gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

スティーヴン・スピルバーグ監督『オールウェイズ』

2022-10-21 17:31:12 | 日記
 スティーヴン・スピルバーグ監督・共同製作の1989年作品『オールウェイズ』をDVDで観ました。
 サイト「映画ウォッチ」の「ネタバレあらすじ」の一部加筆修正させていただくと、
「森林消防隊の消防飛行機のパイロット、ピート(リチャード・ドレイファス)は一流のパイロットとして皆に信頼されいた。恋人のドリンダ(ホリー・ハンター)はその彼の無謀さを管制塔から見守っていたが、危険を楽しむような彼にいつもやきもきしていた。ある日燃料切れで滑空着陸をしたピートは、それを見て癇癪を起こしたドリンダに誕生日と称してプレゼントを贈って機嫌を取ろうとする。しかしその誕生日すらも間違えだったので、ドリンダは一度はプレゼントを突っ返すが、それがドレスだと知ると手のひらを返して喜び、二人の思い出の曲「Smoke Gets In Your Eyes」で踊り、お互いの感情を確かめ合う。
 その夜、胸騒ぎを覚えたドリンダは、二人の親友が計画している消防飛行機の専門学校の教官に就くようピートを強要する。ピートは「死んで欲しくない」と言うドリンダの言葉を受け入れ、教官の話を承諾する。その翌日、前日までと同じように消火活動に当たるピートだったが、アル(ジョン・グッドマン)の飛行機に火が燃え移った事を知ると、接触ぎりぎりの飛行でアルの飛行機に消化剤を蒔き、火を消して彼の命を救う。しかしその際、火がピートの飛行機に燃え移っていた。それが燃料に引火、飛行機はあっけなく爆発してしまう。
 死んだ筈のピートは鎮火した森の中を歩いていた。するとハップ(オードリー・ヘップバーン)と名乗る女性と出会う。ハップは天使で、ピートにあるパイロットの守護霊として彼の霊感となり、彼を育てて欲しいと申し出る。有無も言わせないハップに紹介されたパイロット、テッドは、実はピートがドレスを贈った時に配達してくれた航空宅配便のパイロットで、その場所は事も有ろうかアルが開校した消防飛行隊の専門学校だった。
 守護霊であるピートの言葉を自分の考えだと思って行動してしまうテッドは、大きな失敗をしてアルを怒らせ一度学校を追い出されるが、ピートが霊媒体質を持つ男を通し説得して学校に戻る事を決意させる。
 その頃アルは、出張先でドリンダと再会する。学校に戻った彼ら、ふとした偶然がテッドとドリンダも再会させる。実はテッドはプレゼントを届けた時、ドリンダに一目惚れしていた。ドリンダはそんなテッドの気持ちを露知らず挨拶を交わす。アルはそんなやり取りを見て、好青年風の美男子のテッドをドリンダにくっつける為に彼を学校に戻す。いつまでも死人を想い、悲しみにくれるよりはドリンダに新しい恋をして、昔の彼女にもどって欲しいと言う願いからだった。
 徐々に距離を詰めて行くドリンダとテッド。しかし、守護霊のピートにはそんな情景は苦痛でしかない。二人が再接近しそうになった時、ピートとドリンダの思い出の曲「Smoke Gets In Your Eyes」が流れ、ドリンダはピートへの感情を思い出す。ピートはそれに安心を覚え喜ぶ。そんな彼にハップは「自分は死人なのだから」とドリンダには干渉しないよう嗜める。
 日は流れ、テッドは1人前のパイロットになって現場に出動、ピートに匹敵するような神がかったパイロットに成長した。ドリンダも、そんなテッドにピートを重ねて行く。そんな時、消火活動中の隊員達が炎に囲まれ取り残されるという事件が起きる。消防隊隊長はテッドに救出の為の消火活動を命じるが、何を思ったかドリンダが皆を出し抜き、勝手に飛行機に乗って出動してしまう。それを見逃せないピートは、一時的にドリンダの守護霊となって彼女に助言を与え、守る。ドリンダは彼の助言に従い機体を操縦、苦心の末無事取り残された隊員を救出する。ピートはそんな生きている彼女を見て、彼女と決別する決意をする。ピートはドリンダに「いつまでも愛している、新しい恋に生きてくれ」と囁く。飛行機が帰投中故障し、川に不時着する。しかしドリンダは慌てなかった。ピートが傍にいる、そんな彼女を安心させる。そして機体から脱出する瞬間、ピートの姿を見るのだった。
 生還し、ピートの姿を探すドリンダだったが、もうピートはいなかった。その代わり、迎えに来たテッドの姿を見る。テッドに駆け寄っていくドリンダ。それを見送りピートは真の意味で去って行く。」

