大阪文学学校は、今は秋休みです。後期の授業は10月の2週目以降からなのです。昨日の日曜日は、去年同じクラスだったIさんと一緒にランチをすることにしました。
阪急百貨店の13階は、古い建物にあったシャンデリアを天井に飾ってあり、昔の百貨店のイメージを残したレストランがあります。
そこで、シャンデリアを眺めながら洋食を食べました。
話に花が咲き、いつものように盛り上がりました。そしてそのあとは、深江橋にあるスペースカフェで、詩を読む会に行かせていただきました。その時のことは後日ブログに書きます。
文学学校で副校長をしておられた、戦前生まれの詩人日高てるさんの作品を取り上げておられました。詩を楽しみ学ぶグループの方々は、味わうことも書くこともできない私を、あたたかく迎えてくださいました。
小説よりも少ない言葉で、表現する詩は、どう読むかどう解釈するのかは読者に委ねられているのでしょうか? そんなこともわからない私です。
”難しすぎてわからない詩も、みんなで、意見を出し合うことで、掴めてくるのがいいんですよ”
グループで読む意味はそこにありました。
思ったことは、日本の言葉の豊富さでした。同じ言葉を漢字で表記する場合、カタカナで表記する場合で意味する内容が違うこと。同音異義語があり、カタカナで書くことで両方の意味を兼ねることもできるのです。比喩も作者によって色々で、日本語の奥深さを感じました。
おそらく詩を書く感性で小説を書くことができたらもっと良い表現ができるかもしれません。
まずは、自分の気持ちを素直に書いてみることからやって行けば良いのかもしれませんね。
Iさんがくださったのは、カステラです。カステラは、私の子供の頃は家に病気の人がいるときにお見舞いにするもので、特別な時しか食べたことがありません。入院中の母のことを思ってくださったのです。ありがたいです。
今日の午後面会に行くときに、母に持って行きます。