゞ)、もっと時間をかけるのであれば、いわゆる王道の京都開催デビューになる可能性もありそうです。
今年の2歳勢は早期デビュー組が頑張っているお陰で、本馬のような秋デビューをめざす組、そして年明けデビューが確実な馬(^^;)と、バラエティに富んでいる状況が単純に楽しめています。まあ、それは全体的に育成ペースが早まっているからなのですが、それだけに各馬には、時期だけでなく内容で勝負ができるよう頑張って欲しいと思います。
宇治田原優駿ステーブル在厩のパンサラッサは、引き続き、おもにトラックで軽め2400m、坂路でハッキング1本を消化しています。
◇乾主任のコメント 「念のため、月曜日に長針治療を実施。施術の際に『いくらか疲労を示す筋肉の硬さが見られた』(獣医師)とのことですから、いいメンテナンスになったのではないでしょうか。テンションもいつものこの馬といった様子で許容範囲ですので、今週末より軽くペースを上げていければと思います」
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復帰戦の目標は9月のセントライト記念とほぼハッキリしていますから、当面はオーバーホールとリフレッシュが最優先です。あと2ヶ月の中で心身を立て直し、春以上の状態を作り上げたいところです。
このところ、新規募集となるキズナ産駒の弟に注目が集まっていますが、パンサラッサの本領発揮はまだまだこれからです。無事にセントライト記念への出走が決まった暁には、デビューまで(少なくとも)あと1年ある弟よりも、『まずは俺様だろ!』的な気合を見せて欲しいです(^^ゞ
ミスペンバリー産駒の傾向として、何となく、3歳秋から4歳一杯が本当の成長期、4歳後半から5歳時にピークが来るイメージがありますので、今後の成長による地力アップを楽しみにしたいと思います!
【7/5福島11R ラジオNIKKEI賞(G3)でのパンサラッサ:公式HPより】