 きわめて単純なストーリーながら2時間を超える映画でした。

スティーヴン・スピルバーグ監督『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』その2

2022-10-20 07:54:57 | 日記
 一昨日からの続きです。

 そのマーカスはすっかり迷っていてサラーと何とか合流できましたが、あっさりナチスに捕まってしまいます。椅子に縛られたジョーンズ親子は抜け出す方法を模索します。インディには自分の博物館でも迷うマーカスがどうなっているか、容易に想像出来て居ました。彼は持っていたライターをヘンリーに取らせ、縄を焼き切ろうとします。ヘンリーはライターを取り出し火を点けますが、落としてしまいました。慌てて火を消そうと息を拭き掛けるヘンリーですが、それは絨毯に引火し、見る間に部屋中を燃やします。
 その頃ドノヴァン達にマーカス確保の報が伝わります。親子の処分命令も出ていました。その親子は、暖炉に逃げ込みました。そこは隠し扉になっていて、その向こうは作戦司令部でした。兵士達は親子の侵入に気付きます。親子はまた扉の向こうに逃げますが、その時縄が緩み抜け出す事に成功しました。親子は自分達の荷物を見付け、追いすがる敵を振り払い、逃げ切りました。マーカスと合流しようするインディにヘンリーは、ベルリンに向かえと指示します。日記には聖杯を手にする為のヒントが書いてあり、ヘンリーはそれを記憶していませんでした。
 ベルリンに呼び出されたエルザは、ナチスの焚書に立ち合わされます。彼女は本が燃やされるのに耐え切れずその場を抜け出すと、インディに捕まります。インディは彼女から日記を奪い返す事が出来ました。
 親子は飛行船でベルリンを脱出します。思わぬ時間の取れた二人は、親子間にできた溝埋める様に語らい、聖杯の手にする際の試練を話し合います。しかし飛行船がベルリンに戻り始めたので、格納されていた飛行機で逃げ出します。親子は戦闘機に追尾されます。ヘンリーのミスで飛行機は尾翼を失い、撃墜されてしまいます。
 車を盗み、親子は逃走を続けますが、追い詰められてしまいます。しかしヘンリーの機転で難を逃れました。
 サラーと合流した親子は、ドノヴァン達がトルコ軍から借り受けた機甲部隊を尾行します。3人は秘密結社が機甲部隊を襲撃するのに紛れます。秘密結社は全滅し、一時はヘンリーもフォーゲルに囚われましたが、彼の乗る戦車を谷底に落とし、マーカス共々助け出すことに成功しました。
 先行し、聖杯が隠された神殿にドノヴァン達は辿り着き、インディ達も追い着きます。ドノヴァン達は三つある試練の内、最初の試練に足止めされていました。隠れていたインディ達ですが、すぐに兵士に見付かり、ドノヴァン達の前に引き出されます。ドノヴァンは、試練の抜け方を知っているインディに聖杯を持ってくるよう命令します。インディに断られると、銃でヘンリーを撃ちました。助けられるのは、聖杯の持つ奇跡だけだとドノヴァンに脅され、インディは聖杯を取りに行きます。インディは日記に従い、三つの試練を潜り抜け、700年以上も生きた騎士と邂逅します。騎士の試練も越え、目の前に沢山ある杯の中から本物を選び出すよう言われます。
そこにドノヴァンとエルザがやってきます。エルザは金に輝く杯を選び、ドノヴァンはそれで水を飲みます。しかし、それは誤った選択で、彼はそのまま塵に戻るまで老化してしまいました。今度はインディが選びます。彼はキリストが元は大工だった事を思い出し、木の杯を選び、それで自ら水を飲みます。これは正しい選択でした。騎士は聖杯を、この洞窟の入口にある紋章から先に持ち出すなと忠告します。インディは急いで父の元に戻り、彼に水を飲ませます。すると見る間に傷は癒えました。それに驚く兵士達の隙を突いて、サラーが銃を奪い形勢は逆転します。
 聖杯を魅入られたエルザは、それを手に取り思わず紋章を越えてしまいました。すると地鳴りが起き、地が割れて聖杯が手から滑り落ちてしまいます。エルザは落ちそうになりながら、亀裂に引っ掛かっている聖杯を取ろうとします。インディは支え、諦めろと叫びますが手が滑り、彼女は亀裂の向こうに落ちてしまいました。更なる地鳴りでインディも亀裂に落ちそうになります。それを今度はヘンリーが支えましたが、息子の目は、後少しで届きそうな聖杯に向いていました。エルザの二の舞なりそうなインディでしたが、父が優しくインディアナと呼びかけ、思い直します。両手でしっかり父の手を取り、インディは助かりました。
 崩れ行く神殿に残る騎士の姿を親子は見付け、別れを告げます。インディ達は神殿から出てきます。手には出来なかったが、聖杯を見付けたヘンリーは満足していました。サラーは、ヘンリーは何故インディをジュニアと呼ぶかを疑問に思い問うと、ヘンリーはインディの本名がヘンリー・ジョーンズJrだと告げます。インディアナは彼等が飼っていた犬の名前でした。全ての謎に一段落がついた一行は、帰路に着きました。」

