おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

よく見れば面影が・・・

2010年10月07日 | 日記・エッセイ・コラム
今週末は地元稲荷神社の秋祭
 
村おこしとして、地元公民館で
昔懐かしい写真展が開催されるが、
仕事柄、その写真を大きくする作業を
仰せつかった
 
スキャナーで読み込み、
インクジェットプリンタを使って
A4のサイズに加工する
 
結構昔の写真もあって、白黒からカラー
または、モノクロよりも前!と言った
赤く焼けた写真まである
プロが撮った写真はピントも素晴らしく、
スキャナーを通しても、当時の男たちの
表情までわかるが、
家庭用のカメラで撮ったスナップ写真は
やはり、ボケて厳しいモノがある
 
そんな作業を続けていると
懐かしい写真を見つけた
 
僕が当時9歳ぐらいだろうか
 
乗り子と言われる、祭りに参加する子どもの
中の一人として、記念写真におさまっている
いかにも嫌そうな顔つきで、
仕方なく、一番隅っこに映っているその姿は
今からは想像できないような体型で、
オレもこんな時代があったんだと
自分をみて思った
 
作業を進めていくと、今度はオヤジが
乗り子として映っている写真が出てきた
 
オヤジは、僕が生まれた時には
当たり前だが、すでに大人であって、
少年時代を目にする機会は少ない
そんなオヤジが、カスリの着物を羽織って
記念撮影に映る表情は僕と違って
どこか誇らしげだ
 
そして
 
作業を続けていくと、ついに
お爺さん、オヤジにとってのオヤジが
映る写真が出てきた
 
僕が生まれた時には、すでにお爺さんであって
お爺さんが青年団として記念撮影におさまる姿は
ある意味、オヤジの子ども時代を見るよりも
興味深い
 
オヤジと僕が乗り子として映っていたので、
お爺さんの乗り子姿が見られれば、
スリーカードだったのに・・・・
 
どこかにあるかも?知れないし
その頃に、写真が安価なものだったのか?も
わからない
 
 


コメント
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