おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

偽善者

2008年12月18日 | 日記・エッセイ・コラム
自転車通勤を始めてもうすぐ半年
毎朝気になることがある
 
一ヶ月前までは、車の通りの少ない
山越えの道を爽快に颯爽と通勤していたが
猟解禁で、乾いた発砲音を聞いてからは
交通量も多い、峠越えの道を通っている
 
それまでも、帰り道は峠越えを通っていたから
それなりに気付いてはいたけど
朝からその光景を目にするようになって
少々憂鬱な気持ちが広がったような
気がする
 
ゴミだ
ポイ捨てのゴミ
道路の傍らに、転々と続くポイ捨ての道
年末やら、夏場にクリーンキャンペーンって
ゴミ拾いをやっているのを目にするけど
これはなかなか拾い甲斐があると思う
 
ペットボトル、空き缶、煙草の空き箱、お菓子の袋
弁当の残骸、大量のティッシュペーパー・・・・
 
煙草のポイ捨てをしていた自分としては
捨てられたゴミを見て、素直に怒る気持ちには
なれないが
それにしても、いろいろなゴミが
無造作に捨てられている
 
(どうするべきか・・・?)
 
悩む
 
拾えばいい
簡単な事だと思うけど、偽善者に見えなくもないし
だからと言って、何もしないで
ただ、捨てるなと怒るのもいかがか?と
捨てる奴を怒る気はないものの
自分が使っている道が汚れているのも
気持ちのいいものではない
そう考えれば、行動は決まってくる
 
今日から実行してみた
数十メートル分のゴミを拾ってカゴに入れる
ペットボトル2本、空き缶1本
煙草の空箱2つ、あと、お菓子の袋を数点
 
前カゴに入れてみたが
どうも、ゴミを拾っているオッサンにしか
見えない
客観的に見てみると、やっぱオカシイか?
 
ただ、ゴミが減っていくのは
ちょっと嬉しいような気がした
明日からは、ゴミをひとつずつ拾って捨てよう
 
それなら、恥ずかしさも小さくなるだろう