 ハラハラドキドキの2時間でした。

斎藤美奈子さんのコラムその125&前川喜平さんのコラムその86

2022-10-18 08:16:57 | 日記
 恒例となった、東京新聞の水曜日に掲載されている斎藤美奈子さんのコラムと、同じく日曜日に掲載されている前川喜平さんのコラム。

 まず10月9日に掲載された「勇気ある人と勇気ない人」と題された前川さんのコラムを全文転載させていただくと、
「「統一教会」信者の両親のもとで育った小川さゆりさん(仮名)が7日、外国特派員協会で記者会見を行った。見た目の貧しさからいじめを受けたこと、アルバイトで貯(た)めたお金を親に奪われたこと、教団の修練会でセクハラを受けたこと、精神を病み入院したことなどを彼女は率直に語った。
 政治に対しては、高額献金を規制する法律を今国会で成立させるよう強く求め、恐怖心を煽(あお)る教義などを理由に団体の規制や解散ができる法律、行き過ぎた信仰による虐待から子どもを守る法律、子どもの利益を最優先に動く組織、政治家が広告塔にならないようにする行動基準などの必要性を訴えた。
 会見の終盤、「統一教会」から両親の署名したメッセージが届いた。娘は精神の異常のため嘘(うそ)を言うので会見を中止するよう求める内容だった。彼女は自身の病歴を隠さず語り、夫の支えにより今は治ったと言明。最後に決然と言った。「私が正しいと思ってくださるなら、どうかこの団体を解散させてください」
 同じ日、細田博之衆議院議長は、議長公邸で議院運営委員会の山口俊一委員長と与野党筆頭理事に二枚紙を渡し、「統一教会」との「接点」について「説明」したという。なぜ委員会に出席して説明しないのか。なぜ記者会見をしないのか。勇気のない人だ。小川さんの爪の垢(あか)を飲め。」

