先日、早朝のテレビ番組でテレビ寺子屋というのがあり、何気に見ていると、鈴木一光という方の講演が放映されました。
脳の研究で、アメリカでは、50年にわたり、家族を観察してデータを集めて、一定の結論を出していることも紹介されて、それにも驚かされました。
鈴木先生のお話の中で、根拠のない自信というのが、人間が社会生活を送るのには必要で、それは、親が、子供に、条件無しの愛情をかけることで生まれてくるとのことでした。
日本の子育ては、厳しく突き放すというよりも、兄弟や親戚やご近所の子供達と一緒に育ち、よその子も自分の子供同様に大切に育てられてていた経緯があります。両親以外の人も、愛情をかけてくれる素晴らしい環境がありました。
私のように、孫がいる年齢になっても、未だにご近所の皆さんは、私がどんなふうでも、昔同様によくしてくださいます。頑張らない自分でも認めてくれて、大事にしてくれる人がいるってありがたいことです。根拠のない自信はそういうところから生まれてくるのでしょう。
今朝パンを焼きました。
根拠のない自信故に、最高に美味しいと言いたいところですが、新しく設置したオーブンの性質がまだ十分に掴めずに、最高とは言えない状況です。
人は、根拠のない自信を持っていても、社会生活を歩むうちに、自分自身の能力を冷静に見つめることができるようです。(笑)