おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

営業トーク

2010年07月20日 | 日記・エッセイ・コラム
最近、すれ違う人びととの挨拶は
 
「いやぁ~、暑いですねぇ~」
 
余計に暑くなるが、他に言うことがないぐらい暑い
 
仕事場にやってくる問屋の営業は
今年入社の1年生
いまだにギコチナイ態度で、こっちが緊張してしまうが
今日の挨拶は、ご他聞に漏れず
 
「いや、暑い日が続きますね!」
 
領収書を切りながら、どこかギコチナイ
挨拶をしてきた
 
「ほんまやねぇ!」
 
少し高めの音声で反撃!
梅雨明けを待ってたけど、こう暑ぅーならんでもええねんけどぉ!
 
「連休どこか行かれました?」
 
おっ!もう気温の会話は終わりかいなぁ~と
残念半分、次の会話への検索半分で
頭を切り替える
 
「いや、暦通りで2連休やったからな」
 
答えにならない答えで返す
 
ところで大卒と言えば、20代前半
すでに土曜日は休日だったか?って確認すると
 
「確か、低学年の時は隔週で休みでした!」
 
ほぉ~、そんな年代なんだね
 
「久太郎さんの時は、土曜日も授業があったんですか?」
 
大昔のことを確認されているようにも
思えたが、そうだよぉ!って丁寧に答えた
 
「想像が付きません!」 
 
そりゃそうでしょうね
すでに、学校ってのは週休二日制って事が常識なんだから
 
米飯給食が始まったのは、僕が小六の時だよ!って
教えてやろうかと思ったが、
 
「それまで、何を食べてたんですか?」
 
って聞かれそうだと察知したんで、回避した
 
 



対向車から見れば、俺の車も・・・・

2010年07月19日 | 日記・エッセイ・コラム
病は気から
 
気持ちの持ちようひとつで、自分を苦しめることも
また、救われることもある
それは言葉だったり、友人の励ましだったり
または、新たな発見によって
自分自身を奮い立たせるものだったり・・・・
 
病は気からの言葉通り
人間、気持ちの持ち方によって
随分救われるものである
 
しかし、その逆があることもまたしかり
 
梅雨が明け、この連休はまさに夏を感じる日差し
天気の神様がおられるとすれば、
あまり張り切らないように、お願いしたいほど
 
そんな暑さを感じるなか、車を走らせた
水分補給にペットボトルを積み込み
もちろん、クーラーはフル回転
 
が、時折体温がぐっと上がる感覚に襲われる
なんだ?この違和感
なんだ?この強烈な圧迫感は!
 
しばらくして、それは解決する
 
対向車だ
 
どんなにクーラーを効かせていたとしても
運転席、助手席に男二人の車を見かけると
どうしても暑苦しさを感じずにはいられない
親子連れ、家族連れの定員きっちりの車を
見かけても、そんな感じはないし
女性二人の車なら、爽快感さえ感じさせると
いうのに・・・
 
ひとつにはトラウマがある
暑い夏の日
会社の窓からみた駐車場
そこに一台の軽自動車が止まり、中から
総重量200キロにならんとする男二人が
降りてきた
 
少し眩暈を感じた
そして体温上昇の感覚
もちろん、本当に体温があがるはずもないし、
気温があがるはずもない
 
気持ちの持ちようだけの話
 
ただ、オッサン二人の車は暑苦しいのは事実だ
 
 
 



神様の商売

2010年07月18日 | 芸能ネタ
この弥助と言う男、とにかく運がない
何をやっても上手いこといかへん
毎日和尚さんに愚痴を言いにきては
しょぼくれて帰るのが日課になってました
 
和尚:「今までの話を聞いてると、悪いのはお客さんと言うことやな」
弥助:「へぇ、そうです」
和尚:「ふぅ~ん、そういう心掛けでは、商売はうまい事いかんわな」
弥助:「そうですか?」
和尚:「商売と言うのは、感謝の気持ちを持つが大事やからなぁ~」
弥助:「感謝の気持ち?」
和尚:「商売が出来ることへの感謝」
弥助:「はぁ」
和尚:「お客様がいてくれはる事への感謝」
弥助:「はぁ」
和尚:「感謝の気持ちを持ってこそ、商売の神様に好かれる事が出来る」
弥助:「商売の神様?」
和尚:「そうや、商いを成功させるには、好かれる事」
弥助:「はぁ」
和尚:「感謝の気持ちも持てんようでは、神様に好かれるはずもない」
 
弥助:「そんな神様、ほんまに居てはりますのん?」
和尚:「はい居てはります、居られるからこそ、繁盛する方がいるんですよ」
弥助:「どこに行ったら、会えますのん?」
和尚:「神様だけに、姿形が見えるちゅーもんではないからな」
弥助:「見えませんの?」
和尚:「見つけることが出来へんからこそ、良い行いで気付いてもらう必要があるんです」
弥助:「そんなもんですか?」
和尚:「そやから、まずは感謝の気持ちを持つこと」
弥助:「感謝の気持ちですか」
和尚:「それで次には、好かれる行いをすることやな」
弥助:「好かれる事?それは例えば、どういうことですのん?」
和尚:「それは、商いをする本人が考えることです」
弥助:「そう言わんと、教えてくださいよ」
 
