gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

アンドレイ・コンチャロフスキー監督『マリアの恋人』

2023-02-17 00:23:55 | 日記
 アンドレイ・コンチャロフスキー監督・共同脚本の1984年作品『マリアの恋人』をDVDで観ました。
 サイト「MOVIE WALKER PRESS」の「ストーリー」に一部加筆修正させていただくと、
「ペンシルヴァニア州ブラウンズヴィル。東欧系移民が大半を占める静かなこの町に、5年の戦場生活を終えたイヴァン・ビビッチ(ジョン・サヴェージ)が帰って来た。彼をやさしく迎えるのは父(ロバート・ミッチャム)だ。しかし、イヴァンが早々に会いに駆けつけたのは幼なじみで、戦場生活の間に一度たりとも忘れたことのないマリア(ナスターシャ・キンスキー)だった。この町で看護婦をしている彼女は昔と変わらぬ大きな緑の瞳が美しい。しかし彼女はボーイフレンドで空軍将校のアル(ヴィンセント・スパーノ)といっしょだった。やりきれない気持ちのイヴァンは、家に帰る途中に、プレイガールで有名な寡婦ウィニック夫人(アニタ・モリス)の家に寄り一夜を明かした。町をあげての帰還兵歓迎パーティで、マリアは不機嫌だった。イヴァンのバイクで送つてもらうことにした彼女は、朝もやの丘の上にイヴァンと共に行った。その丘でイヴァンは土の中からサビついた箱を掘り出し中に入っていたイヤリングをマリアに渡した。彼が兵隊に行く前にマリアにプレゼントしようと思っていたものだ。感激したマリアは、本当に愛していたのはイヴァンなのかもしれないと告白した。2人はロシア正教による結婚式を挙げた。新婚の日、幸せの絶頂であるはずの2人だったが、いざとなると、イヴァンはマリアを抱くことができない。長い捕虜生活の疲れのせいだと、逆にマリアが彼を気遣った。すべては時が消すだろうと…。しかし、夫がウィニック夫人とは関係を持てると知った時、マリアはショックを受けた。そんな時、ハンサムなさすらいのギター弾きクラレンス・バッツ(キース・キャラディン)が現われ、マリアに好意を持った。情熱的な愛の言葉をマリアにささやきかけるクラレンスに、マリアの気持ちは揺れ動くが、その愛は拒んだ。アルが、マリアの友達と結婚することになり、その婚約パーティの日、アルは、実はマリアを忘れることができないのだとマリアに告白し、いっしょにどこかへ行こうと誘う。その様子を見たイヴァンは、マリアに「自由にするがいい」と告げ姿を消した。マリアはしかし、イヴァンの許に帰った。イヴァンは、マリアの気持ちに感謝しながらもどうにもできない自分がもどかしく、ブラウンズヴィルの町から姿を消してしまう。やがて、再びクラレンスがやって来た。夫が留守だと聞いた彼はマリアの家に泊まる。イヴァンを想いながらクラレンスに抱かれるマリア。マリアが処女だったことに驚くクラレンス。翌朝、マリアは、共に旅立とうと誘うクラレンスを家から追い出した。時が過ぎ、製肉工場で働くイヴァンの許に妊娠したマリアが訪ねて来た。彼女を追い帰すイヴァン。やがて、イヴァンの前にクラレンスがやってくる。工員や女たちの前で歌を弾き語る彼は、何げなく、マリアの話をする。「天使のような女に会った…」と。その話を聞いたイヴァンはその場を立ち去る。赤ん坊を生んだばかりのマリアの許にイヴァンが戻った。彼は赤ん坊をやさしくなでた。マリアとイヴァンは、初めて愛を交わした。マリアはイヴァンにささやいた。「いつもあなたがそばにいた」と…。」

 ナスターシャ・キンスキーの熱演ぶりが目立つ映画でした。