大かれ少なかれ、世間の目ってのは同じ事を思ってるようだ。
亀田が負けた。いや、事実としては勝った。王者になった。
しかし、印象的には“負けた”と受け止める。
親子鷹、三兄弟、言動と、そのキャラクターは特筆すべきものだ。
ただ、勝っていてこそ、あの言動も許される。
その事がはっきりと示された。
実はあの試合は見ていない。仕事をしてたから。
深夜のラジオを聞いていると、話題はすべて“世界戦”の事だった。
実に面白い放送だった。
王者になったにも関わらず、テンションが異様に低い。
そして、皆、亀田を批判している。
(どんな試合やったんやろう?)
実に不思議な思いだった。
“寄らば大樹の影”とか“長いモノには巻かれろ”とか。
亀田に持つ印象は、大小の差はあっても、みんな同じなんだろう。
普段は“不快感”を感じても、周りの皆が応援している時だと、
堂々と批判する事を躊躇う。
中には以前から“物申す”人は居たが、周りのとりあげ方は
「○○が批判している」
と、特異な人も居るもんだ的に伝わってくる。
僕の思いとしては、今回、亀田は悪くない。
判定に外部から力が働いていたとは思いたくないが、
あの判定になった事こそが、問題だろう。
そして、もし仮に“力”が働いたとしたら、その思惑は完全に外れたと言える。
あの試合は“負け”でよかったと思う。
初めての世界戦。挑発したにも関わらず跳ね返される亀田。
亀田の涙、オヤジの涙、兄弟の結束!と、今後の展開も楽しみになって行く。
弟が兄の無念を晴らす!そんな事も出来たかも知れない。
今回のように“勝たせてもらった”みたいな印象がつくと、
今後の試合は“KO勝ち”しか許されない。
負ければ、「やっぱり実力では勝てない」と言われ、
勝てば、「今回もか!」と叩かれる。気の毒な状況だ。
それなのに、周りの批判の対象は亀田本人に向かっている。
「あの喋り方は、相手に失礼だ!」
「実力もないのに、パフォーマンスや話題だけでやって来たつけが出た!」
挙げ句の果てには
「亀田を見て“大阪人”を語られるのは迷惑。大阪人がみんなあんなんやないで!」
大阪の英雄は、一夜で、ただの兄ちゃんのなってしまった。
昨日一日、ラジオではこの話題で持ちきり。
まさに“サンドバック”状態。
普段から彼にはそんな印象をみんなが持っていたと言う事。
口には出さないが、あの言動に違和感を持っていたんだろう。
亀田を見ていると、よく“辰吉”を思い出す。
ただ、彼ほどのカリスマはまだない。
亀田が負けた。いや、事実としては勝った。王者になった。
しかし、印象的には“負けた”と受け止める。
親子鷹、三兄弟、言動と、そのキャラクターは特筆すべきものだ。
ただ、勝っていてこそ、あの言動も許される。
その事がはっきりと示された。
実はあの試合は見ていない。仕事をしてたから。
深夜のラジオを聞いていると、話題はすべて“世界戦”の事だった。
実に面白い放送だった。
王者になったにも関わらず、テンションが異様に低い。
そして、皆、亀田を批判している。
(どんな試合やったんやろう?)
実に不思議な思いだった。
“寄らば大樹の影”とか“長いモノには巻かれろ”とか。
亀田に持つ印象は、大小の差はあっても、みんな同じなんだろう。
普段は“不快感”を感じても、周りの皆が応援している時だと、
堂々と批判する事を躊躇う。
中には以前から“物申す”人は居たが、周りのとりあげ方は
「○○が批判している」
と、特異な人も居るもんだ的に伝わってくる。
僕の思いとしては、今回、亀田は悪くない。
判定に外部から力が働いていたとは思いたくないが、
あの判定になった事こそが、問題だろう。
そして、もし仮に“力”が働いたとしたら、その思惑は完全に外れたと言える。
あの試合は“負け”でよかったと思う。
初めての世界戦。挑発したにも関わらず跳ね返される亀田。
亀田の涙、オヤジの涙、兄弟の結束!と、今後の展開も楽しみになって行く。
弟が兄の無念を晴らす!そんな事も出来たかも知れない。
今回のように“勝たせてもらった”みたいな印象がつくと、
今後の試合は“KO勝ち”しか許されない。
負ければ、「やっぱり実力では勝てない」と言われ、
勝てば、「今回もか!」と叩かれる。気の毒な状況だ。
それなのに、周りの批判の対象は亀田本人に向かっている。
「あの喋り方は、相手に失礼だ!」
「実力もないのに、パフォーマンスや話題だけでやって来たつけが出た!」
挙げ句の果てには
「亀田を見て“大阪人”を語られるのは迷惑。大阪人がみんなあんなんやないで!」
大阪の英雄は、一夜で、ただの兄ちゃんのなってしまった。
昨日一日、ラジオではこの話題で持ちきり。
まさに“サンドバック”状態。
普段から彼にはそんな印象をみんなが持っていたと言う事。
口には出さないが、あの言動に違和感を持っていたんだろう。
亀田を見ていると、よく“辰吉”を思い出す。
ただ、彼ほどのカリスマはまだない。