和尚:「ふ~ん、お前と言う男は・・・・・」
弥助:「お願いします、ね、ね、」
和尚:「教えてもらって行動してもね・・・」
弥助:「そこをなんとか!一生のお願い!」
和尚:「まぁ、あんたのお爺さん、お父さんには随分世話になったし・・・」
 
和尚さんからまんまと、普段の善行三か条を聞き出し、
勇んで自分の店に帰ってきました
 
弥助:「これさえあれば、わしも大金持ちになれるはずやぁ!ちゅーことや」
 
ありがたい和尚の言葉を繰り返し読み返し店に近づくと
なにやら、店内を覗き込んでいる女の子が居ます
 
弥助:「あれ、もしかして・・・これか?」
 
和尚の言葉の二つ目、まさにそれと同じ状況
さっそく、和尚の言った普段の行いを
実践する機会が訪れたわけです
 
弥助:「こんにちは!」
少女:「・・・・・・・」
 
弥助:「今日は何がご所望ですか?」
少女:「・・・・・・・」
 
弥助:「・・・・・・・」
 
女の子は、一言も喋ることなく、一礼をして
歩いて行ってしまった
  
 



寸評

2010年07月17日 | 日記・エッセイ・コラム
物事の本質なんて、そんなに変わるもんじゃ
ないのかも知れないね
 
最近のドラマがつまらない!って思ってみても
それは、僕自身が変わってしまったかも知れない
近頃は、視聴率はもちろんだけど、
ヒットドラマはDVD化される
いや、特にヒットしなくてもDVD化されないドラマを
探すほうがムズイかも知れない
 
さらにヒットすれば映画化
そしてその映画もDVD化だ
何が言いたいのか?
 
そう、このDVD化が元凶なんじゃ?って分析
 
DVDを買うって事はコレクションって事なんだと思う
そして、何を基準にコレクションするか?
面白い!と思ったモノを買い揃えるってのは
大前提として、
やっぱそこは、キャスティングに尽きる
出演者の中に、自分がファンの俳優が居れば
それを買うんじゃないのかな?って事
 
だから、ドラマは脚本じゃなくて
出演者!ってことになる
誰々が出てるドラマ!って事だ
 
だから、最近のドラマは
見ている時は熱中しても、記憶に残らない
印象に残る台詞も、時が経てば消える
 
それは勿論、僕が変わってしまった事も
前提に考えなくては、不公平だろう
昔から、面白いドラマもあれば、
記憶に残っていないドラマもある
すべてのドラマを観てきたわけじゃないから
偉そうに評論するのも、本当は可笑しいかも知れない
 
そう 
 
冒頭にも書いたように、
ドラマ自体の本質は変わっていないかも知れないが
僕が変わってしまったんだろうなと
納得せざるを得ない
 
以前は愉しめていた事も、歳とともに
どうしてもハシャゲない自分がいることに気付く
大人なんだし、オッサンなんだし・・・と
自分で自分にブレーキを掛ける
それじゃ、なにも面白くないよぉ!って思うんだけど
やっぱ、味覚が変わるように、
感受性も、少しずつ変わっていくんだろうね
 
ドラマを面白く感じること
 
ただそれだけの事なんだけどな
 
 
 



可憐な彼女がいたなんて

2010年07月16日 | 日記・エッセイ・コラム
普段、見ることのない景色
それは、行くことのない場所
自分に関係ない世界は、意外と多いかも知れない
 
車を走らせていると
動物病院の玄関に、人だかりが確認できた
どうやら、大きな動物を搬入しているようだ
二人掛りだ
何科に該当する動物なのか目視では
分からなかったが、
その傍らにたたずむ天使は
はっきりと確認できた
 
淡い青色の制服
 
なんとも清楚な感じでわないかぁ!
 
しかし、だ
すぐに、絶望とまではいかずとも
なにやら違和感が胸の表面を覆った
 
(あんな綺麗な人がいたんだ)
 
今、うちにはペットはいない
病院の前を通ることはあっても、
かかる動物がいない以上、あの建物の中に
入ることは、ない
 
ハンドルを握ったまま思考を巡らす
 
彼女とお近づきなる方法としては
ペットを飼うことが一番の近道になるはずだ
僕が風邪をひいた所で、
骨折したところで、あの病院内に入ることは
二行使って書かなくてもわかること
 
残念ながら、今のところ
ペットを飼う予定はない
いや、ペットはいるにはいるのだが、
どこからともなく連れて来た魚がいるだけ
あれを持って訪れるのはどうだろうか?
 
魚の場合、元気がなくなれば
やっぱ、動物病院に連れていくのだろうか?
魚の専門医はいるのだろうか?
 
あれやこれやと、振り返ってみれば
時間にして五分にも満たない間に
まさに走馬灯のように、妄想が広がった
 
今日、車をあの時間に走らせてなければ、
二人掛りで運ばなければ、
入り口のドアを手で押さえて置かなければならないほど
大きな動物じゃなかったら・・・・・
 
彼女を見かけた事も、
単なる偶然だろうか?と
 
偶然ですけど