馬鹿会の活動が活発になってきた。
“馬鹿会”とは?
このブログの愛読者の方は御存知かと思うが、
酒好き女好きが集まった“有志”で作った馬鹿騒ぎをする会の事である。
これまた頻繁に登場するユキちゃんの念願が叶い、晴れて馬鹿会での旅行が
開催される運びとなった。
「ホテルは何処にします?」
「夕食は、何が食べたいですか?」
「翌日はどうしますか?」
など、詳細を決めると言っては、近くの居酒屋に集まり、
「ほな、それで!」
5分足らずで決定した後、閉店まで飲み続ける日々が続いた。
お盆休みが終った頃、最後の詰めと人数把握の件で、居酒屋へ集合する事になった。
しばらくは、近況報告や僕のテレビ出演の話で盛り上がったが、
「あれは、どうなった?」
笑うと可愛い厳つい顔をしたMちゃんが切り出した。
“あれ”とは?
6月下旬に飲み会をした時に、
「祭りのズボンを揃えて、刺繍も入れましょう!」
と僕が提案したことが“あれ”だ。
「せやけど、“馬鹿会”って言う刺繍は勘弁してやぁ!」
仲間内で使っているのはいいが、ちょっとその“刺繍”は恥ずかしいらしい。
(何がええかな?)
そう思っていると、十数年前の嫌な記憶が甦ってきた。
村の青年団で祭の準備をしていた時、何故か“英会話”の話題となった。
誰も英会話なんて出来ないのに、酒の席としては盛り上がった話題だった。
「ほな、屁はなんて言うの?」
唐突な質問に、アニキと呼ばれている男が自信マンマンに答えた。
「そりゃ、Back Wind でしょ!」
大爆笑!
酒の力は凄いと思った。こんな事で笑えるんだから。
祭も終り、恒例行事の旅行に行く事になった時。
「青年団じゃつまらんから、何かええ名前つけへん?」
「ほな、Back Wind は?」
その年の流行語として、その言葉が栄冠を勝ち取った。
そして旅行当日。
後悔先に立たずとは、この事だと痛感することになる。
酒の入った“特種な場面”でこそ受けるが、平日の昼間ではなんの面白味もない。
そして誰もが“横文字”として認識していたのだが・・・
何処へ言っても「バックウインドウ」と書いてあるのだ。
食べ放題の昼食をとった時、追加を注文すると、店員はこの「バックウインドウ」と
書かれた札のある僕達のテーブルへと向かってくる。
恥ずかしいからと倒しておいても、店員は目印にと、丁寧に起こしていく。
そして最大のシーンはホテルに到着した、まさにその時だった。
宿泊する団体名が玄関に並んでいる。
“ばっくういんどう御一行様”
なんと平仮名
色んな団体名が並ぶなか、燦然と輝く“ばっくういんどう”の文字。
不幸中の幸いと言えば、誰もコレが「屁」の事だとは思わないことだけだった。
名称を決める時には、慎重にしなければならない。
さて、“馬鹿会”の当て字は何がいいだろうか?
“馬鹿会”とは?
このブログの愛読者の方は御存知かと思うが、
酒好き女好きが集まった“有志”で作った馬鹿騒ぎをする会の事である。
これまた頻繁に登場するユキちゃんの念願が叶い、晴れて馬鹿会での旅行が
開催される運びとなった。
「ホテルは何処にします?」
「夕食は、何が食べたいですか?」
「翌日はどうしますか?」
など、詳細を決めると言っては、近くの居酒屋に集まり、
「ほな、それで!」
5分足らずで決定した後、閉店まで飲み続ける日々が続いた。
お盆休みが終った頃、最後の詰めと人数把握の件で、居酒屋へ集合する事になった。
しばらくは、近況報告や僕のテレビ出演の話で盛り上がったが、
「あれは、どうなった?」
笑うと可愛い厳つい顔をしたMちゃんが切り出した。
“あれ”とは?
6月下旬に飲み会をした時に、
「祭りのズボンを揃えて、刺繍も入れましょう!」
と僕が提案したことが“あれ”だ。
「せやけど、“馬鹿会”って言う刺繍は勘弁してやぁ!」
仲間内で使っているのはいいが、ちょっとその“刺繍”は恥ずかしいらしい。
(何がええかな?)
そう思っていると、十数年前の嫌な記憶が甦ってきた。
村の青年団で祭の準備をしていた時、何故か“英会話”の話題となった。
誰も英会話なんて出来ないのに、酒の席としては盛り上がった話題だった。
「ほな、屁はなんて言うの?」
唐突な質問に、アニキと呼ばれている男が自信マンマンに答えた。
「そりゃ、Back Wind でしょ!」
大爆笑!
酒の力は凄いと思った。こんな事で笑えるんだから。
祭も終り、恒例行事の旅行に行く事になった時。
「青年団じゃつまらんから、何かええ名前つけへん?」
「ほな、Back Wind は?」
その年の流行語として、その言葉が栄冠を勝ち取った。
そして旅行当日。
後悔先に立たずとは、この事だと痛感することになる。
酒の入った“特種な場面”でこそ受けるが、平日の昼間ではなんの面白味もない。
そして誰もが“横文字”として認識していたのだが・・・
何処へ言っても「バックウインドウ」と書いてあるのだ。
食べ放題の昼食をとった時、追加を注文すると、店員はこの「バックウインドウ」と
書かれた札のある僕達のテーブルへと向かってくる。
恥ずかしいからと倒しておいても、店員は目印にと、丁寧に起こしていく。
そして最大のシーンはホテルに到着した、まさにその時だった。
宿泊する団体名が玄関に並んでいる。
“ばっくういんどう御一行様”
なんと平仮名
色んな団体名が並ぶなか、燦然と輝く“ばっくういんどう”の文字。
不幸中の幸いと言えば、誰もコレが「屁」の事だとは思わないことだけだった。
名称を決める時には、慎重にしなければならない。
さて、“馬鹿会”の当て字は何がいいだろうか?