おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

伝わりにくい話ですが

2010年10月08日 | 日記・エッセイ・コラム
「恐れ入りますが、どちら様ですか?」
 
これ、僕の言葉です
そして、これ、電話でのやりとりですけど
かけたのは、僕です
 
まるでコントのようなやりとりになり、
自分で自分を嘲り笑ってしまうほどだった
 
ことの成り行きはこうだ
 
クライアントからカレンダーの作成を依頼された
納期がタイトなんで、いつもの取引先では
間に合わないかも知れないので、
新たな工場を探していた 
 
そんな中、クライアントがデータを持って来社された
納期の事を説明して、
なんとか間に合わせるようにやっている事も説明した
 
「お願いします!」
 
爽やかな笑顔で帰っていくクライアント
しかし、この時、カレンダーの値段の話を
するのを忘れていた事に気付いた
以前出した見積もりは、卓上のカレンダーで
壁掛カレンダーである今回は少し高い
 
それを知らせようと思ったが
連絡先がわからない
間に入って世話をしてくれている同級生に
電話をかけた
 
「いや、値段の件で説明を・・・・」
 
そう言って連絡先を聞いたのだが
携帯ではなくて自宅の番号
繋がるかどうか、少し迷って
他の仕事をこなして、昼休みにかけてみようと・・・
 
そんな時、転送にしたままの親父の携帯がなった
仕事場への電話が、親父の携帯に転送される
 
「あぁ、カレンダーの・・・・」
 
親父がなにやら携帯を僕に突き出している
 
(?)
 
意味が解らなかったが、カレンダーの件で!と
言われたので、お願いしていた新しい工場からの
返事かと思った
が、僕がしたのはメール
電話での返事に違和感を感じた
 
親父は電話を掛け直すと言って電話を切り、
転送解除の手順を追ってから、僕に掛け直せと
電話を差し出した
 
が、僕は誰に電話を掛けるのかわからない
不思議な事に、親父も誰が相手なのか
定かでないようだ
 
“たぶん、新しい工場の件だろう”
 
そう思って電話をかけたが話がどうもかみ合わない
で、冒頭の台詞だ
 
そこでクライアントからだと納得した
 
しばらく電話で話していてもかみ合わなかった事も
理解できた
 
間に入っている同級生と僕は
同じ苗字なのだ
 
クライアントが「〇〇さんに言われて」と
言っていたのは
同級生のことだったわけで・・・・・
 
もう少し冷静に
 
落ち着け、落ち着くんだ
落ち着けば、人間たいていの事は出きるはず!
なんだから
 
 


コメント
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