おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

反撃

2006年08月25日 | 日記・エッセイ・コラム
“イラッ”とする事への、ささやかな反撃を考えてみる。

車で走っていると、高校生の乗った自転車がふらふらと走っている。

(危ないヤツやなぁ~)

反対車線に出てまで抜こうとした瞬間!そいつは、何のまえぶれもなく
道路を横切る!

“イラッ”

こんな時、考える。

“横切り終えた時に、チェーンがはずれる。”
なんてのはどうだろう?
不用意な横切りは減らせるはずだ。偉い人、そんなセンサーを考えて欲しい。


おばちゃん。

おばちゃんと言えば“大阪のおばちゃん”
その“つわもの”ぶりは、全国的にも有名である。
平然と男子トイレへの侵入はもとより、その行動は“おばちゃん”色に染まっている。

しかし、愛すべき行動も中にはあるのだ。

車で走っていると、はるか前方に車から降りようとしている“おばちゃん”を確認。
対向車もないので、余裕で避ける態勢に入る僕。
その時である。
まるで“サイボーグ009”のように、おばちゃんは「加速装置」を使って移動する。
距離にして3メートルも無いだろう。
その距離をおばちゃんは“急いでますよ!”的な動作で、機敏に移動する。

これを人間行動学で言えば、

“おばちゃんの小走り”

と言う。

これは随所で見る事が出来る。歩くのと変わらない早さの“小走り”で、
“急いでいる感”や“迷惑かけてスミマセン感”を演出しているのだ。

なんと可愛いことか。

それが残念なことに、おっさんや若いヤツらには、この“健気さ”が少ない。

車が行きかう中、平然とゆっくり歩いて道を渡る。
何の余裕か?かっこいいのか?

“イラッ”

こんな時、考える。

「危ない」事を知らせる為に、車体前方から吹き出る“ウォッシャー液”が
百発百中の精度で、歩行者の“股間”にヒットする。

怪我をしない程度の、“おもらし”状態にできる優れモノ。
世界に誇る日本の自動車業界の人。こんなセンサーは考えて欲しい。


迷惑メール。

ある事情によって、メール設定をしていない僕の携帯電話。
頻繁に迷惑メールが届く。
最盛期には、朝起きた時点で“60通”の迷惑メールがたまっていた。

“イラッ”

こんな時、考える。

迷惑メールの送信者アドレスをワンタッチで登録。
送信者は“5回”おなじ携帯にメール送信した瞬間、

“ボスッ”

小さな爆発音と共に機能停止。使えなくなる。怪我は避けたいので、
あくまでも使えなくなると言う事を前提に、

“ボスッ”

と小さな爆発にする。演出として煙りを吐く事は付け加えて欲しい。


以前から気になっていた女性から、やっとの思いでアドレスをゲットした。
が、あくまでも「メル友」
彼女は僕の事を「友達」と思っているようだ。

張り裂けそうな、そして、日々募っていく彼女への思いを伝えたくて、
メールを送る。
今日も、明日も。

(彼女に僕の想いは伝わるだろうか?)

彼女の笑顔を想い浮かべつつ、送信!



 
 
 
 
“ボスッ”




 
 
伝わらなかったようだ。



ってことにならないように、
偉い人、この件に関しては慎重に開発して欲しい。

 
 





コメント
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