 また、10月12日に掲載された「なぜ辞めない?」と題された斎藤さんのコラム。
「山際大志郎経済再生担当相はなぜ大臣をお辞めにならないのだろう
 鉄のメンタルの持ち主なのか、特別な事情があるのか。これだけやり込められたら、普通、ご自分から止めますよね。
 この人に引導を渡せない首相も首相だ。この人のおかげで支持率は下がり、国会が滞る。すみやかにお辞めいただくのが道理というものである。なのにお咎(とが)めなし。
それでふと思い出したのがオランダの堤防の話である。堤防の穴から水が漏れていると気づいた少年が、自分の腕を穴に突っ込んで漏水を防ぎ、洪水から町を守ったという、あの話である。
 もしかして山際大臣はこの少年と同じ状態にあるのではないか。
 少年が手を引っ込めたらたちまち水があふれ、やがて堤防は決壊する。同様に山際大臣が辞めたら、旧統一教会と関係のある他の議員にも影響が及び、辞任の連鎖を招いて政権は崩壊。ひいては党そのものが瓦解(がかい)する。なにしろ岸田内閣は、大臣8人、副大臣11人、政務官12人が教団と接点があったと認めているのだ。細田衆院議長も萩生田政調会長も当然、無傷ではいられまい。
 少年の行為は英雄的だが、役割としては樽(たる)の栓である。栓を抜けば、たちまちヤバイ情報があふれ出し、自分にも厄災が及ぶ。だから恐(こわ)くて誰も栓を抜けない。でも栓はもう限界だ。諦めてはどうか。」

 そして、10月16日に掲載された「東京医科歯科工業大学」と題された前川さんのコラム。
「東京医科歯科大学の田中学長と東京工業大学の益学長が14日記者会見し、2024年度中に両大学を統合すると発表した。医工連携など異分野融合研究を追究する新たな自然科学系総合大学。名称は未定だ。統合を急いだ背景には、新設の「大学ファンド」の支援を受ける「国際卓越研究大学」を目指す意図があると言われる。
 十兆円のファンドの運用益は数校の国際卓越研究大学に集中的に配分される。配分額は一校あたり年間数百億円というから、認定が得られるかどうかは死活問題だ。認定されるためには、事業規模(総支出額)の年3%程度の成長や学外者を入れて学長を監督する合議制機関の設置などが求められる。引用回数の多い論文を一定数以上生み出すことも条件とされるが、この条件は新大学のような自然科学中心の大学に有利に働くだろう。
 大学ファンドと国際卓越研究大学。その目的は経済成長を牽引(けんいん)するイノベーションの創出だ。こんな制度を考えたのは文部科学省ではない。内閣府の総合科学技術・イノベーション会議だ。新大学が国際卓越研究大学になれば、世界に伍(ご)する研究大学に成長することも可能だろう。しかし大学はイノベーション創出のための機関ではない。真理の追及という大学本来の目的は決して見失わないようにしてほしいと願うのだ。」

