和かぼちゃとソーメン瓜、姫冬瓜、トマト、万願寺とうがらし、ゴーヤ、キュウリ、パプリカ、そして連理さんのナス。中型サイズの栗かぼちゃ。
和かぼちゃは、長年父が作り続けておりました。今年は苗で育てましたが、ノウハウは教えてくれました。立派に収穫できて、うれしいです。水分がおおくて柔らかい食感が特徴です。
ソーメン瓜は西宮や神戸では大きいサイズが700円、中サイズで600円ぐらいで売られているのです。万願寺も5本で290円前後なので、ついつい、自分で栽培したくなりました。万願寺はまだ浜田ではポピュラーではありません。でも、ピーマンのように中の種をとらなくてよく、そのままでも、切っても炒めたり、蒸したり、焼いたりして美味しくたべられます。
野菜の栽培は、一筋縄では行きませんでした。連理さんに助けてもらってやっとここまでできました。
父曰く
「何事も経験、今年は今年、来年はまたちがう。経験を積み重ねて、自分で工夫するしかない。」
本当にそうでした。
結局土づくりが一番大切ということがわかりました。
来年こそはもうすこしレベルアップしたいです。
今日は、かぼちゃを煮て、母と同じぐらいの方で、病気をされて、食べ物がなかなかのどを通らず、少しずつゆっくり食べなければならず、苦労されている方に自家製トマトジュースとともに差し上げました。
そしたら、とてもよろこんでくださり、美味しそうに食べてくださいました。
その方の娘さんはお母さんのために、都会から帰ってきて、なんとか元気になってもらおうと一生懸命です。横で見ていて涙がでてしまいました。きっと娘さんの気持ちが通じて、元気になられると思います。
われわれの年代の人は親を介護しているひとがほとんどです。施設に入れたらいい、介護する人に来てもらったらいい。そんな簡単なものではありません。一生懸命頑張って生きてきた親だからこそ、一日でも長く幸せな生活を送ってほしいのですが、十分な介護が家ではできないのが現状です。
長生きをしたくない。そういわなくてすむ世の中になってほしいと思います。