今朝のNHKの番組 あさいちで、 いい母 プレッシャーを取り上げていました。
いい母プレッシャーとは
さまざまな理想の子育てが雑誌やメディア、ママ友などから語られる中で、
「自分は理想的な母親ではないのでは・・・?」とプレッシャーを感じ、悩んでしまうことです。
ということだそうです。
プレッシャーの中身は多岐にわたっていて、いろいろなケースが紹介されました。
自分が持つ理想の母親像と現在の自分とのギャップに悩んでいる女性が多く、
母親なのだから、妻だから、やるべきことはやらないとと、頑張る人ほど、つらくなり、心を病んでいくようです。
ブログで、料理や、作品などを頑張って披露している人の存在もプレッシャーになっていくのです。
私は長年、料理を中心にブログで紹介してきているのですが、時々、よくがんばっているね、あんな料理とてもできないなどと、ありがたいことに、見た方がほめてくださいます。それは、わたしにとっては励みになり、そのおかげで、なんとか続けてこれました。
私は、自分ではそれほど頑張っているとは思っていません。むしろ、ダメな自分もそのままさらけ出しているとおもいます。
そして
頑張っている人のブログを見たとき、プレッシャーになることもありません。
プレッシャーを感じるということは、私からみると、もっと理想に近づきたいという気持ちのあらわれと思います。
それを悪い風にとらえるのではなく、良い風にとらえて、自分が成長するための、段階の一つと思えば良いのだと思います。
自分は正しい、自分はこれで良いと思う方が心配です。
悩みを抱えているお母さんを見て、
ママ友だけではなく、同じ趣味や、違う世代の人との交流をもたれたら、楽になるのではないかと思いながら番組をみていました。
誰にも悩みを打ち明けられずに、一人で悩んでいるのも、状況を悪くしているように思います。
だから、夫や子供のために頑張るお母さんに対して、ほかの家族は少しだけでいいので、感謝と尊敬の気持ちを言葉で伝えてあげてほしいと思います。
それが、お母さんの励みになり、プレッシャーを跳ね返す原動力になると思います。
私は意識していませんが、子育てをしているときは、それなりのプレッシャーは感じていたのかもしれません。
上手くやり過ごせたのは、子供の笑顔や成長を感じる瞬間があったからだと思います。
そして周りの人に恵まれていたこと。ありがたいことです。
今の世の中は、お母さんに限らず、悩みを抱えている人が多いように思います。弱い自分は情けなくて、許せないのだけれど、ぜひそんな自分を好きでいてほしいと思います。そして弱いものどうし、仲間を作って、楽しむことが必要なのだと思います。
そういう私、この2年、気持ちが沈むことばかりでした。強くなりたい、元気になりたい。前向きな言葉を忘れずにいようとしています。