 その文章も一読に値する文章だと思います。

スティーヴン・スピルバーグ監督『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』その1

2022-10-17 10:08:45 | 日記
 スティーヴン・スピルバーグ監督の1989年作品『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』をDVDで観ました。
 サイト「映画ウォッチ」の「ネタバレあらすじ」の一部に加筆修正させていただくと、
「コロラドでボーイスカウトに参加する少年インディ(リヴァー・フェニックス)は、マーカスと共に盗掘団を発見します。彼はマーカスに保安官に連絡を取るよう指示を出し、自分は盗掘団が奪おうとしていた文化財の十字架を横取りします。盗掘団の追跡を逃れる為にインディは列車の中に潜り込みますが、蛇の詰まった箱に落ちたり、積荷のライオンに襲われ顎を傷つけながら鞭で退けたりと、七転八倒をします。しかし何とか家に帰り着き、父ヘンリー(ショーン・コネリー)に盗掘団の事を話そうとします。そこに保安官を連れたマーカスがやってきますが、その後ろには盗掘団が居ました。盗掘品は奪われます。ですがそのリーダーは、インディのガッツを賞賛して代わりに自分の帽子を譲りました。
 時は流れ、大人になったインディ(ハリソン・フォード)は船の中で同じ十字架を巡り、盗掘団の黒幕だった男と対峙していました。インディは船の中で大立ち回りを演じ、その結果、十字架を取り戻す事に成功しました。インディは大学に戻り、理事長マーカスに十字架を取り戻した事を報告します。彼は自分宛てに来た小包を受け取り外に出ると、ヘンリーの支援者だと言う男に呼び出されます。ドノヴァンは聖杯探索に興味があり、ヘンリーをヴェニスに送りましたが、突如消えてしまったと言って、彼の捜索を依頼して来ます。
インディはヘンリーの家を尋ねますが、家は家捜しを受けた跡がありました。そこで送られてきた小包をふと確認すると、それは父が生涯を掛けて聖杯の事を記録して来た日記でした。インディはそれを見て、マーカスと共にヴェニスに渡る決心をします。
 インディ達はヴェニスに着きます。そこでヘンリーと一緒に調査をしていたという女性エルザと合流し、ヘンリーが消息断った場所、元教会の図書館へ向かい、インディは父が墓そのものを探していた事に気付きます。そして、学生にはXマークの下に何もないと指導していながら、床に描かれた10の表記の下に墓を見付けます。インディは日記をこっそりマーカスに渡し、エルザと共に地下納骨堂に入って行きます。その時、残ったマーカスを何者かが殴って気絶させます。
インディ達は、ネズミだらけの納骨堂の奥に、騎士の墓と聖杯への道を記した盾を見付けます。しかしマーカスを襲った何者かが納骨堂に火を放ちました。盾に刻まれた文章を写し取ったインディですが、炎が襲ってきました。二人は炎から逃げ外に出る事が出来ましたが、襲撃者達は追って来て今度はボートで逃げます。そして何とか彼等を退け、一人を捕らえました。彼等は聖杯を守る秘密結社でした。男は開放と条件にヘンリーがある古城に囚われている事を教えてくれました。
 インディとマーカスは、今回の収集とヘンリーの日記を使い聖杯の在り処を考察します。インディは、マーカスを出発地点の町に向かわせサラーと合流するよう指示し自分は部屋に戻ります。すると部屋は荒らされていたのでエルザの部屋を訪ねます。彼女の部屋も荒らされていましたが、本人は風呂に入っていて無事でした。インディは日記の事等を話します。インディはエルザを連れて、ヘンリーが囚われている古城に忍び込みます。そして彼等は、古城がナチスの基地になっている事を知ります。インディはヘンリーの監禁されている部屋を見付け、外から窓を破り飛び込みます。しかし何者かが彼を花瓶で殴りつけます。見ると相手はヘンリーでした。インディは嫌いな呼び名であるジュニアとヘンリーから呼ばれ、驚く彼を連れ、脱出を急ぎます。逃げ道を探しながらインディは、聖杯への成果を報告します。ヘンリーは喜びますが、嫌いな鼠が居たと聞いて肩を落とします。そこに兵士達が部屋に入り込んで来て、日記を渡せという要求してきます。インディが持って来た事に気付いたヘンリーと口喧嘩を始めますが、隙を作って銃を奪い相手を射殺します。逃げ出す二人ですが、別室に隠れていたエルザは士官フォーゲルに捕まっていました。フォーゲルはエルザと交換に日記を渡すように要求します。要求に応じようとしたインディに、ヘンリーは彼女はナチスだと忠告します。インディはそれを聞かず日記を渡しますが、受け取ったエルザはフォーゲルに手渡します。捕まったインディは自嘲しながらヘンリーに何故気付いたかを聞きます。ヘンリーは寝言で聞いたと答えました。
 そこへドノヴァンが姿を現します。彼は日記を手に入れ確認しますが、聖杯への地図が欠けていました。それを持っているマーカスは既に出発していて聖杯を手に入れたかもとインディは勝ち誇ります。

