サヨナラゲーム

やっぱり、重みが違うよね
　
初回の先頭バッターが外野フライでアウトに
なるのと、
ビハインドの８回裏に、２死満塁で三振する
四番バッターでは・・・・
　
同じアウトでも、重みが違うんだよ
　
それは、８回になってから気付くのか、
それとも、初めからわかっている事なのか？
　
人間って、結構曖昧で
自分が四番バッターになって
ここで一打出れば逆転だぁ！って時にならないと、
この重みはわからないもんだよね
　
まぁ、僕の場合は、
四番バッターになることも、
これまでも無かったから、
打席の重みと同時に、四番バッターの
プレッシャーにも無縁だから、
その気持ちを書き綴るってことからして
可笑しいんだろうけど、
でも、違うと思うんだよ
　
このアウトが、３回の表なら・・・
　
まだこの試合が同点なら・・・・
　
リードしていれば・・・・
　
打席での気持ちの持ちようは
それぞれのシーンで変わるし、人によっても
変わるだろう
　
個人的なことを言えば、
中学時代、チャンスで打席に入ったとき、
僕は震えていた
　
もちろん、公式戦ではなく紅白戦
　
それでも震えていた
プレッシャーもないはずなのに・・・
　
でも、応援されたから
ベンチから声を出して応援されたから、
何とか打ちたい！って思ったんだろうね
だから、震えてたんだろうね
　
この打席は、内野ゴロだった
　
試合に影響のない、ひとつのアウトだったけど、
僕にとっては、大きな意味を持つ
打席だったんだろうね
　
８回の裏が終わった
　
まだ試合は終わってないと思えるのかな、僕は