毎年ミモロが節分にお参りするのは、仕事場のご近所エリア、東山の節分です。
まず訪れたのは、「須賀神社」。平安時代の創建当時は、四天王社と呼ばれ、今の「平安神宮」の辺りにあったのだそう。鎌倉時代に北条高時の乱で吉田神社の神楽岡に避難。大正時代になってから、氏子地の現在の場所に戻ります。昭和39年に「交通神社」を併祀し、以来、交通安全の神様として信仰されています。
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さすがインパクトの強いミモロ。神社の方に顔を覚えていただいています。
「あ、いらっしゃる~」とミモロが駆け寄るのは、懸想文売り。京都では、節分にこの「懸想文売り」に会えるのはここだけ。
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不思議な装束の「懸想文売り」は、江戸時代に始まった京都の正月初めのの風俗行事。懸想文とは、いまでいうラブレター。下級公家の副業として、恋文の代筆を…。「だからお顔隠してるのかな…?」
なんでも、ここの「懸想文」は、美人になって、良縁に恵まれ、着物が増える(お金持ちになる)と、評判のもの。女性に大人気のお守りなのです。「だって節分の2日間の限定販売だからね~」と。
節分の時は、境内に特製の御餅が食べられる茶店ができます。
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「どうぞお茶を…」ミモロの場合は、色気より食い気…さっそくお茶を一服。「あ、御豆さんが入ってる~」
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「もしかして、ミモロちゃんですか~」と声をかけてくださった方。「いつもブログ楽しみにしてます。わ~感激、本物のミモロちゃんに会えて~」今日は、お仕事がないので、郊外から町の節分を楽しみにいらしたそう。
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「あのね、それタンスの中に入れとくと、着物が増えるんだよ~」と、以前、購入したことがあるミモロは、先輩顔で…。
今も、タンスのどこかに隠しているミモロ。そのご利益は、相当なもので、着実にミモロの着物は増えていて、すでに押入れダンスの2段を占めるほどに…。
「すごいでしょ~」とミモロ。素敵な出会いをしばし楽しんだミモロは、「あの~鬼さんに会ってきます~バイバイ」と、今度は、向側にある「聖護院門跡」へと向かいます。
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ここは、修験道の総本山。門の前には、山伏さんがほら貝を鳴らしてお出迎え。大きな音があたりに響き渡ります。
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普段、予約をしないと拝観できない境内に、節分の時は、自由に参拝できます。
「あ、鬼さん・・・・」ミモロが門をくぐると、そこには鬼が待ち構えていました。
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「怖くないもの~」と、ホントは、ちょっと後ずさりしましたが、すでに何度か会っているミモロは、ひるみません。「こんにちは~鬼さん」「ミモロちゃん、こんにちは~今年も会えましたね~」と、鬼さん。
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さて、ここで、ろうそくを献上し、本堂に参拝します。
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さすがいつもタイミングがいいミモロです。「豆拾うだけじゃなくて、こういう法要に参列できるのがいいんだよね~」と。
そう、京都の節分は、豆まきだけではありません。それぞれの寺社仏閣での節分会の一連の法要で、厄払いができるのです。
梅がほころぶ境内を後に、ミモロは、これまたすぐ近くにある「熊野神社」に参拝します。
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「自転車がある~」は、お友達のために自転車が欲しくてたまりません。自分のは、去年「ミモロ号」を手に入れたので…。
賞品の自転車をめざし、真剣にくじ引きを…。そこまで中覗かないの…。
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「え~い!」と引いたくじ。「はい、梅です」「う~また自転車ダメだった~」と思わずうなだれるミモロ。「おかしいなぁ~くじ運アップしたはずなのに…」
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茶店で、お茶の接待を受けたり、町内の総代さんたちと熊野詣でのお話をしたり、楽しい時間を過ごしたミモロです。
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家に戻り、「熊野神社」でいただいたものを並べます。
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「お札、お煎餅、福豆、くじ引きの賞品…お茶の接待も受けたし…」奉納したのは1500円。「ちょっと高いけど、きっとご利益あるよね~」といいながら、生八ッ橋をパクリ。
節分が過ぎると、京都は、春へと向かいます。梅の花がほころぶのも今年は早そう…。
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