マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

セーグル・ノア・レザン

2010-05-28 08:51:50 | 手作りパン

フィリップビゴの教室に通い始めて1年が過ぎました。
彼のお店で一番大好きなパン、セーグル・ノア・レザンをついに教えていただくことができました。ハード系はまだまだわたしの課題ですが、一つの山を越えた気がいたします。一年のレッスンを通して学んだことをブログに描いてみました。

ビゴというひととビゴとの出会い

ビゴはフランスから40年前に日本にやってきて、最初にフランスパンを作って、お店に出したひとです。ドンクに所属して、技術指導を行ってこられました。今は独立し、関東、関西、あちこちにお店があります。日本におけるパン技術の第一人者です。

パンのレシピは数多存在しますし、美味しいパンも沢山あります。私も20年以上パンを焼いてきてそれなりに美味しいパンを焼くことができます。なぜ彼に教えを受けることにしたのか?当初は長年の課題であったハード系のパンをより美味しく作ることが目的でした。しかし、彼の人格に触れると、パンを焼くのに必要なのは技術だけではないことに気がつきました。パンを焼く心得を学ぶことができ、パンの素晴らしさを発見することが出来ました。「安全安心な、人に喜んでもらうものを作りましょう!」彼がいつも口にする言葉です。人として生きていくのに忘れてはならない大切なこととしていつも真摯に受け止めています。

セーグル・ノア・レザンは、ライ麦粉と、レーズン、胡桃がたっぷり入ったパンで、チーズとワインにぴったり合います。私がこのパンが大好きなことはビゴのスタッフの皆様も以前からご存知で、ついに目的のパンが作れるようになったことを喜んでくださいました。ビゴは、「あなたはこのパンがすきですか。私のフランスにいる姉もこれが大好きだと言ってくれるので、帰国するときはおみやげにもって行きます」と話してくださいました。

まだまだ課題がありますが、すこしずつ前に進んでいけたらと思います。


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コメント
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