マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

人との出会いで元気になれます。

2015-11-24 07:02:09 | ぼやき日記


今年も大学の広島支部の同窓会に行って来ました。今回の講演は、横浜ベイスターズの元監督大矢明彦氏でした。1947年生まれなので、大先輩です。学生時代のエピソードと、ヤクルト現役時代の話、コーチ、監督時代の話。一番勉強になったのは、キャッチャーのポジションの役割と指導者としての話でした。中日の監督の谷繁が新人の時に関わり、成長を遂げた話は楽しく興味をそそりました。


キャッチャーは、リードの技術もキャッチングも、ひとりで何とか身に付けようと思っていても、失敗が続くと、何をどうして良いかわからなくなってしまう。そういうときには、指導者は手を差しのべ、ほんの少しでも良い方向へ行きかけたら、きちんと評価することが必要なのだそうです。

どんな一流選手でも、否定されてばかりだと、いやになるものだから。上手く乗り切るための手がかりを示してあげることがひつようなのだそうです。方法もひとつではなく、違う角度から見ていくと、上手く行くこともある。とアドバイスしたそうです。

私は、昔のような、精神野球がすきですが、それだけでは、今は難しいようです。

大矢さんは、私のような普通のおばさんにも、丁寧に説明してくださり、私の従兄の話題をすると、近鉄時代に声をかけて下さった話を楽しそうにしてくださいました。

大学の卒業生は、スポーツ選手や指導者を多く輩出しています。

今回も野球以外に、中国電力で活躍して今年引退され指導者になられたマラソンの田中宏樹氏も出席され、わたしが3キロのマラソンにチャレンジした話や、友人がフルマラソンに一月開けずに2度チャレンジ完走した話をすると、喜んで下さり上の色紙にメッセージとサインを友人宛に書いて下さいました。そして、楽しく走ることが大切です。無理に距離を伸ばそうとしないで、走ることそのものを楽しんで下さいと言ってくださいました。

どんな分野に進んでも努力が必要です。

だけど、一人で悩まず、声を掛け合って、楽しく夢に向かおう!


どなたの言葉もあたたかいものでした。年に一度の会のこの空気に触れることが、私のいきる原動力のひとつになっていることに気がつきました。
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父の手記

2015-11-19 06:52:28 | ぼやき日記



前の庭に3本、うら庭に6本、畑に10本。亡き父が育て残した松があります。すべて名前があり、手入れの仕方など、巻物にしてあります。

残された松のうち16本の手入れは私が受け継ぎ、3本はプロにお願いしています。松の手入れはプロにお願いすると高額で、庭に植えるのは道楽にすぎません。

これほどの松をなぜ残したのか?長いこと理解出来ずにおりました。


昨日、実家を整理しましたら、便箋5枚に、枯れていった精進の松のことが、書かれてありました。

種から大きくして育った松のひとつでした。

梨田の家は、本家を中心に、地元の政治家を出してきた家です。昭和47年に梨田精が市長になり、12年つとめあげました。同時期に、父の甥の梨田昌孝がプロ野球に入り、梨田家は、地元の皆さんの信頼のもと脚光を浴び、期待も大きくふくらんだのです。

その時に、伸びやかに枝をのばしている松に、父は名前をつけたようです。以下は抜粋です。


"私は強く心に念じ、精の進む道の夢を願い、この松に精進の松と名付け、心を込めひそかに育てました。年々風格をそなえ、特に一の枝の張りは力強さは逸品につきると自負するところとなり、、、‘’

その後、平成12年、梨田精が亡くなり、父の姉、 身内がなくなり、父は体調をくずしました。 幸い父は回復することができたとあります。

そのあとの下りで、

平成13年夏に精進の松が赤くなり枯れたとあり、

‘’ひそかに、我が身代わりにとなった精進の松への想いはつきぬものとなり‘’

と結んであります。



一族そして、地元の繁栄をいつも願って生きてきた父でしたが、その思いを松の一本一本に込めていたことがわかり、屈託なく呑気に生きてきた私は今まで以上に反省することとなりました。

幸い、梨田の家は、、昌孝が、来春、楽天の監督に就任が決定し、日本一に向けて3どめのの 挑戦がはじまります。

父が大事に精進の松を育てたように、ひそかに、一族と地元の方々の繁栄と夢の実現を願い、私も新たに私流の精進の松を育てよと父が天からメッセージを贈ってくれたと理解しました。
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ノーと言える勇気を育てられるか?