(明日へ続きます……)

山根成之監督『黄金の犬』

2022-10-16 09:49:14 | 日記
 山根成之監督、大野雄二音楽の1979年作品『黄金の犬』をDVDで観ました。
 サイト「MOVIE WALKER PRESS」の「ストーリー」に一部加筆修正させていただくと、
「森林警備官北守は愛犬ゴローを連れて北海道に熊狩に行くが、そこで熊に襲われ、救出されているうちにゴローとはぐれてしまう。
 強烈な帰巣本能で一路東京を目指す波労困ぱいのゴローは、途中、永山雄吉(夏八木勲)という男に助けられる。永山は通産省の武器課長の職にありながら、汚職事件に巻きこまれており、事件の秘密を知ってしまった業界紙記者・大橋ともども殺し屋に狙われる身となった。
 その後大橋は釧路近くで殺され、永山は放狼の旅を続けていた。永山とゴローが旅をしていると、街のニュースで妻順子(団玲子)が東京で殺し屋・田沼(地井武男)に凌辱され殺されたことを知る。
 永山は復讐の念に燃え、東京に向かう。大橋殺害事件を追求する安高警視(鶴田浩二)と倉田刑事(森田健作)は現場に残されたマッチから、事件に永山が絡んでいることをつきとめた。
 そんなある日、襟裳岬近くで暴漢に襲われようとしていた若い女性を助けた永山とゴローは、その事が報道されたことによって居場所が分ってしまい、青森で待ち伏せしていた殺し屋に襲われ、永山は重傷をおってしまう。安高と東京からゴローを探しに来た北守の妻礼子(島田陽子)も青森に向かったが、一足違いで見失ってしまう。
 だが、安高は永山とゴローを襲った男達が貨物船に乗ったとの情報をつかみ、ヘリで船に乗り込むが、そこにいたのは、後藤という、保守第一党の長老的存在である遠沢要一(小沢栄太郎)の個人秘書だった。武器輸出にからむ汚職があったと判断した安高は、選挙戦で青森に乗り込んでいた遠沢の選挙事務所に後藤を連行しようと足を運ぶが、遠沢の権力を盾にとった妨害で失敗する。
 そんなおり、一人でゴローを探していた礼子が遠沢陣営に捕えられてしまい、安高と倉田は彼女を救出するが、田沼によって、安高は重傷をおい、倉田は殺されてしまう。
 一方、東京に向かう永山とゴローは、花巻市で溺れかかった少女を救うが、そこで、永山は田沼に殺されてしまう。一足遅れにやって来た安高は、永山が死に際して残した血文字から、汚職にからむ秘密文書を、マイクロフィルムに収めて、ゴローの首輪につけていたことを知った。
 東京に向かうゴローは、途中、片瀬(三田佳子)という女に保護され、東京行きの船に乗せられた。しかし、同じ船に、田沼に捕えられた安高と礼子が乗っており、それを知った警察は船を捕え、安高と礼子を救出するが、田沼は船を爆破して逃走する。そしてゴロの行方もわからなくなってしまった。
 東京に着いた安高は、通産省阿形局長を脅し、永山殺害犯人の名を吐かせるが、その局長も、身の破滅を感じ、自殺してしまう。捜査に一頓挫を来たした安高だが、テレビのニュースでゴローが生きていることを知る。それは天気予報のニュースの中でゴローの勇姿が映ったからだ。安高はすぐに礼子とニュースの現場を訪れ、田沼との決闘に勝った安高は、礼子との将来を胸にその場を去っていくのだった。」

 犬のゴローと田沼の不死身さは驚くほどのものでした。