今年は関西に来て3年めになります。それで、関西名物のいかなごのくぎ煮にチャレンジしてみました。(調理したのは3月です)関西が生んだ食文化の代表的なものです。
いかなごは、1キロ単位でスーパーや魚屋さんに売られています。3月のはじめはまだ小さいサイズです。だんだんとサイズが大きいのが店頭に並びます。
3月のはじめごろは 2センチから4センチぐらいです。
鍋に調味料をすべて入れ、火にかけてとかし、沸騰してから
いかなごとしょうがをすこしずつ入れていきます。買ってきてからすぐに炊くのが重要ポイントです。
私のレシピは、いかなご2キロに対して
醤油、400cc、ざらめ糖240g、みりん200cc、水あめ大さじ1、しょうが2欠け(皮をむかずスライス)
絶対まぜないことがポイントです。
少々の色むらも触らずに我慢します。横のところから煮汁を救って上からかける程度にします。
すべていれたら、鍋をゆすって、いかなごをひっくりかえします、5分ぐらい煮て、ザルにとり、煮汁をとりのぞきます。
扇風機で風をおこして、冷まします。あとは、タッパーに入れて保存します。
だんごにならずに上手にできました。冷蔵庫で半年は置いておくことができます。
家中がいかなごの臭いで充満するので、寒くても窓を開け放して、換気しながら
煮ていきます。それで3月は、西宮では、町中でいかなごを炊く香りがただよっています。
今年は様子見で、少量にしましたが、来年は沢山作って、地方の知人に送ってあげたいです。
これからレシピもさらに研究してみます。
本当は3月にご報告する予定だったのですが、地震の直後だったので自粛いたしました。