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今朝、ベランダにヒヨドリがやってきた。暖冬で餌に不自由していないのか、この冬、初めての訪問だ。ブログで鳥の写真をアップしている人がいるが、鳥が集まる近くにいるのがうらやましい気がする。ここも畑や田、山が近いが鳥の種類は本当に少ない。昨日、山行の帰りに、車の窓から田に降りて餌をあさる白鳥を見た。そして散歩しながら、木の枝にスズメが止まっていたりすると、慌てて写真に収めるという風である。鳥には、あまり近づけない環境である。
寒雀揺らるる枝を啄める 草堂
立春を過ぎて、寒雀の季節ではないかも知れないが、気温が下がると雀の集団の行動が見られるような気がする。羽を持って自由に空を飛べる能力は、人間にとって憧れであった。死者の霊魂は鳥によってあの世に運ばれるという信仰もある。鳥葬はチベットなどで行われる儀式だが、死者の魂は鳥が運び去り、残された遺体に悪霊が宿らないようにハゲワシの餌に供するのだという。
しかし、近年、鳥が運んでくるウィルスの蔓延の防ぐために、感染した鶏舎の全数を殺すことも行われている。
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