昨日の続きです。
事務所で聞き込みをするジェディとエリー。
ジパン、夜中に「ボリシェヴィキだ! 人民委員だ! 家宅捜索だ! 助けてくれ!」。ウェスト氏はおろおろするが、伯爵夫人には「心配いらないよ。ハニー、アメリカ人の真髄を見せてやる」。ウェスト氏は片目の男に倒され、毛布に包まれ、柱に縛りつけられる。伯爵夫人も柱に縛られる。眼鏡のあるところだけ毛布を切られ、伯爵夫人も縛られているのを知るウェスト氏。
「裁判」で「死刑宣告」と受けるウェスト氏と伯爵夫人。「ウェスト氏はめまいを起こす」「執行を待つばかり」「ジパンの照明効果」。窓から差す光の中に手の影が現われ、その手が2人を招く。伯爵夫人「絶望しないで! すぐ助けます。使者に1000ドル払って下さい。煙突から脱出させます。その前にもう1000ドル払って下さい」。
「“友人たち”は眠らない」。
「ウェスト氏の不在が長引き、事務所も落ち着かない」「今日にもウェスト氏は見つかりますよ。あなた方自身で警察に相談しなさい」と言われるジェディとエリー。アイリス・アウト。
煙突から脱出したウェスト氏「助かった!!」。
先に扉から脱出していた伯爵夫人と部屋で二人になったウェスト氏は、同じソファに腰掛ける。ジパンは「俺の嫁にキスしやがったな」とウェスト氏に殴りかかろうとする。「落ち着け! 落ち着いて! 彼にお金を払って」と言われるウェスト氏。
そこへ警官が拳銃を構えて現れる。遅れてジェディとエリーも現れる。警官「本物のボリシェヴィキですよ」。
獄中のジパンたち。
「児童養護施設の新たな住人は本物のカウボーイに夢中だ」。
エリーは鳥のぬいぐるみの羽を一枚ずつ抜き、「愛してる。愛してない」と繰り返し言い、最後に「愛してる」となると大喜びする。ジェディが現われると、抱いていた猫を放り出してジェディの元へ向かうエリー。ジェディの帽子の中には数匹の子猫が入っていた。「ウェスト氏の夢はついに現実となった。オープンカーでモスクワの町をめぐるウェスト氏。案内役が「あれが大学ですよ」と言うと、そこには“労働者に学問を”と刻まれた立派な建物が建っている。「あれがボリショイ劇場です」と言うと、そこにも立派な彫刻を施した入り口を備えている建物が見える。「これから何千という本当のボリシェヴィキが見られますよ」。
「ご覧ください」。大勢の人々が、整然と進むパレードに熱狂している。ウェスト氏「無線電信:親愛なる妻よ! ソビエトロシアから挨拶する。ニューヨーク誌は焼き捨て、レーニンの肖像を掲げてくれ。ボリシェヴィキ万歳! ジョンより」。
「無電局への道すがら」。立派な鉄鋼工場で働く労働者たち。
“不減衰振動のモスクワ大出力無線局”の看板。「郵便電信人民委員会部」。巨大な無線の電波塔が映り、そこにウェスト氏の笑顔の映像がオーバーラップになり、映画は終わる。
1回目に見たときには、とにかくハチャメチャで、ユーモアに満ちた映画だったという印象でしたが、今回はただそれだけでなく、まぎれもない傑作だということが分かりました。字幕が多く用いられていて、見事なショットとの編集が巧妙になされ、映画ならではのダイナミズムを感じることができる作品だったと思います。活気あふれるロシア革命時の映画として、歴史に名を残す映画でした!!
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~moto)
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事務所で聞き込みをするジェディとエリー。
ジパン、夜中に「ボリシェヴィキだ! 人民委員だ! 家宅捜索だ! 助けてくれ!」。ウェスト氏はおろおろするが、伯爵夫人には「心配いらないよ。ハニー、アメリカ人の真髄を見せてやる」。ウェスト氏は片目の男に倒され、毛布に包まれ、柱に縛りつけられる。伯爵夫人も柱に縛られる。眼鏡のあるところだけ毛布を切られ、伯爵夫人も縛られているのを知るウェスト氏。
「裁判」で「死刑宣告」と受けるウェスト氏と伯爵夫人。「ウェスト氏はめまいを起こす」「執行を待つばかり」「ジパンの照明効果」。窓から差す光の中に手の影が現われ、その手が2人を招く。伯爵夫人「絶望しないで! すぐ助けます。使者に1000ドル払って下さい。煙突から脱出させます。その前にもう1000ドル払って下さい」。
「“友人たち”は眠らない」。
「ウェスト氏の不在が長引き、事務所も落ち着かない」「今日にもウェスト氏は見つかりますよ。あなた方自身で警察に相談しなさい」と言われるジェディとエリー。アイリス・アウト。
煙突から脱出したウェスト氏「助かった!!」。
先に扉から脱出していた伯爵夫人と部屋で二人になったウェスト氏は、同じソファに腰掛ける。ジパンは「俺の嫁にキスしやがったな」とウェスト氏に殴りかかろうとする。「落ち着け! 落ち着いて! 彼にお金を払って」と言われるウェスト氏。
そこへ警官が拳銃を構えて現れる。遅れてジェディとエリーも現れる。警官「本物のボリシェヴィキですよ」。
獄中のジパンたち。
「児童養護施設の新たな住人は本物のカウボーイに夢中だ」。
エリーは鳥のぬいぐるみの羽を一枚ずつ抜き、「愛してる。愛してない」と繰り返し言い、最後に「愛してる」となると大喜びする。ジェディが現われると、抱いていた猫を放り出してジェディの元へ向かうエリー。ジェディの帽子の中には数匹の子猫が入っていた。「ウェスト氏の夢はついに現実となった。オープンカーでモスクワの町をめぐるウェスト氏。案内役が「あれが大学ですよ」と言うと、そこには“労働者に学問を”と刻まれた立派な建物が建っている。「あれがボリショイ劇場です」と言うと、そこにも立派な彫刻を施した入り口を備えている建物が見える。「これから何千という本当のボリシェヴィキが見られますよ」。
「ご覧ください」。大勢の人々が、整然と進むパレードに熱狂している。ウェスト氏「無線電信:親愛なる妻よ! ソビエトロシアから挨拶する。ニューヨーク誌は焼き捨て、レーニンの肖像を掲げてくれ。ボリシェヴィキ万歳! ジョンより」。
「無電局への道すがら」。立派な鉄鋼工場で働く労働者たち。
“不減衰振動のモスクワ大出力無線局”の看板。「郵便電信人民委員会部」。巨大な無線の電波塔が映り、そこにウェスト氏の笑顔の映像がオーバーラップになり、映画は終わる。
1回目に見たときには、とにかくハチャメチャで、ユーモアに満ちた映画だったという印象でしたが、今回はただそれだけでなく、まぎれもない傑作だということが分かりました。字幕が多く用いられていて、見事なショットとの編集が巧妙になされ、映画ならではのダイナミズムを感じることができる作品だったと思います。活気あふれるロシア革命時の映画として、歴史に名を残す映画でした!!
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