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ほんとうのこと

2008年12月20日 | 日記・エッセイ・コラム
言い争うほど喧嘩が出来れば
どれだけいいか
 
オカンとオレ
お互いに超卑屈な性格をしている
で、だ
お互いに相手に気を使って自分の気持ちを
押し殺す
そして
 
「どうせ、オレなんか」
 
と、一人で完結させようとするのである
“自分はこう思われている”
常に周りの目を気にして
思い巡らせる考えは斜めに傾く
 
会話の途中は勿論のこと
通りかかった道々で笑い声がすると
 
「オレのことを笑ってる」
 
と、絶えず被害妄想を爆発させる
 
言葉の行き違いを恐れ
訂正しようとする
それは会話の中では、いらない事かも
知れないのに
わざわざ、言い訳にも聞こえる
訂正をしようとする
 
深みにはまる
 
オカンとだけじゃない
言葉の“アヤ”と言うか
自分の思いとは違った響きで相手に
聞こえていないか?と自問自答する事もある
 
(そんなつもりじゃなかった・・・)
 
心の中で呟いてみても
何度訂正しようと思ってみても
相手の感情をコントロールなんて
出来ないのにもかかわらず
自分の思いを新たに紡ぎ出す
 
あぁ、言葉とはなんだろう?
 
言わないと伝わらないのに
言っても伝わるとは限らない
 
ここにある本心が