2015-11-11 06:11:06 | ぼやき日記
ジャイアンツの現役選手が野球賭博に関与したということで、3選手が解雇され、球団トップも辞任となった。

プロ野球選手は、野球のエリート。家族や周囲の期待を背負っているたちばである。今回の問題は色々考えさせられる。

私は、孫育てに関わっているので、勝負事を遊び感覚でするときに、どう教えるか考えてみた。


問題は2つ。

1、日頃から、多くの選手どうしで小さい賭け事をしていて、あくまでもその延長としか考えず、認識が甘かったこと。


2、甘い言葉で誘われ、知らないうちに深みにはまり、ノーと言えず、やめることもできなかった。


我々はゲームなどをするときに、勝ったら何かもらえたりすると、やるきになり、ゲームが盛り上がるのを知っている。その際に、どこまでが許される行為なのかをきちんと教えることが必要である。

幼いときから、今回のような賭博問題を例に出してよく話をする必要がある。競馬、競輪、サッカーくじはなぜゆるされるのかも話す。

もうひとつは、誘われて、気が進まないとき、ひとが誘われて困っているときは、勇気を出してノーと言えることが大切であると教えること。これはとても難しい。子供の場合はいじめに通じてしまう。でも勇気を出してノーと言うことが本当の友だちのためなのだと、いって聞かせるべきである。

私は、低学年のころ、写生大会で、クラスのリーダー格の友人にみんなで、一緒に同じ風景を描こうと言われ、絵はそれぞれが好きなところを描くべきだと断ったため、しばらく仲間はずれにされたことがある。心の成長期のときは、勇気を出すのはすんなりできないときもある。甘い言葉を信用してそれを真に受け後から嘘とわかって辛い思いもしたこともある。

まちがいなく、少々の失敗は子供のうちは、許してもらえるのだから、色々な経験をし失敗を繰り返して行くことが、心の成長につながると、あたりまえのことだけど確認の意味で述べて置きたい。

私のような年齢になっても、勉強不足で、こんなこともわかっていなかったと反省させられる。そのために、第3者を傷つけることもあったりする。

ジャイアンツの3選手は手痛い制裁を受けることになったのだけれども、彼らを支えてくれる方々もきっといるわけだから、心を入れ替えて新たに踏み出して欲しいと願っている。

失敗し、制裁をうけ、反省をした人に、優しい世の中であってほしい。
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初マラソン3キロ挑戦の日

2015-11-10 06:42:54 | ぼやき日記


西宮国際マラソン、3キロ部門にチャレンジ。スタート前の私です。

この日は、雨でした。会場の武庫川河川敷は、水溜まりとぬかるみだらけ。喉の痛みと咳に1週間悩まされやっと収まった状態という最悪のコンディション。棄権も考えておりました。

スタート前、ランを進めてくれた先日の大阪フルマラソンを完走した友人が、電話で、棄権するのもいいけど、人によっては雨の方が暑くなくて好きというひともいる、大勢が、スタンバイするのをみたら、走りたくなるかもよ。

本当にそうでした。スタート前に私の画像をFacebookにアップしたらみんなが、応援メッセージを入れてくれました。

目標は18分。練習では19分が最高でした。今回は正確なタイムはわかりませんが、20分を少し切ったぐらいだったと思います。本番でベストを出すことは凄いことなんですね。厳しい、そして丹念な練習の裏付けがあって初めて実現出来ることなのです。


来年は10キロにレベルアップ出来るかは、練習にかかっているのです。


私は今まで、屈託なく生きてきました。努力と言っても知れていますし、家庭に入って守られて生きてきたわけです。

しかし、ここ5年は、つぎつぎとミッションが神様から与えられて来ました。そのお陰で、生きる力も身に付いて参りました。

今回のチャレンジは、わたしのある目的実現のためのもの。今までのどれよりも、難しいものです。自分の弱さとの戦いだからです。


弱い自分も自分。嫌いにならず、慈しんで、やっていきます。
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おめでとうございます。ビゴ来日50周年!

2015-11-09 14:22:26 | 浜田のごちそうレシピ


22才で来日、ずっと美味しいフランスパンを作り続け、多くのパンの技術者も育ててこられたビゴの50周年祝賀会が開かれ、出席させていただきました。

400人の方がお祝いにかけつけ盛り上がりました。


私は彼の50年のうちの最後の方の生徒。それでも、末席に入れていただき幸せです。

同席した、ベテランのパン仲間の皆さんと一緒に今回は割りとゆっくりお話をする機会に恵まれました。私がスランプを脱したことを心から喜んでくださり、また、ベテラン、新入り関係なく、和気あいあいと話が出来る雰囲気がありがたいと思いました。

パンを愛し、ビゴを愛することで、つながった人の輪。大切にして行きたいです。

画像は、スタッフ総出でこの日のために焼いて下さったパンです。

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