以下の内容は、先日のコンサートでの私の感想と意見です。批判的な内容であり、ブログの記事として適切でないように感じられます。
批判をすることで、私が理想とするあり方を述べています。それも含めて、今後は、ブログの存続を含めてすこし考えてみます。
<ブログの内容>
今までいろいろな演奏会にでかけてきました。今回の演奏会にはびっくりしました。
複数の合唱団のジョイントコンサートでした。
未就学児おことわり、というのが最初の違和感でした。
そして、子供の合唱団の演奏と、有志による唱歌の演奏。
日本人として、長くうたいつづけていたい、子供に聞かせてあげたい曲と主張されました。それで、未就学児がノーというのだから矛盾しています。うるさくなりそうな状況なら、親がさっと、会場から外に出せば良いだけだと思うのですがそうではないのでしょうか?違和感はつのりました。
休憩の後、観客へ演奏の聞き方を、司会者がステージから注意されました。演奏の合間に感想を述べるのは、演奏者が集中できないとのこと。わざわざ言うほど会場はうるさくないのです。こんな注意を演奏の合間に司会者が注意するなんて初めてでした。
そして演奏よりも、老舗合唱団指揮者の自身のこだわりや、活動紹介などをアピール。これにもびっくりしました。だってそういうことは、パンフレットに印刷すればすむはずです。なぜステージでアピールするのか?違和感はどんどんいらいらから怒りに...。
そして、老舗合唱団の演奏
.......
どういうわけか、演奏の間中ずっと、体が緊張しているのがわかりました。一生懸命歌っているのは理解できるけれど、歌詞が心に響いてこない。
コーラスは、ピアノの音とちがい、不協和音というものがありません。心地よい響きを楽しむことができるものなのに、なぜか、とっても聞きづらい。
演奏が終了したとき。汗がでました。最初の違和感のせいで、私自身が心を開放して聴く状況でなかったことに気が付きました。
そして、
別の合唱団の演奏。
心地よい音色が伝わって来て、やっと幸せな気持ちになりました。これです。この感覚です。
家に帰り、フェイスブックに、この日の一件を愚痴ってしまいました。きちんと聴けるひとだけ来なさい、聴き方もこちらが求めるように聴いてください。そういう空気にどうしても納得できず、どうしようもありませんでした。
プロでもアマチアでも、入場料をとって来てもらう演奏会は、基本的に観客に楽しんでもらうことを一番に考えるべきです。そのことを忘れてしまったら、その演奏会は台無しです。
子供がダメという演奏会は多いのですけれど、大騒ぎする子供たちでも、心地よい音色には静かに耳をかたむけることができるのです。それを主催者にわかってもらいたかったです。
やはり、合唱団を率いる指揮者のあり方が演奏会の雰囲気を作るのものだと感じました。今までコーラスの定期演奏会などに行ったことはたくさんありました。気持ちよく楽しませていただけていたのですが、それはとても素晴らしいことなのですね。
つくづく私の周りの演奏者のみなさんは素敵なかたばかりなのだと実感しています。