千歳の料理でドン、10月5日は卵焼き編でした。
今回の優勝はSさんでした
息子さんが小学生の時に奥様が他界されました。息子さんが中学生になられてからはは毎日お弁当を作って送り出しておられたそうです。
画像の卵焼きは、2015年にお造りになった40個目の卵焼きです。美味しく作るため、日本橋の道具店木屋で購入された銅製の卵焼き器を愛用されました。
卵3個、砂糖3グラムから10グラム、醤油、みりん、お酒適量で作るそうです。
愛情を込めたお弁当を作ってもらえるお子さんは幸せですね。それで父の愛情のこもった卵焼きに感動したのです。
私は恥ずかしながら、スーパーの特売の500円の卵焼き器を使っております。
今回もエントリーされた方々のこだわりは素晴らしかったです。
北海道で有害駆除されたエゾシカの骨からスープ、ボーンブロスを作りそれを入れて作った卵焼きです。
エゾシカの駆除に携わっているS子さんは、駆除されたエゾシカの肉や骨の活用を推進しているようです。
ボーンブロスは、ブーケガルニを入れて、独特の臭みをとってあるそうです。
卵2個に対して、ボーンブロスは大さじ1、みりんと塩で味をつけます。旨味たっぷりの味に仕上がっているそうです。
将来のパートナーを思い浮かべて作ったそうです。素敵ですね。
このボーンブロスとエゾシカの肉で私は煮込み料理を作ってみたいです。
画像が小さいですが上の卵焼きは直子さんが作ってくださったしらす、ネギ、豆乳、出汁、みりん入りのだし巻きです。関西はお出汁を入れてお砂糖を入れないだし巻きです。だから中火以上で作ります。
直子さんのお母さんの味に近いお好み焼きだそうです。お母様は牛乳を入れて作っておられたそうです。
Kさんの卵焼きは、卵4個、明太子、ネギ、海苔、めんつゆ、みりん、マヨネーズを入れて作ります。Kさんはいつも奥様の為に料理を作ります。奥様の評価は厳しいようです。
今回は奥様が旦那さまの代わりに、お部屋に来られました。
最後は千歳の料理でどんの常連のよっしーさんです
よっしーさんの卵焼きは、卵と出汁を入れます。味付けはその日の気分で甘くしたり塩っぽくしたり自由です。ポイントは下の画像です。
白身と黄身を混ぜ過ぎないのがポイントのです。画像をよく見てください。白身の中に水分がいい感じで収まるようです。白身と黄身を混ぜすぎると、焼いた後水分が出てきます。このようにしてふっくらと卵焼きを仕上げます。
さてトップの画像は私が孫のために作った卵焼きです。ふっくら仕上げるために、Kさんと同じで私もマヨネーズを大さじ1以上入れます。そして黄身と白身を混ぜ過ぎないようにして焼きます。巻き上げるごとに、鉄板に油を塗ります。
卵焼きは誰もが大好きなお母さんの味と思っていたのが実は違っていたというエピソードをブログに書いています。下をクリックしてください。