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日々の暮らしのなかで

月刊誌

2008年12月24日 | 日記・エッセイ・コラム
今日はクリスマス・イブ
 
雨は夜更け過ぎに雪へと変わる、イブ
きっと君は来ない、一人きりのイブ
サイレント、イブ
おぉうぇあぁぁーイブ ほぉりぃーイブ
 
年中行事の中でも、バレンタインなんとかって言う
日の次ぐらい、意味が解らない日
生まれてこの方、この日を楽しく過ごした
時間は、総重量にしても
そんなに重くないはずだ
 
パーティーなんて
いつ以来してないだろうか?
いや、ついつい見栄を張ってしまったが
パーティーらしいパーティーは
したことがない
一度あるにはあるのだが
なんとも彩りに乏しい
男だけのカラオケパーティーをしたことが
思い出される
何故か、その理由は思い出せないのだが
今でもそのパーティーの写真を見ると
目頭が熱くなり
背中に冷たいモノが走る 
思い出したくもないクリスマス・パーティーだ
 
小さい頃は、子ども会での
パーティーはあったにはあったが
そんなに楽しくもなく
子どもながらに、大人の人は大変だなぁ~
なんて
何もしないでそっとしておいてほしいぃ!
って、冷めた思いもあった
 
が 
 
そんな僕でも、やっぱりサンタさんは
待ち遠しかった
明け方、薄目を開けて枕元を確認すると
なにやら物体が!
息を飲む
一度目を瞑って、気を落ち着かせ
マンガのようにほっぺたを抓りながら
呼吸を整え、もう一度見る
 
確かにプレゼントのような
なにやら派手なラッピングに身を包んだ
物体がある
 
殆んどの場合、それはマンガの月刊誌だった
1月号ってやつ?いや、2月号だったかな?
 
それを冬休みの間、毎日毎日読んでた
もちろん、小学校の低学年までは
ミニカーとかなにやら、玩具だったと記憶しているが
高学年からは、この漫画本だった
 
小学校のときは、漫画本を買う習慣がなかったから
このクリスマスプレゼントは
心の底から嬉しかった
 
いま、あの感動を味わいたいところだが
あれに勝る鼓動の響きは
そうそう味わえるものではない
 


コメント
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