タイミング

おっせかいな話である
　
何が？ですって
あれですよ、あれ
最近の

“今が泣くタイミングですよぉ！”
　
って言う番組
全てを見たことがないから
悪口を書けないのが残念だが
あれはどうなんだろう
　
昨今、番組にも流行があって
この年末は各局“泣ける”がキーワードに
なってるらしい
まぁ、日本映画にもよく見られるけど
　
“泣く”
　
タイミングがいかにもってのが多い
そりゃ、ほたるの墓なんて
毎回同じ所で泣いてるし
ラピュタやカリオストロだって
同じ場面で感動したりするもんだ
だけどそれは僕が感じる絶頂期であって
教えてもらうものじゃない
　
それと個人的には
　
“感動”
　
って言葉が
少々軽く使われちゃいませんか？って思う
もっとね、こう、本当に心震わすような
もう、言葉に表されないような気持ちを
表現すれば感動ってことなんだと
思うわけだが、これも僕が感じることであって
使ってる人とは、沸点が違うだけの話だ
　
テレビで見ていてもうひとつのめり込めない点に
ワイプに映るタレントの涙がある
笑い声を挿入するのと同じで
　
“はい、ここが泣くポイントです”
　
視聴者にそこまで手取り足取り
サービスしなくても、泣きたい時には泣きますよ！
って話なんだと思う
　
まぁ、ここまで書いてなんだが
泣く番組の方が実はしっくりくることが多い
面白くないお笑いを無理やり笑っている人を見て
おまけに
　
“大笑い”　
　
なんて審査されても、白けるだけです
そんな事、ないですか？
　
あると思いますけど・・・